アイドルの先輩であるIZ*ONEを応援したい

──G-DRAGON、BIGBANG、BTSのほかに2018年のK-POPで気になったアーティストや曲はありましたか？

吉本にはK-POP好きが多いので、セブチ（SEVENTEEN）とWanna Oneの名前はよく聞きました。でも僕はまだちゃんと聴いてないです。僕、ハマるまでに時間がかかるんですよ。とにかく腰が重い。自分の悪いところだなってすごく思う。

──Wanna Oneを輩出した韓国の番組「PRODUCE101」にAKB48のメンバーが参加した「PRODUCE 48」が日韓共に大きな話題になりました。番組から誕生したIZ*ONEは12月12日にさいたまスーパーアリーナで開催される「2018 MAMA FANS' CHOICE in JAPAN」にも出演します。

僕、吉本坂46で暫定センターなのに、秋元康さんはIZ*ONEのこと何も教えてくれませんでした（笑）。さっき「MAMA」のオフィシャルサイトで投票状況を見たらIZ*ONEが「女性新人賞」の2位だったので、吉本坂46の一員として応援しますよ。IZ*ONEは僕の先輩みたいなものですからね。

──2018年はTWICEの活躍も目立ってましたね。

僕、TWICEが大好きなんですよ。最初はK-POPアイドルのメンバーに日本人がいることが本当に信じられませんでした。だって日本と韓国ではアイドルに求められるものが全然違うじゃないですか。自分の常識では考えられないことだったんですよ。でも日本でやったショーケースに行ったらサナちゃんがすごい仕切ってて。いい意味で価値観が変わりましたね。

ペンミのMCで「テモリ」は鉄板

──斎藤さんは毎年「SUMMER SONIC」の裏で「HAIR TONIC（通称：ヘアトニ）」という音楽イベントを主催されているそうですが、そこでK-POPも歌うんですか？（参照：トレエン斎藤の歌声にファン熱狂！音楽と笑いの融合フェス「ヘアトニ」大成功）

「ヘアトニ」では基本的に僕が好きなアーティストに扮してさまざまな歌を歌うんですけど、K-POPでいうと今年は“防弾中年団”としてバンタンの「DNA」を歌いました。あとTWICEの「TT」と「What is Love?」を“ツライッス”として踊ったこともありましたよ。

──BTSの曲には振り付けもありますよね？

夜中に吉本の本社とか、ダンススタジオで1人で練習してます。K-POPのダンスはとにかく速いので、足がついていかないんです。バンタンだとVとJ-HOPEでダンスの癖も違うし。

──BTSは何人かで踊るんですか？

僕1人です。だからカッコいい振り付けのメンバーのパートをつなげて踊ります。「ここはJIMIN、ここはJIN」みたいに（笑）。練習するときは、1日目にとりあえず流れだけをざっと覚えちゃうんです。2日目から細かい部分を微調整して覚えていきます。

──カラオケもよく行かれるとか。

吉本のK-POP仲間とよく一緒に行きます。後輩に韓国人がいるんで、韓国語を教えてもらってるんですよ。オリジナルバージョンで歌えるとすごいカッコいいし。とは言っても全然しゃべれないんですけど。「カムサハムニダ」とか「テモリ」とか。

──「テモリ」とはどんな意味なんですか？

“ハゲ”です（笑）。前にEXOのペンミ（ファンミーティング）でMCをしたんです。メンバーはみんな優しかったんですが、言葉の壁があるうえに初対面で進行がすごく難しい。そういうときに「テモリ」は鉄板なんです。ペンの方たちは韓国語を知ってる人が多いし、メンバーが笑うと釣られて笑ってくれる。「天空の城ラピュタ」の“バルス”と一緒です（笑）。困ったときのテモリなんですよ。