安本彩花

──Roland VT-12を実際に使ってみて、いかがでしたか？

自分の音程がどのぐらい合っていて、どのぐらいズレてるのか目で見てハッキリわかるので、すぐに歌の練習に使いたいです。

──普段は先生から「ちょっとズレてる」みたいな指示を受けながら？

はい。先生というより、お父さんに（笑）。いつも家で練習してると「これは音程が外れてるよ」とかお父さんが言ってきて、ケンカになるんです（笑）。だからVT-12があればもうケンカしなくて済みます。

──お父さんよりももっと正確な先生が（笑）。

新しい先生です（笑）。

──いつも歌を練習する上で、自分だけのこだわりや独自の練習法などはありますか？

あんまり1曲を通して歌わないで、Aメロ、Bメロ、サビみたいにパートで分けて少しずつ練習してます。流れで歌うと、1カ所1カ所が適当になっちゃう気がして。

──そもそも歌の練習は好きですか？

大好きです！

──では「歌手・安本彩花」として、何か目標はありますか？

カッコよく踊りながら歌う感じよりも、清純派というか……イメージ的には“お花畑にポツンと立って歌っています”みたいな（笑）。そういうさわやかな感じの歌手になれたらなあって思います。

廣田あいか

──短い時間ではありましたが、いろいろ興味深くVT-12の機能を試してましたね。

これはすごいです！ お気に入りの曲も入れられるし、自分の歌も録音できるんですよ。私、いつも練習するときは客観的に聴けるように、ケータイのボイスレコーダー機能を使ってるんです。録音した声を聴き返して「ここがダメだな」って思ったら直して。

──ああ、そうするとVT-12を使えばさらに便利になりますね。

そうなんです。自分たちの曲を入れてから重ねて練習できるので。いつも使っているケータイのレコーダー機能に比べて、音がきれいなのにもビックリしました。全然違う（笑）。

──個人練習はいつも録音した声をひたすら聴き返して？

はい。とにかく何度も歌って、気になったところは歌詞カードに「ここはこういうふうに歌う」ってメモしてます。

──さっき2人でミュージカルみたいな裏声を出してましたけど、ああいった歌い方は先生に習うんですか？

習ってないです（笑）。みんなでいつもふざけて「ハアー」って（笑）。

──あれ独学なんですか！ 2人とも相当うまいので、ぜひエビ中の曲にも導入してください（笑）。では「歌手・廣田あいか」としての目標は？

私は歌うことが大好きだし、歌っている自分が一番好きなんです。誰かの気持ちを動かすような、歌に思いを乗せて伝えられる人になりたいです。