柳原可奈子、戦後描く長編アニメで明るい奉公人役

来年2014年公開のアニメ映画「ジョバンニの島」（ワーナー・ブラザーズ映画）に、柳原可奈子が声優として出演することがわかった。

本作は、1945年の北方四島で起きた実話をもとにした長編。戦後、ソ連軍の進駐によって引き起こされる島民たちの過酷な運命が、幼い兄弟の姿を中心に描かれる。

柳原が演じるのは、主人公・純平の家に住み込みで働く奉公人・みっちゃん役。誰にでも好かれる明るい性格というキャラクターだ。戦後の暗い環境で明るく振る舞うみっちゃんの姿をどう表現するのか、柳原の演技に注目しよう。

「ジョバンニの島」は来年2月22日（土）に全国公開。柳原のほか、市村正親、仲間由紀恵、ユースケ・サンタマリアらが出演する。

柳原可奈子のコメント

親や祖父母から戦争の体験を聞くこともなかったので、これまで戦争というものを深く考えたことがありませんでした。この作品を通じて、自分がいかに恵まれた環境で生活できているか感じました。私が演じたみっちゃんは明るいキャラクターなので、暗い環境だからといって暗くなりすぎないように気をつけました。