真輝志が東京03とラジオコント　ビスブラから始まった大阪芸人数珠つなぎ、爆ノ介へバトン

2023年8月31日 10:00 437 10 お笑いナタリー編集部

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真輝志が、本日8月31日（木）放送の「東京03の好きにさせるかッ！」（NHKラジオ第1）にゲスト出演。東京03と初対面にしてコント共演を果たした。

真輝志（左から3人目）と東京03。

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大阪・よしもと漫才劇場を拠点に活動している真輝志を、前回の大阪ゲストうただが紹介。番組では大阪から迎えた芸人に次のゲスト候補を推薦してもらうのが恒例で、「キングオブコント」優勝前のビスケットブラザーズから始まり、ロングコートダディ、ニッポンの社長、ハイツ友の会、うただ、そして真輝志にバトンが渡された。登場する芸人は自身で書いたコント台本を持ち込み、東京03と一緒に演じる。

真輝志（左から3人目）と東京03。［拡大］

うただからネタも人柄も絶賛されていた真輝志は、「ハードルが天空まで上がってて、震えが止まらなかった」と戦々恐々とした様子でスタジオ入り。先輩のロングコートダディ堂前から「東京03さんは、想像通りか、想像以上で来る」と言われており、「3人の足を引っ張ることが怖かったので、そこに全力を注ぎました」と演技にも集中したことを明かしている。番組内では自称「東京03の一番弟子」ビスケットブラザーズ原田がメッセージを寄せ、真輝志について「『そういうふうに見ているんや』と思うようないやらしいネタだけど、品がある」とコメント。その真輝志が番組のために書いてきたコント「再会」は高校時代の友人との久々の再会が思わぬ方向に進んでいくストーリーで、無事に録り終えた東京03飯塚は「これはいいコントだよ」と何度も感心していた。

トークパートでは4人でじっくりとコント談義。真輝志はここぞとばかりに東京03に質問をぶつけた。また、真輝志が次回の大阪ゲストとしてザ・プラン9のメンバーである爆ノ介の名前を挙げると、東京03はまたしても会ったことのない若手と知り合えることに期待。飯塚は「楽しみですね！真輝志くんの紹介ですから、間違いない。絶大な信頼がありますから」とここでも真輝志のハードルを上げてみせた。

放送は20時5分から。NHKの配信サービス「らじる★らじる」でも聴くことができる。

東京03と真輝志コメント

──東京03のお三方は初めて真輝志さんとお会いしてみていかがでしたか？

飯塚：コントは本当にいい設定でしたね。お会いしたことはなかったですけど、台本をいただいて、こんなに面白いコントを書ける人なら間違いないだろうなと。実際やってみても面白かったですし、たぶんこの先、どんどん世に出てくる人なんだろうなって思いました。ここで出会えてよかったなと思います。

真輝志：うわあー……（感激した様子）。

角田：コント面白かったですね。最後はちょっといい話になっているし、1つのお話としていいなと思いました。好きなセリフもあって、そこはちょっとやり過ぎちゃったんですけど（笑）。

豊本：最初、「マキシ」さんって音でしか知らなかったんですが、台本に書いてある「真輝志」という字面を見て、いかつい人かなと予想していたんですよ。かと思ったら、普通に腰の低い好青年で、台本もちゃんとしていましたし、名前のイメージとギャップがあって頭がちょっと追いつかないところがありました（笑）。

──真輝志さんはどんな気持ちでこの収録を迎えましたか？

真輝志：お話をいただいてから、ずっとこのことばっかり考えていて、単独ライブみたいな気持ちでした。すごく緊張しながら新幹線に乗ってきて、脇汗もめっちゃかいてて、脇汗の範囲がどんどん広くなって、今、全身が脇になってるような感じです。

飯塚：どういうことだよ！（笑）そうなったらもう脇汗じゃないよ。

──東京03を目の前にして、どうでしたか？

真輝志：コントと言えば東京03さんじゃないですか。だから、“コント”がいらっしゃるというような感覚で。

飯塚：どういうことよ？（笑）

真輝志：ずっと夢見心地でしたね。何が起きているのかわからんくらい。現場に入って、思ったより早めにお三方がいらっしゃったんですよ。東京03さんほどの方ならあと10枚は扉を開けないとたどり着けないのかなって思っていたら、1個目のおっきい部屋にいらっしゃって。扉の枚数じゃなくて、部屋のデカさで稼いでるんやなと。いきなりだったので、そこは面食らってしまいました。実際にお会いしてみて印象が変わったとかはなく、前以上にリスペクトが増えただけですね。

──前回ゲストのうただからのご紹介でした。かなりハードルを上げられていましたが。

真輝志：個別で飲みに誘いまして、「東京03さんのラジオでそんなことはしてはいけない」ってさすがに注意しました（笑）。うただは普段からイジってくれて、今回最高の場をつないでくれて感謝しかないんですけど。

──今日のために5、6本のコントを考えたとのことで、すぐに二度目の出演もありそうです。

飯塚：「R-1グランプリ」で優勝するって言っていたので、優勝してから来てもらえれたらいいですよね。

真輝志：僕言ってましたか。そうか……。

飯塚：少なくともファイナリストにはなってほしいよ。

真輝志：ファイナリストになったら（出て）いいですよね？

飯塚：変わってるじゃん！（笑）「優勝」って言ってたよね？

──ビスケットブラザーズも優勝して“凱旋”を果たしています。

真輝志：そもそも、今回出られたのが変やと思うんです。まだまだ無名の状態で。バカリズムさんとか、錚々たる方の中に「真輝志」が入ってくるのは自分でも違和感があるので、箔をつけて戻ってきたいです。

飯塚：そうなったら本当にうれしいなあ。ファイナリストになったらめちゃくちゃ応援するよ。はじめましてでコントするってなかなかないと思うんです。こんな知り合い方をしたら、ちょっと絆じゃないけど、だいぶ気持ちは乗ります。

真輝志：うわー、絶対がんばろ……。