ぜんぶ君のせいだ。のメンバーを1人ずつクローズアップしていく本企画。最終回となる今回は今年1月に加入した青色担当の未来千代めね(みくちよめね)に、ぜん君。加入の経緯や現在の心境を聞いた。
取材・文・撮影 / 古川朋久
加入してから4カ月。それまでけっこうゆったりと生きていたので、ぜん君。に入って急に忙しくなって最初は慣れるまで大変でした。私、もともと引きこもりがちだったんですよ。家から出ないで日中は昼ドラとか毎日観てたくらいで(笑)。かと言ってアクティブじゃないわけでもなくて、気になることがあるとすぐにでもやってみたくなっちゃうんです。例えば精神的に強くなりたくて、友達に「強いメンタル欲しくない?」って誘って一緒に滝行に行ってみたこともありました。でもそのときは楽しいだけでメンタルは特に強くならなかったです(笑)。あとは風船を100個膨らませてみたら楽しいかなって思って、やってみて。突拍子もないことをいきなりやるのが好きなんですかね。
この業界に入ったのも、純粋に楽しそうなことが好きだから。正直アイドルになりたかったわけではないんですよ。自分自身があまりキラキラしたタイプではなかったのでアイドルには向かないだろうなって思いがあったので。でもぜん君。の“病みかわいい”のコンセプトにすごく惹かれてやってみたいと思ったんです。だからぜん君。のオーディションに落ちたらアイドルはやってなかったかなと。ぜん君。の楽曲はほかのアイドルが歌わないような歌詞の内容が多くて、例え病んでいてもそれを肯定してくれているし、聴いてて「寂しくない」って気持ちにさせてくれる。私もそういう人になりたいなって。
高校生のときにはポールダンスを習ってたこともあるんですよ
最初は音源だけでしかぜん君。を知らなかったんです。でもオーディション後に初めて観たぜん君。のライブで、音源じゃ伝えきれないものがあるなと感じました。だからたくさんの人にライブを観てもらいたい。
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未来千代めね ソロインタビュー 2
- ぜんぶ君のせいだ。「わがまま新生Hominina」
- 2017年4月26日発売 / コドモメンタルINC.
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[CD]
1080円 / CMI-022
- 収録曲
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- わがまま新生Hominina
- ここにおいで with まれ・A・小町
- 飢えそなりてぃ
- ぜんぶ君のせいだ。(ゼンブキミノセイダ)
- 如月愛海(きさらぎめぐみ)、ましろ、一十三四(ひとみよつ)、咎憐无(とがれん)、未来千代めね(みくちよめね)の5人からなる「病みかわいい」をコンセプトにしたアイドルユニット。2015年7月に1stシングル「ねおじぇらす✡めろかおす」を発表し、同年10月に愛知・CLUB Zionにて単独公演を開催。初ライブにしてソールドアウトを記録した。2016年には1月に1stアルバム「やみかわIMRAD」をリリース。また同年7月よりワンマンツアー「全国7都市ワンマンツアー~僕喰賜君達ノ全ヲ~」を開催した。同年11月に2ndアルバム「アニマあにむすPRDX」を発表し、リリース直後に行われたワンマンライブをもってメンバーの十字が脱退。また12月に東京・LIQUIDROOMで行われたグループ最大規模の単独公演「ぜんぶ僕のせいだ。」でのライブをもって成海5才が脱退し、同公演で新メンバーの咎憐无の加入が発表された。2017年1月には新たに未来千代めねがグループに加わり、同年2月には新体制初のシングル「Sophomore Sick Sacrifice」を、4月には「わがまま新生Hominina」をリリースした。同年5月より「9都市ワンマンツアー『新生我尽TOUR』」を開催。
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