吉本新喜劇が文楽&講談と融合する「伝統芸能新喜劇」 作・演出は久馬歩

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吉本新喜劇が文楽、講談とコラボする公演「伝統芸能新喜劇」が10月22日(火)と翌23日(水)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールで開催される。

「伝統芸能新喜劇」フライヤー

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吉本新喜劇からは内場勝則未知やすえ、安尾信乃助、今別府直之森田展義らが出演し、久馬歩(お~い!久馬)が作と演出を担当。また文楽界からは豊竹芳穂太夫、鶴澤友之助、吉田玉翔、吉田玉路、吉田簔之、講談界からは玉田玉秀斎が参加する。

新喜劇は、とある寂れた商店街が伝統芸能を用いて“古典スタイル”で活気を取り戻そうとするストーリー。久馬は「どこまで許されるのかわからないまま、好きに書かせてもらいました。新喜劇と文楽と講談の融合、楽しんでほしいじゃあ~りませんか」とコメントしている。

豊竹芳穂太夫 コメント

豊竹芳穂太夫

豊竹芳穂太夫[拡大]

アニメ好きが高じて声優を目指し、舞台俳優から歌舞伎俳優を志して文楽の太夫となった、非常に平凡な経歴を持つ私ですが、小学生の頃は毎週土曜日のテレビで見る吉本新喜劇が楽しみでした。伝統芸能新喜劇のお話をいただいたとき、楽しみが押し寄せ、少しの不安に駆られました。面白いもの、楽しいものを創り上げたいのですが、文楽の伝統に傷をつけてはいけない。新喜劇の座員の皆様の胸をお借りして、体当たりでチャレンジしたいと思います。世紀の瞬間を是非劇場にてご覧くださいませ!

鶴澤友之助 コメント

鶴澤友之助

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30年前小学生だった頃の半ドンの土曜日。学校から帰ってお昼ご飯を食べながらの吉本新喜劇が、毎週末の楽しみでした。文楽の三味線弾きになった今、「まさかその新喜劇の舞台に立てるなんて!」と大阪人としてとても気合いが入っています。文楽の三味線弾きになってからは解説などでお客さんの前でしゃべる機会が増えました。毎回、伝統芸能ということで敷居を高く感じないように、笑いを交えながら分かりやすく喋ろうとするのですが、そう簡単ではなく……この機会に、少しでも笑いの真髄を盗めたらと思います! 文楽も吉本も、大阪で生まれ培ってきたもの。お互いの芸が寄り添って素敵な舞台が出来上がると期待しています! 本番をお楽しみに!

吉田玉翔 コメント

吉田玉翔

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このたび、吉本新喜劇に文楽人形が参加することになりました。これは、日本の伝統芸能である文楽と、笑いとエンターテインメントの要素が融合する画期的な試みです。文楽人形は、一体の人形を3人で遣う世界でも類を見ない大変珍しい遣い方をします。その独特な表情や動き、そして伝統的な衣装が持つ優美さと風格で観客を魅了する存在です。文楽人形たちも、新しい舞台での挑戦に意気込みを持っていることでしょう。この異色のコラボレーションが成功すれば、日本の伝統文化と現代のエンターテインメントが融合した新たな魅力的な舞台が誕生するかもしれません。文楽人形と吉本新喜劇の共演が、新たなるエンターテインメントの歴史を刻む一大イベントとなることを期待しています。

玉田玉秀斎 コメント

玉田玉秀斎

玉田玉秀斎[拡大]

講談は実在した歴史上の人物の物語を語ることが多い伝統話芸ですが、三代目・玉秀斎は猿飛佐助、霧隠才蔵など、それまで知られていなかった架空のヒーロー忍者の物語を創作し、真田十勇士を完成させました。それが映画やマンガ、ゲームにも取り入れられ、大正時代に大ヒットを巻き起こしました。三代目・玉秀斎たちが創作した忍者物語は湯川秀樹、川端康成、幸田文、林芙美子なども読み、彼らの作品などでその模様が綴られております。今では世界の人々が「日本と言えば忍者」と思う方が多いそうですが、その原点は大阪にあったんです。まさに大阪だからできる「おもろいからやってみよ」精神が漲っているコラボ企画です。「日本と言えば伝統芸能新喜劇」と言われるかどうかは、ご覧いただいてのお楽しみです。

内場勝則 コメント

内場勝則

内場勝則[拡大]

今まで、くまモン、歌手、俳優、ハリウッドスタースポーツ選手、政治家の方とあらゆる方々とコラボしてきましたが、今回は日本の伝統芸能、うちにも「すゑひろがりず」がいて馴染みはありますが、なんせこのたびは本物、芸能のルーツの伝統芸能がおちゃらけの新喜劇の土俵の中でどういう形になるのかお客さまより私達の方が楽しみです。

久馬歩 コメント

内場勝則

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吉本新喜劇と伝統芸能のコラボ。どこまで許されるのかわからないまま、好きに書かせてもらいました。新喜劇と文楽と講談の融合、楽しんでほしいじゃあ~りませんか。

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伝統芸能新喜劇

日時:
2024年10月22日(火)18:00開場 18:30開演
2024年10月23日(水)13:30開場 14:00開演 / 18:00開場 18:30開演
会場:大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA SSホール
料金:大人前売6000円 大人当日6500円 子供2000円
チケット:すんの会、FANYチケット、チケットぴあ、ローソンチケットで8月24日(土)11:00から8月26日(月)11:00まで先行販売、8月31日(土)10:00に一般発売。
<出演者>
●文楽
太夫:豊竹芳穂太夫
三味線:鶴澤友之助
人形:吉田玉翔 / 吉田玉路 / 吉田簔之

●講談
玉田玉秀斎

●吉本新喜劇
内場勝則 / 未知やすえ / 安尾信乃助 / 今別府直之 / 森田展義 ほか

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