「WACK TOUR 2020 "WACK FUCKiN'PARTY"」 PR

WACK座談会2020&所属グループ全7組40名直筆メッセージ|セントチヒロ・チッチ(BiSH)、月ノウサギ(GANG PARADE)、MiDORiKO EMPiRE(EMPiRE)、トギー(BiS)、ユメカ・ナウカナ?(CARRY LOOSE)、ナオ・オブ・ナオ(豆柴の大群)、ア・アンズピア(WAgg)

音楽事務所WACKに所属の全グループが出演する全国ツアー「WACK TOUR 2020 "WACK FUCKiN'PARTY"」が、2月8日の宮城・女川町生涯学習センター ホールを皮切りに7都市9公演で行われる。

音楽ナタリーではこのツアーの開催を記念して、WACK所属グループのメンバー7名による座談会を実施。セントチヒロ・チッチ(BiSH)、月ノウサギ(GANG PARADE)、MiDORiKO EMPiRE(EMPiRE)、トギー(BiS)、ユメカ・ナウカナ?(CARRY LOOSE)、ナオ・オブ・ナオ(豆柴の大群)、ア・アンズピア(WAgg)に、それぞれのグループの2019年の振り返りや2020年の展望、WACKの魅力、WACK代表・渡辺淳之介への思いなどを聞いた。

またこの特集では、WACK所属グループ全7組40名の直筆メッセージを一挙掲載。座談会と合わせて、個性豊かなイラストやメッセージを楽しんでもらいたい。

取材・文 / 田中和宏 撮影 / 大橋祐希

WACK座談会2020

左上から時計回りに月ノウサギ(GANG PARADE)、MiDORiKO EMPiRE(EMPiRE)、ユメカ・ナウカナ?(CARRY LOOSE)、ア・アンズピア(WAgg)、ナオ・オブ・ナオ(豆柴の大群)、トギー(BiS)、セントチヒロ・チッチ(BiSH)。

激動、飛躍の2019年

──まず2019年が皆さんにとってどんな1年だったかを聞かせてください。

セントチヒロ・チッチ(BiSH)

セントチヒロ・チッチ(BiSH) BiSHにとっては、これまでで一番大事な年になったと思います。いろんなメディアでBiSHに注目していただいて、本当にいろんな人に知ってもらえたので。活動を5年間積み重ねてきた末にやっと開けた一歩だったので、すごくうれしかったです。WACK所属の女の子がたくさん増える中で、昔も今もブレないメンバーの姿を見ているとやっぱりBiSHって面白いし、いろんな思いが込み上げてきます。BiSHの活動と並行して、自分としてもたくさんの人に出会えたし、お客さんもたくさん増えたし……そんな意味でさまざまな“出会い”の1年だったので、2020年はその出会いをもっと大事にしていきたいなと思っています。

ナオ・オブ・ナオ(豆柴の大群) BiSHさんが出た音楽番組、私は全部観てました。とても……感動しました。特に「2019FNS歌謡祭」がすごかったです。あと年末の「COUNT DOWN TV」で、豆柴の大群がBiSHさんと共演できたのがすごくうれしかったです!

チッチ ありがとうございます(笑)。

──ナオさん、本当にうれしそうですね。続いてWAggはどんな1年でしたか?

ア・アンズピア(WAgg)

ア・アンズピア(WAgg) WAgg は2019年に活動1周年を迎え、「TIF」(「TOKYO IDOL FESTIVAL」)とか大きいイベントにいっぱい出させていただいたし、WAggだけのイベントもたくさんできました。多くの人にWAggの存在を知ってもらえた年になったと思っています。

──WAggからは、ナルハワールドさんがGANG PARADEに、ウルウ・ルさんがCARRY LOOSEに、ハナエモンスターさんが豆柴の大群にそれぞれ昇格、加入しました。

アンズピア 一緒にずっとライブをしてきたので、寂しい部分もありました。でもメンバーが昇格していくのはすごくうれしかったです。

──WAgg出身の方は、やはりオーディション加入のメンバーとは経験的に違いを感じるものですか?

月ノウサギ(GANG PARADE) 野音ライブの前に、ナルハはWAggとGANG PARADEの練習を両立しないといけない時期が1カ月間あったんです(参照:新生GANG PARADE、5年で到達した満員の日比谷野音ワンマンで新たなスタート切る)。死ぬほど大変だったと思うんですけど、すでにWAggでステージ経験もあったし、練習前にフォーメーションも振り付けも全部覚えてくれていて。9人のときもけっこう大変な時期だったので、ナルハが積み重ねてきたものに助けられた部分はあります。WAggで経験を積むと、こんなにもスムーズにほかのグループに合流できるんだなって。

──BiSは8月に「TIF」で第3期の活動がスタートしてわずか半年足らずですが、かなり濃密な時間を過ごしたのではないでしょうか。手応えはいかがでしょう?

