本日7月5日、
先月6月に文庫本で発売された「金メダル男」は、内村が脚本・監督・主演を務める同名映画の原作として自身が書き下ろした長編小説。主人公・秋田泉一が水泳や剣道、陸上、絵画、俳句といったさまざまなジャンルの1等賞にとことん挑み続ける姿が描かれており、今年4月から6月まで読売新聞の夕刊で連載されていた。
内村は、聞き手を務めるクリエイティブディレクター・嶋浩一郎とともにステージへ。2011年に自身が手がけた一人舞台「東京オリンピック生まれの男」が「金メダル男」のもとになっていることに触れ、「2011年のときはオリンピックの開催がリオ・デ・ジャネイロまでしかわかってなくて。まさか映画と小説になるときに、東京オリンピックが決まってるとは思いもよらなかった。不思議な縁を感じました」としみじみ語る。
続いて嶋から「主人公はいろんなジャンルのことに挑戦しますが、ご自身とも近いんですか?」と質問された内村は「自分の中では小説も舞台も映画もお笑いを通っている。そういう意味ではむしろ一貫してると思います」と回答。一方で「『もし自分がこうだったら』みたいな憧れもあるんでしょうね。世界を旅するシーンは特に主人公に憧れる部分がありました。自分は『イッテQ』で海外に行くくらいですから」と語り、客席の笑いを誘った。
また嶋は「新聞での連載に届いた感想文を読ませていただいたんですが、『金メダル男』を小説だと思ってない読者の方々も結構いて、『内村さんってこんな波乱万丈な人生を送ってたんですね!』という感想もありました」と明かす。これに対し内村は「そっかー。じゃあ俺、無人島行ってたんだ。相当、俺のことを知らない人ですよね!」と笑いながら述べた。
トークショーの終盤では、内村が本屋で「金メダル男」を見かけたときのエピソードを披露。本の表紙を指差しながら「こいつ目立つんですよ! 平積みしてあって、うれしいなーと思ったんですけど、隣が宮部みゆきさんとか東野圭吾さんとかで。こいつだけ能天気なんですよね!」と自虐気味に語っていた。
なお映画「金メダル男」は10月22日(土)より全国公開される。
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