Last Prince|進化し続ける“リアル育成型グループ”「キミウララ」発売記念インタビュー

「みんなで集まって書きたい」

──「メモリーソング」はメンバー初の作詞曲です。

JUNYA 僕たちは周年を迎えるたびに「超感謝祭」というアニバーサリーライブをやってて、この公演は「応援してもらうことで成長できていることへの感謝を伝えまくる」というコンセプトなんです。結成3周年の「超感謝祭(~3周年まじで39な~)」で「メモリーソング」を披露するために、初めて5人で集まって歌詞を書きました。最初はパートごとに担当を決めて書く話もあったんですが、意見がまとまらなくなりそうだったので、「みんなで集まって書きたい」と僕が伝えて。みんなで入れたい言葉をどんどん書き出していって、KOTAを中心に詞を考えていきました。応援ソングのような方向性で書いたので、ちょっとしんどいときなどに聴いてもらったら元気が出て、一歩踏み出せるような曲に仕上がっていると思います。アイドルが自分たちで作詞をする曲ってバラード調が多い印象があるんですが、そうじゃない曲にしたかったんですよね。アップテンポでノリがいい曲。結果、生活になじむようなリズムの曲ができたなと。「メモリーソング」がType Aの3曲目、「恋のセーブポイント」がType Bの3曲目で、それぞれ全然違うよさがあると思います。

──KOTAさんが中心になって作詞をしたということですが、歌詞を書くうえでどんなことを大事にしたんでしょう?

KOTA 僕、今の自分に対して「今のままでいいのかな」「どう見えてるんだろう」と迷うことがけっこうあるんですね。そういうときにいつも自分に言い聞かせているのが、「今の自分のままでいいんだよ」とか「人は人、自分は自分」っていう言葉で。僕自身、そういうメッセージがある曲が好きなんです。メンバーとも話して「そういう曲にしよう」と。「メモリーソング」には「君の心 高鳴ってきたのが合図」というフレーズもありますが、そうやって自分の直感を大切にしてほしいし、今自分が楽しいと思うことを信じて続けてほしい。そんな気持ちを歌詞に込めました。僕たちも、そういう気持ちを信じてこれからもステージに立ちたいと思っています。自分も含めて、聴いてくれている人にも自信を与えられる曲になったらうれしいですね。

KOTA

KOTA

──この曲の好きなポイントは?

KOYO 僕のラップパートになっちゃうんですが、「見たい未来へ 自由自在にFly away So焦らずGoing Yeahピンチも上等」っていう歌詞です。ラスプリの活動をする中で大変なことはいろいろあるんですが、「僕たちはたくさんの夢を持って活動している」という強い思いが込められたフレーズだなと思います。サビではPrincessに感謝をしていますし、今応援してくれているPrincessも、これから出会うPrincessも……一緒にいろんなステージを見に行けたらいいな、とこの曲を歌いながら感じています。

HAO この曲を作詞するときに、「ラスプリとして何を大事にしたいか」「ファンに伝えたいことってなんだろう」と考えた結果、「感謝」が大事だなと思ったんですね。だから最後の歌詞が「さぁ1.2.3.4.5 ありがとう」というふうになっていて。「超感謝祭」で「SUPER39」という楽曲をやったりもしたし、Last Princeは「ありがとう」の気持ちを何よりも大切にしているグループなので。その気持ちを歌詞の最後に持ってきて、ファンの方に感謝を伝えているのが僕たちらしくてすごく好きです。シンプルですけど、とても深みのある歌詞だなと思います。

ラスプリも救われる「キミウララ」

──シングルのタイトル曲「キミウララ」はさわやかな王道アイドルの卒業ソングという印象ですが、聴いたときの第一印象は?

JUNYA たくさんの人に好きになってもらえそうな曲だなと思いました。あと、卒業ソングではあるんですが、楽しいときに聴くと、歩くスピードが速くなって駅まで気持ちよく歩いて行けたり、怒ってるときに聴くと心が少しゆったりしたり。「自分の気持ち次第でいろんなよさが出る曲だよね」ってメンバーと話してます。

──特に好きなポイントは?