トギー(BiS)

トギー(BiS) メンバーみんな素人からのスタートでしたが、たくさんの経験をしてもっとすごいスピードで成長して売れていかないといけないし、常にいっぱいがんばらなくちゃって思ってます。BiSの3期ということもあって、昔からのファンの中にはそれを受け入れられない人がいたんです。でも最初に批判していた人たちの中にも、私たちのパフォーマンスを見てだんだん好きになってくれる人もいて。もっとそういう人を増やすために、ライブを観ただけですごいと思わせたり、好きにさせたりする力が欲しいです。

──チッチさんは3期BiSをどう見ていますか?

チッチ 初めてライブを観たときに「面白いな」と思いました。2期のときはあんまり思わなかったんですけどね。あのライブ、観たお客さんが評価を変えるのもわかる気がする。私、行くとも言わずにライブを観に行ったんですけど、メンバー1人ひとり魅力的だと思うところがあったし、すごく貪欲さを感じたんです。それが面白さの1つかなって。トギーのバカっぽいところはわりと好きです(笑)。

トギー えー! ありがとうございまーす!

チッチ 褒めてないんだけどね……。

トギー わー! がんばりまーす!

──では続いてEMPiRE。MiDORiKO EMPiREさん、お願いします。

MiDORiKO EMPiRE(EMPiRE)

MiDORiKO EMPiRE(EMPiRE) メンバーの脱退と加入があり、NOWちゃん(NOW EMPiRE)が入った現体制になってから、EMPiREとしての色が明確になってきて、EMPiREとしての強さを見出せた年でした。NOWちゃんがダンス経験者だったので、今の体制になってからダンスの難しさがどんどん上がっていて。なので、この1年でWACKの中でもダンスを一番意識したグループになれたんじゃないかなと思います。

月ノ 去年のEMPiREの勢いはすごいなと思いました。この前の「WACKなりの甲子園」のときにリハーサルをずっと観てました。上から目線みたいな言い方になってしまいますけど、「うわっ! ダンスがめっちゃうまくなってる!」と思って。身近にレベルの高い人が現れると自然とメンバーもそのレベルに引き寄せられていくのかな。NOWちゃんが入ったことで、いい化学反応が生まれているんだろうなと感じました。

トギー NOW EMPiREさんは私とほぼ同期なんです(2019年3月開催の「WACK合同オーディション2019」の参加メンバー)。ダンスが本当にすごいですよね。1カ月弱でお披露目だったのもすごい。

──GANG PARADEはいかがでしたか?

月ノウサギ(GANG PARADE)

月ノ まずは念願のメジャーデビューをワーナーミュージック・ジャパンさんからさせていただいて。3月の合宿ではナルハがWAggから初昇格メンバーとして加入して、5月に野音ツアーがあって、夏にはWACKグループ初の舞台「プレイハウス」で主演をやらせていただいて……新しいことまみれの1年でしたね。9人から10人って1人増えただけなんですけど、1桁から2桁になるのは大きな変化で。ライブでは振りだけではなく、フォーメーションの正確さで魅せられるようにと意識も変わっていきました。新しい挑戦が多かった一方で、進むべき道を見失った部分もあったので、正直GANG PARADEにとっては順風満帆ではない年でもありました。だからこそ今年は去年得たことも失ったことも全部背負って進んでいけたらなと思ってます。

──先日の「WACKなりの甲子園」ではグループ発起人のカミヤサキさんが脱退を表明しました(参照:GANG PARADEのカミヤサキが脱退を発表、ラストライブは5月ツアーセミファイナル)。

月ノ そうですね。2020年もまた激動の年になると思うんですけれども、変化を恐れずに、受け止めて進んでいこうと思ってます。

──カミヤさんはWACKの中では古参になりますよね。

月ノ サキさんは唯一WACK発足時から残っているメンバーで、同期が渡辺さんと松隈(ケンタ)さんだと言ってました(笑)。なんだかんだ去年はサキさんがすごくグループを引っ張ってくれていたんですけど、ほかのメンバーがやっていかないといけない部分もあるので、まあみんながみんなカミヤサキになるぐらいの気持ちでいないとダメだなあと思ってます……って、なんだか重い話をしちゃってごめんなさい(笑)。

ユメカ・ナウカナ?(CARRY LOOSE) えー! でもやっぱり本当にすごいですよね! パフォーマンスの立ち位置が本当にキレイ! CARRY LOOSEは4人だから、ああいうフォーメーションを作れないんですけど、ギャンパレさんは「変な形になって、今度は斜めになって、そのあとここでこう入っていくか!」みたいフォーメーションが多くて! よく考えられていて見ているだけで楽しくなるし、何よりカッコいいなって思います。

月ノ ありがとうございます! うれしいです。

──では続けてユメカさん、CARRY LOOSEの2019年はどうでしたか?

