KOC準決勝で34組熱演、公式アンバサダーのバイきんぐが若いエネルギーに期待

昨日9月5日と本日9月6日、東京・赤坂BLITZで「キングオブコント2019」の準決勝が行われ、今大会にエントリーした2413組の中から予選を勝ち上がった34組が登場。決勝進出を目指して各日1ネタ、合計2ネタを熱演した。

決勝は今月9月21日（土）にTBS系にて生放送される予定。注目の決勝進出者10組は前回同様、決勝の生放送内で発表されていく。本日の準決勝終了後、2012年のKOC王者で今大会の公式アンバサダー・バイきんぐと、前回に続き決勝でMCを務める葵わかなが囲み取材に出席した。本日全34組のネタを客席で見たという小峠は、注目の芸人を尋ねられて「今日めちゃくちゃ面白いと思ったのは、どぶろっく、ネルソンズ、そいつどいつ。この3組はウケてました」とコメント。さらに「『有田ジェネレーション』（TBS）という若手がネタやってる番組に出ているけど、それでも今日見た3分の1くらいは知らない人たちだった。お笑い界は完全に“おじさん化現象”なので若い人たちが多いのはいい。本番は場が荒れるんじゃないでしょうか」と予測した。

また小峠が「西村は仕事もないのに準決勝で1組も見てない。信じられない冒涜！」と苦言を呈すると、西村は「本番に楽しみは取っておく」と自身のスタンスを主張する。西村の優勝予想は、GAG、かが屋、チョコレートプラネットだというが、小峠は「誰が聞きてえんだ」と聞く耳を持たない。葵わかなが昨年の自身のMCぶりを「浜田さんは台本を持っていらっしゃらないので私しか伝える人はいないと思って、必死にやってあっという間でした」と振り返った際には、西村が「立派に務め上げましたよね」とねぎらう場面も。なお葵わかなもこの2日間、会場でネタを見ており、GAG、そいつどいつ、ビスケットブラザーズの名前を注目の芸人として挙げて「何本もドラマを観ているような感覚でした。どの方が決勝にいらっしゃっても白熱すると思う。当日一緒にハラハラしながら皆さんに観ていただけたら」と話した。

囲み取材の終盤に小峠は「『キングオブコント』で人生が変わった。コントをやってる人には一番デカいチャンスなので、なんとかつかんでいただきたい。単純なもので、面白ければウケます。人生変えてやるぞくらいの勢いで思いっきり挑んでほしい」と芸人たちへエールを送る。さらに小峠は「一波乱ありそうなメンバーが残る気がする。若いエネルギーが詰まった大会になるんじゃないかなと思います。この目で見届けたい」と期待し、西村は「『あいつらにアンバサダーしてもらってよかったな』と思ってほしい」と願った。