働く大人が日頃感じるイライラやあるあるを、東京03がゲストとのコントやトークで笑い飛ばす「東京03の好きにさせるかッ!」。今回はニッポンの社長の持ち込みで、辻による書き下ろしコント「ボートツアー」が披露される。
コントの舞台は遊園地のボートアトラクション。収録では、台本を手にした東京03が「ああー!」「うわー!」「何やってんだよこの野郎がぁー!」とマイクチェックの時間を使って発声練習し、スタッフからは「もう面白い」と笑みがこぼれる。叫びながらのセリフが特に多い角田は「ハードなコントですね(笑)」と喉の調子を心配し、飯塚も「相当テンション上げないと」と気合いを入れて本番に臨んだ。エネルギーをたっぷり注いで演じたコントは一発OKに。音声を確認した一同は「おもろいですね!」「楽しかった」と満足げで、台本を手がけた辻は「無茶やってもらってありがとうございます」と感謝した。
もともとニッポンの社長のファンだったという東京03の3人。トークパートでは、今回のようなツッコミ不在の実験的なネタが多いニッポンの社長のお笑い観について深掘りしていく。また、ニッポンの社長からは「東京と大阪のコントの違いについて」というテーマが持ち込まれ、真正面からコントを語る。
番組では、ビスケットブラザーズからロングコートダディ、そしてニッポンの社長と、大阪芸人の輪が紹介によって繋がれてきた。ニッポンの社長が次のゲストに推薦したのは
ニッポンの社長&ニッポンの社長 コメント
──コント収録のご感想を。
ニッポンの社長・辻:東京03さんとコントをやるなんて信じられへん感じだったんですけど、(コントを)やりながら、だんだんおもろくなってしまって。みなさんのすごい演技力に笑いをこらえてました。
ニッポンの社長・ケツ:もう、「東京03や!」みたいな感じでした。東京03さんは昔から目指してきた存在で、大阪で活動している僕らからしたら考えられへん仕事させてもらってるなと。うれしかったし、楽しかったです。
東京03角田:大きい声出してリアクション取れば面白いっていうネタを書いてくれたので、その安心感で思いっきりやれました。マイクチェックで発声練習してましたけど、その第一声を大声でやっちゃったから結局ちょっと枯れちゃった(笑)。
東京03豊本:先にいただいていた台本を読みながら、「あ、これ何もないやつだ!」って(笑)。実際やってみたら、読んでいたときよりも面白いものになりました。
東京03飯塚:ニッポンの社長のネタはずっと面白いと思っていて。今回やったネタも面白かったし、「なんでこれを面白がったんだろう?」と興味が湧いていたんです。そこを今日、紐解いて話せたのでよかったですね。
──「東京と大阪のコントの違い」というテーマを選んだ理由は?
辻:「東京のコント」と言えば東京03さん。重鎮じゃないですか。
飯塚:俺ら重鎮なの!?(笑) 重鎮は嫌だよね?
角田:重鎮は嫌(笑)。
飯塚:“重鎮”は面白くなさそう。
辻:面白い重鎮です!
飯塚:おもしろ重鎮? “おもしろ重鎮”は面白そう(笑)。でも威厳はなさそう。
辻:東京の人から見て「大阪のコント」ってどうなのかなと気になっていて。僕らが勝手にコンプレックスとして意識しすぎているのかもしれませんけど、東京のコントの要素も入れたいし、影響を受けて変わっていきたいという思いもあったので、今回のトークテーマにしました。
ケツ:僕らの話も正面から聞いていただいてありがたかったです。
辻:大阪の番組だと、だいたい最初にケツが捕まって、イジられて、トーク進まんことが多いんです(笑)。
飯塚:そうなんだ(笑)。この番組のゲストは、俺らが好きだから来てもらっている人たち。ニッポンの社長は伝えるのが難しそうなネタもちゃんと面白くできていてすごいなと思っていたから、ファン目線でいろいろ聞きたかった。
ケツ:普段こんなに褒められることがないから、めっちゃありがたいですけど、こそばゆい感じもあります……!
飯塚:いや、ケツくんは本当にすごいと思う! 顔、フォルム、表現力。
ケツ:え、まだいただけるんですか!? 大阪だとイジられて腐されてボロボロなって終わるので。
飯塚:逸材だよね。
ケツ:これ、録音しておけばよかったです。
東京03の好きにさせるかッ!
NHKラジオ第1 2022年8月4日(木)20:05~20:55
<出演者>
東京03
ゲスト:ニッポンの社長
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ニッポンの社長 辻 @tsujiclassic
なんとあのおも重さんとコントを!!!💦
是非聴いてください!!👂👂👂👂👂👂 https://t.co/gvXUFDnYE9