働く大人が日頃感じるイライラやあるあるを、東京03がゲストとのコントやトークで笑い飛ばす「東京03の好きにさせるかッ!」。うただは、自身の持ち込みコント「友引の正午」で東京03と共演する。
番組では、大阪から迎えた芸人に次のゲスト候補を紹介してもらうのが恒例。ビスケットブラザーズから始まり、ロングコートダディ、ニッポンの社長、ハイツ友の会、そしてうただに声がかかった。大阪・よしもと漫才劇場を拠点に活動しているうただと東京03は収録の日が初対面。うただ、特に一石は東京03の存在がお笑いを始めるきっかけの1つになっているほど憧れを抱いており、「ちょっと夢が叶ったかもしれないです」と恐縮しながら述べ、「うわ、(東京03が)こっち見てるやん……」とまごまごする。相方の宮本は「見たことない相方です」と普段通りではない一石の様子も含めて紹介した。
コントは、人間の“良心“を巡るやり取りを描いたユニークな作品。うただは緊張を感じさせない味のある演技で東京03と掛け合いを繰り広げた。打って変わってトークではやはり様子がおかしい一石。それでもコントについて聞きたいことをここぞとばかりにぶつけ、またとない機会を堪能。収録後に話を聞くと、コンビの存在をリスナーにアピールするより夢中で質問してしまい、「こういうのはよくない。プライベートでしゃべっているわけじゃないんで」と我に返って反省する場面も。「今日お会いしたからといって近づいたっていうのは一切なく、よりすごいなって思いました」と東京03と自分たちの距離を再確認することになったと語った。
なお、そんな彼らは次の大阪ゲストとしてピン芸人の
うただ コメント
──東京03と共演したご感想を。
一石:恥ずかしい限りです、ほんまに。夢のような時間でした。台本を作りながら「これ東京03さんが読むんや」と思うと驚きでしたし、実際読んでもらっているときに感慨深いものがありました。
宮本:もちろん僕も大好きな方で、うれしかったですが、相方が角田さんと掛け合いしているのを見ながら「うわー」ってなりましたね。NSCのときからずっと好きだと言っていた人と掛け合いしてるやん!って、引いてしまいました(笑)。
一石:ほんまにそうやねん。引いた! 夢のような時間でしたけど、今後ないようにします。自分としてはこういうのはよくない。収録なのでね。プライベートでしゃべっているわけじゃないんで……。でも、NSCに入ってから今までで一番うれしい仕事でした。芸人になるきっかけの東京03さんとしゃべるっていうのは夢やったので。今日はほんまに……ずっと調子悪いわ。
──よさを出せなかった?
一石:そら厳しいもんがありますよ! さすがに!
宮本:コンビとしての、フリーのところの面白みはあんまり出えへんかったかもな(笑)。
一石:ただただ聞きたいことをぶつけました。うただを広めるためにしゃべるというよりも、持って帰ろうとする意識が強かったですね。
──コントでは自分たちらしさを発揮できたのでは?
一石:僕は過去一の出来の悪さでした。
宮本:口から音が出てるだけでした(笑)。でも楽しいのは楽しかったんです、すごく。
一石:楽しいやらなんやら……。でも、すごいっすね、あの人ら。セリフあんなパンパンパンパンパンって……。すごいわ、仙人ですわ。我々からすると。
宮本:俺、さっき東京03さん全員と並びでトイレした。
一石:呼んでくれよ、電話で! なんか話した?
宮本:「大阪に持ち帰れる話ができました!」「なるほどね~」みたいな、日常の話ができた。
一石:すごいなあんた! そんなんようできるなあ。
──改めて、東京03はどんな存在?
宮本:一緒にやってみて、よりすごさがわかったというか。相づちとか、話しだしとか、ほんまに細かいところ。
一石:会えはしましたけど、距離は全然近くならなかったですね。前から感じている距離(のまま)。今日お会いしたからといって近づいたっていうのは一切なく、よりすごいなって思いました。
──夢は「東京03と舞台で共演」。
一石:なんせ同じ舞台の上に立ちたいです。
──ではインタビューはこんなところで大丈夫です。ありがとうございました。
一石:大丈夫なわけないじゃないですか!
宮本:今さら何もできないって(笑)。
一石:恥ずかしい……今からボケだしても取り返せない!
宮本:本番終わってからめっちゃボケるヤツわけがわからんて(笑)。
東京03の好きにさせるかッ!
NHKラジオ第1 2023年5月25日(木)20:05~20:55
<出演者>
東京03
ゲスト:うただ
関連記事
うただのほかの記事
関連商品
真輝志 @makishi_okini
リアルタイムで聴いてたら天空までハードル上げてバトン渡されてました
光栄な機会おおきにです https://t.co/gGy4A6UQ7w