KOYO JUNYAとユニゾンで歌ってる「『まだまだまだやれる』なんて『諦めるのは簡単じゃない?』って 君だけが言うから また強くなれるよ」というフレーズは、すごく勇気がもらえると思います。僕自身、苦手なことにチャレンジするときにこのパートをライブで歌うと元気付けられるんです。僕はネガティブ思考なところがあって、うまくパフォーマンスができなかったり、がんばっても結果が出なかったりしたときは落ち込むんですが、「キミウララ」に救われてますね。

HAO 歌詞のどこを切り取っても聴く人をポジティブな気持ちにさせる曲になっていて、感情を持っていかれて曲の世界観に入り込めるところがすごく好きですね。レコーディングの際、僕はすごく感情移入して歌えましたし、ほかのメンバーの気持ちもすごく乗ってる曲だと思います。

HAO

HAO

KOTA 特に好きな歌詞が2番の「もしも世界中が君のこと 否定しても僕だけはずっと両手を広げて 受け止めるよ何処にいても」ですね。MVにもそういう描写が出てきますが、生きてると「否定されてる」と感じることが多いですよね。僕も昔バイトをしていたときに、がんばって提案したことを「ダメ」と言われたりして。そういうシチュエーションのときにこの曲を聴くと、「受け止めてくれる人がそばにいるんだな」ってすごく勇気付けられると思います。いつも自分を抱き締めてあげる感覚になりながら、歌ったり踊ったりしてますね。Princessのみんなにもそう感じてもらえたらいいなと思います。

──皆さん自身が「キミウララ」にすごく助けられてるんですね。

KOTA そうですね。僕たちは最初5人で走り出したんですが、今$HUNが休んでいることで、また違う「キミウララ」になりましたし。その時々のLast Princeが歌うことで、どんどん変わっていく曲なので、これからの「キミウララ」も楽しみにしてもらいたいですね。その時々の等身大の「キミウララ」が聴けると思います。

1枚売れたら腹筋30回

──2曲目の「薔薇LOVER」は情熱的なラブソングですよね。

JUNYA この曲はすごくセクシーなんですが、音源の「薔薇LOVER」とライブの「薔薇LOVER」はまったく別ものですね。歌詞がセンスがありすぎてドキドキしちゃいます。

KOTA 「棘が刺さる様に愛を刻もうか」とか、どっから出てきたんやと思いますよね(笑)。

JUNYA ライブではセクシーに腹筋を出すのが裏テーマで、大変な曲ができてしまったなと。この曲が好きな人は「これしか好きじゃないんじゃないか」と思うくらいの沼曲というか(笑)。

KOTA ここまでセクシー全振りの曲は僕たちにはなかったので、4年目にして“セクシー王子様”としての新しい可能性が感じられる曲だと思います。

HAO “大人のLast Prince”という新しい姿を見せられる曲ですよね。

左からKOYO、KOTA、HAO、JUNYA。

左からKOYO、KOTA、HAO、JUNYA。

KOYO 3周年の「超感謝祭」で披露させてもらったんですが、そのチケットを売るために毎日配信をしていて。チケットが1枚売れたらみんなで腹筋を30回やってたんです(笑)。チケットがたくさん売れたときはJUNYAが腹筋を100回とかやって。

JUNYA 2、300回ぐらいやってました。

KOTA 腹筋割れてましたね。

KOYO 「薔薇LOVER」と「メモリーソング」ともう1曲新曲を披露することになっていて、その準備に加えて配信でみんなで腹筋をやっていたので、全員筋肉痛になりながらリハとかやってました(笑)。

KOTA しんどかったっすね。

JUNYA ライブする気あるんか、っていうぐらい大変でした。

HAO 体が痛すぎてね。

JUNYA ライブ前日くらいは休めるのかと思ったら夜までリハやってたね。「明日俺らライブやんな?」っていう話を何回もしました。

KOTA 逆にその熱量のままライブに挑めたのでよかったです。

──結果的に、Last Princeのいろいろなよさが詰まった2ndシングルになりましたね。

KOTA そこなんですよね。キラキラの王子様系の曲もあれば、みんなで盛り上がれる曲や感動する曲、一緒に踊れる曲もあって。僕たちの強みの1つは「バラエティ豊かなグループ」であることだと思うんですが、今回のCDのType AとBだけでもすごくバラエティに富んだ内容になってますね。

HAO いろんな魅力が楽しめるよね。

──最後に、今のLast Princeの目標を教えてください。

JUNYA 「キミウララ」でオリコン1位を獲得することが今の目標です。前作の「ありふれたキセキ」は3位でしたが、今回は絶対に1位を獲って2026年のいいスタートを切らないといけないと思ってます。その後は、いつか立ってみたい場所であるEX THEATER ROPPONGIに向けて、Last Princeの名をどんどん広げていきたいですね。

左からJUNYA、HAO、KOYO、KOTA。

左からJUNYA、HAO、KOYO、KOTA。

プロフィール

Last Prince(ラストプリンス)

2022年12月にデビューした“リアル育成型5人組グループ”。メンズアイドルファンが探し求める、“今まで見つけられなかった本物の王子様”を目指して活動している。ライブと演劇をミックスさせたパフォーマンスが大きな特徴で、メンバー自らがライブの脚本、振付、映像制作などを行っている。2026年2月には2ndシングル「キミウララ」をリリース。同シングルのType Aには、メンバー初の作詞曲「メモリーソング」が収録されている。