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NSC東京23期首席は魔人無骨、元漫才師ひょっこりはん助言「こうなる可能性ある」

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「NSC大ライブTOKYO 2018」を制した魔人無骨。

「NSC大ライブTOKYO 2018」を制した魔人無骨。

本日2月19日、よしもとの芸人養成所NSC東京校の23期生による「NSC大ライブTOKYO 2018」が東京・なかのZERO 大ホールにて開催され、魔人無骨が首席の座を勝ち取った。

「NSC大ライブ」は現役NSC生が1年間の集大成としてネタを披露し、優勝を競うもの。13時からの予選で133組が争い、その中から8組が18時からの決勝へと駒を進めた。決勝では妄想が炸裂する漫談の町ルダさん、奇抜な設定が持ち味の1人コントを見せた桐生ザベスト、軽快な掛け合いを繰り広げたルパンらが健闘。魔人無骨との最終決戦に臨んだうみぼうずも、2人の間に漂う独特の空気感やいつまでも耳に残るようなワードを印象づけて観客を引き込む。また、惜しくも同率9位で決勝へ進めなかった男性2人、女性1人のトリオ・ムウマ、厄介なキャラクターのザ・ITOは悔しさをにじませながらも、MCのはりけ~んずとトークして会場を盛り上げた。

魔人無骨は予選1位通過でそのまま133組の頂点に。紺色と茶色という渋い色合いのジャケットで風格漂う彼らは、慶應義塾大学在学時からコンビを組んでいただけあって息の合った漫才でしっかりと笑いを取り、ライブ後の囲み取材では「信じられない」(高比良)、「ほっとしました」(松井)と驚いたり、安堵したりとそれぞれの心境を語る。NSCのクラスでは「偏差値60くらい」の絶妙な位置だといい、「優勝候補は予選で散っていった。この大会、荒れています」と自分たちの勝利を客観的に分析してみせた。

先輩として招かれたひょっこりはんは「センターマイクまでの歩くスピードが1位獲る奴の風格だった」と評しつつ、「フレッシュさが必要。(マイクまで)タタタって行ったほうがいい」とアドバイス。もともとカッチリとスーツを着て漫才していた自身の経験を踏まえて、「何があるかわからない。(自分のように)こうなる可能性あるよ」と忠告して笑わせた。同じく先輩ゲストのゆにばーす川瀬は「M-1(グランプリ)でぶち殺す」と手荒く祝福し、歴代首席の解散が多いことから「ご愁傷様です」と嫌味を述べる。一方で「ある程度まで順調にいきそう。壁にぶち当たってからどうがんばるか」とエールも。ゆにばーす・はらは「インスタやったほうがいいよ」と助言したが、川瀬に「そういうタイプではないやろ!」とツッコまれていた。

魔人無骨には優勝特典として、今田耕司、東野幸治がMCを務める芸人発掘番組「本能Z」(CBC)への出演権が贈られる。高比良は明石家さんまの大ファンで、小学校の自由研究では「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)でさんまが手にしている「でっかい棒」を作ったというエピソードを披露し、「本能Z」をきっかけにさんまと共演できる日がくることを期待。また先輩芸人から「人気出るタイプじゃない」とイジられると「中田カウス・ボタン師匠のような大漫才師を目指してがんばります。ずっと劇場にいると思います(笑)」と意気込んだ。魔人無骨をはじめ、この春から芸人として本格的に活動を始めるNSC東京23期生に期待しよう。

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