ユメカ・ナウカナ?(CARRY LOOSE)

ユメカ 私はオーディションで合格してCARRY LOOSEに加入しました。素敵なお三方(元BiSのパン・ルナリーフィとYUiNA EMPiRE、元WAggのウルウ・ル)と一緒にやれるとは夢にも思っていませんでした。前にやっていたアイドルが終わっちゃって絶望していたんですけど、夢を持ち続けていてよかったな、と。もう一度いろんな人の前で歌って踊って、お客さんの顔を見られるのってすごく幸せなことなんだと改めて感じています。パンちゃんもYUiNAちゃんも同じことを思っているはずだし、ウルちゃんもすごい努力家で、CARRY LOOSEはすごくいいグループ。でも、どうやったらファンの人をもっと楽しませられるのかなってすごく悩んでいて、毎日みんなで話し合ってます。10月にデビューしたばかりで、どういう方向を目指していったらいいのかとか、どうやって自分たちのパフォーマンスをもっとよく見せられるのかで悩んでばかりだったので、2020年はその悩んだことを生かしてもっといろんな人に見てもらって、飛躍できる年にできたらいいなって思ってます。

MiDORiKO YUiNAはもともとEMPiREにいたんです。そのあとBiSに移籍して、BiSが解散してしまって……でもCARRY LOOSEとしてデビューしてくれたのでうれしかったです。ライブを観ていると、4人のバランスがすごくいいなって思うんです。YUiNAちゃんも面白いし、うるさい人もここにいるし(笑)。ウルちゃんはあまり人柄が見えない感じですけど、意外と口が悪いのがいい。それぞれのキャラクターを知っていくに連れて、どんどんいいなって思うグループです。

ユメカ はああ、ありがとうございます……。

MiDORiKO あれ、声小っちゃい!(笑)。

ユメカ とてもありがたいと思って……。

──普段、お二人はお話する機会ってあるんですか?

ユメカ 以前ツーマンライブをさせていただいて、そのあとに一緒に電車乗りました! MiDORiKOさんとYU-Ki(EMPiRE)さんとお話がしたくて付いていったら、全然違う方向に行っちゃいました!

MiDORiKO 一緒にエスカレーター上がって来ちゃって。行き先が違うのに。

ユメカ そう! でも本当に間違えてよかったなって思いました(笑)。行き先を間違えてでもお話ができたからそれはプラスになりました。はい!

MiDORiKO 声が大きいから、ライブ後なのにファンの人にバレちゃうと思ったよ(笑)。

──(笑)。では最後にナオ・オブ・ナオさん。豆柴の大群はまだ始動したばかりですね。

ナオ・オブ・ナオ(豆柴の大群)

ナオ はい、でも改めて。豆柴の大群は「水曜日のダウンタウン」の企画「MONSTER IDOL」で誕生したグループです。ついこの間始動したばかりで、まだ自分たちがどういう状況に置かれているのか正直わからない部分もあります。でも予想以上に多くの方がその番組を観て、このグループを知って応援してくださっています。まだ私たちのことはWACKの中では何も知られていない状態で、番組中の合宿の様子を観た印象くらいだと思うんです。曲も1曲だけですし、元日にアー写がかわいい系から悪そうな感じになったんですけど、エゴサしたらめちゃめちゃ叩かれてるんですよね……。

──確かにTwitterにそういう意見がありましたね。

ナオ でも自分たちがどう見られているのかをまず知りたいから、メンバーみんなけっこうエゴサはしてるんです。WACKっぽい名前の“ナオ・オブ・ナオ”に改名したときも、「なんでこんな名前になったんだ」とかめちゃめちゃ言われたんですけど、それはまだ私たちを知らないからこその感想なんですよね。これから知っていけばもっと魅力が伝わっていくと思うし、まだ見せきれていない部分だらけなので。新メンバーとしてカエデ(フェニックス)が加入して日が浅いんですけど、この間「WACKなりの甲子園」で5人体制の豆柴の大群をお披露目させていただきました。でもまだメンバーの中で同じ方向を向けていないし、自分の得意不得意も補えてない状態でのお披露目でした。番組の中でしか私たちのことを知らない人が多いので、「お金を払ってライブを観に行きたい!」と思ってもらえるようなグループになりたいです。

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豆柴ブームを考える