ドーナツ・ピーナツ、上方漫才協会大賞の名に恥じぬよう「1つひとつの舞台大事に」

2025年1月14日 12:08 1886 10 お笑いナタリー編集部

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昨日1月13日に大阪・なんばグランド花月で「第十回上方漫才協会大賞」授賞式イベントが開催され、大賞をドーナツ・ピーナツが受賞。イベント後の囲み取材では、「重みがすごい。賞をいただいてからが大事やと思うので、NGKでウケられるように今年1年がんばりたい」（ドーナツ）、「激励の意味もあると思いますので、（賞の）名に恥じないようにがんばりたい。まだNGKの舞台は緊張する。1つひとつの舞台を大事にしたい」（ピーナツ）と意気込みを語った。目標は、NGKの舞台にたくさん立つこと。ドーナツは「今日の受賞者の中で一番僕たちが無名。だから、劇場に来てくれたお客さんに笑ってもらって『大賞はこの子らやな』と思ってもらいたい」と話した。

左からジョックロック、ドーナツ・ピーナツ、中田カウス、令和ロマン

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新人賞に選ばれたジョックロック［拡大］

新人賞を獲得したジョックロックは、福本が「ちょっと前まで劇場にすら入れていなかった自分たちがM-1ファイナリストになったり、評価していただいたりしてありがたい。信じられないみたいな気持ちが強かったが、今年は賞に恥じない活躍ができたら」と気を引き締め、「バラエティでも活躍したいが、今はあのツッコミにすべてを頼っているので、あれに飽きられたあとにも生き残れるように……。あれをこっそり使わないときも増やしていきたい」と報道陣を前に本音を語って「それは夜寝る前に考えるやつや！」とピーナツにツッコまれる。また中田カウス会長の「果報は寝て待ては嘘。寝て待ったって何も来ない。いろんな人に会って見聞を広げて」という言葉に、ゆうじろーは「一睡もせず、成長あるのみ。寝る暇なんてない！」と気合いを入れ、「『僕が面白くなる』じゃないですけど、より進化したジョックロックで挑みたい」と述べた。

上方漫才協会の副会長に就任したアインシュタイン河井［拡大］

イベント内では、上方漫才協会の副会長に初代大賞受賞者であるアインシュタイン河井が就任することがカウス会長の口からポロッと出ていたが、カウス会長は「さっき付けです（笑）」と断定。「後輩のことをよく見てくれていますからね。安心して（役割を）渡せる」と話したかと思えば、「河井のあとは、粗品に渡そうかな」。これに、令和ロマンくるまは「その次いいですか？」と列に並んでみせた。

中田カウス上方漫才協会会長と令和ロマン［拡大］

令和ロマンは特別賞を受賞。常々「東京芸人初のNGKの大看板になりたい」と話しているケムリに、カウス会長は「いろんな仕事が来て忙しいと思うけど、その中でも劇場を踏むということ。劇場が芸人を育てる。どんな賞を獲ろうが、続けるということが大事。ここで踏ん張って。今日が再スタート」と激励の言葉を贈る。くるまも「トリという形を目指していきたい」と目標を語った。

そのほか、各賞受賞者は下記の通り。「トータルコーディネート部門～スタイリングピックアップ＆イメージチェンジ～」と題した新コーナーでは「スタイリングピックアップ」としてラニーノーズの歴代衣装を振り返ったほか、天才ピアニスト、豪快キャプテン、エバースが普段のイメージとは異なる衣装を着用してイメージチェンジした姿を披露した。