吉本新喜劇の中山美保死去、未知やすえ「永遠のマドンナだった」

吉本新喜劇の中山美保が先月2月7日、肺血腫による呼吸困難のため大阪市内の病院で死去した。78歳だった。

「吉本のミポリン」の相性で親しまれ、新喜劇でマドンナ役として活躍した中山。2009年に出演した新喜劇が最後の舞台となった。

中山の死去に伴い、座員からのコメントが本日4月5日に吉本興業より発表され、中山を「本当に尊敬すべき大先輩」という内場勝則は「お亡くなりになられたことが今でも信じられないくらいとても元気な方でした」と回想。「私の初舞台は美保姉さんと一緒でした」という浅香あき恵は「緊張してる私にメッチャ喋りかけてくれてありがたかった」と感謝を述べた。

「いつも元気で吉本一の元気者でした」と印象を述べるのは桑原和男。「ともに新喜劇での男性と女性の年長者であったため引っ張っていこうと言っておりました」と同志としての思いを伝える。未知やすえは「新喜劇女優として永遠のマドンナだった。台詞覚えは誰よりも早くお稽古も台本を持ってるお姿は見たことがなかったです」と尊敬の念を示したほか「毎日、寝る前にビールとおはぎを食べるのが楽しみなのよ！」と可愛らしく話していたことを振り返った。