柳原可奈子が北島三郎の隣で興奮、声優キャスト舞台挨拶

劇場用アニメ「ジョバンニの島」（ワーナー・ブラザーズ映画）の完成披露試写会イベントが本日2月10日に東京・ピカデリー内にて行われ、声優を務めた柳原可奈子らが舞台挨拶に登壇した。

本作は、1945年に北方四島で起きた実話をもとにした長編。戦後、ソ連軍の進駐によって引き起こされる島民たちの過酷な運命が、幼い兄弟の姿を中心に描かれる。

既報の通り、柳原が演じるのは主人公・純平の家に住み込みで働く奉公人・みっちゃん役。舞台挨拶で市村正親、ユースケ・サンタマリア、北島三郎といった豪華キャストと並んだ柳原は「素敵な作品に関わることができて、素敵なキャストの中に交じることができて、とても嬉しい。内心『うわ！ 隣、サブちゃんだよ！』と思っております（笑）」と喜んで見せる。

「声のトーンを落とさないで演じた。食べながら話すシーンでは何度もNGを出した」と収録を振り返る柳原。自身の役柄について「健気で前向きな女の子のイメージ。お話の中に一輪咲くお花のような存在（笑）」と美化して話した際には、ユースケから「（キャストには）仲間由紀恵ちゃんがいるんだよ！」とツッコミが入り会場の笑いを誘った。

「ジョバンニの島」は2月22日（土）に全国公開される。柳原は「どんな環境でも子供達はパワーを持っている。子供達にすごく支えられる内容の作品」と評した。