NSC大阪37期生の首席はセブンズセンス！矢野兵動も卒業生にエール

昨日2月27日、NSC（吉本総合芸能学院）大阪校のライブ「NSC大ライブOSAKA 2015」が大阪・大阪国際交流センター大ホールにて開催され、セブンズセンスが優勝した。

「NSC大ライブ」はNSC現役生が1年間の学習の成果を1本のネタに込めて、NSC大阪の首席を目指す卒業ライブ。今期は大阪37期生98組162名がネタバトルを繰り広げた中、セブンズセンスが「ドレミのうた」をモチーフにした漫才で1位の座を勝ち取った。

セブンズセンスはツッコミの楠元健一とボケの岡田翔太のコンビ。小中学時代の同級生である2人は楠元の大学卒業を待ってNSCに同時入学している。2人には優勝特典として「4月の予定が全部うまっているスケジュール帳」を授与。これに岡田は「次につなげていきたい」と話し、楠元も「僕はフリートークが苦手なので、4月の仕事を生かして平場を鍛えていきたい」意気込みを語った。

首席卒業を果たした感想を聞かれた楠元は、「大学を卒業するとき、親に正社員になれと言われて泣かれたのですが、その願いを蹴ってよかったです。親もNSCの卒業ライブに出ると知って、昨日は晩ごはんにトンカツを作って応援してくれました。この喜びは親に伝えたいです」と喜びを語った。一方、野球留学で山形県酒田南高校に通っていた岡田は「高2、高3と甲子園に行ったんですが、スタメンではありませんでした。というのもショッピングモールで女の子に声をかけたところ、その子が監督の娘で。それから2年間、アルプスでした」と高校時代の苦い思い出を告白。「あの頃があって今の僕があると思うので、首席卒業したことを監督に自慢したいです」と話して笑いを誘った。また、憧れの芸人を尋ねられると、楠元は小籔千豊、岡田はレイザーラモンRGと回答。お互いの憧れの芸人を初めて知った2人は「そうなん!?」と顔を見合わせるひと幕も。

決勝のMCを務めたのは矢野・兵動。矢野は「僕らもおちおちしていられない。未来のスター青田買いができて刺激を受けました」とコメント。兵動も「レベルが高いと思います。先輩芸人のネタと同じ匂いを感じるものもありましたが、そこに若さがプラスされていて俺らにはないセンスを感じます。この子たちの成長が楽しみです」とエールを送った。

なお2月24日に行われたNSC東京校のライブ「NSC大ライブTOKYO 2015」ではブッダマリアが優勝を飾っている。