(sic)boy「HOLLOW」特集 | ソロインタビュー&アーティスト7名からのコメント (3/3)

アーティスト7名からのコメント

アイナ・ジ・エンド

アイナ・ジ・エンド

アルバム「HOLLOW」でお気に入りの1曲

これ、、、格好良さに置いていかれる系だなーなんて思いながらじーっと聴いていく中で、
ぐいっと心の中に入ってこられるような温度を感じる歌詞に出会って
おもちゃ箱みたいなサウンドに耳が喜んでいるし、気づけば体は踊っていました。
最高でした。
好きな曲は、「(stress)2」でした。垣間見えるダークサイドな顔がたまらないです。
"HOLLOW"
誰のことも置いていかないアルバムだと思います。

(sic)boyへのメッセージ

荒削りみたいな感覚を全然感じなくて、どこからどうみても鋭い矢のようで。
なのに人に突き刺さるときに柔らかく変化して、なぜか優しい気持ちで聴ける感覚がありました。不思議です。
かっこいいだけじゃ終わらせない、そんなところを、とても尊敬しています。
これからも(sic)boyさんから生まれてくる音を、歌を、いっぱい聞いてみたいです。

プロフィール

アイナ・ジ・エンド

天性のハスキーボイスと独自の表現力を武器とするアーティスト。2021年に全曲作詞作曲の1stアルバム「THE END」をリリースし、ソロ活動を本格始動した。2022年、日本初上演となるブロードウェイミュージカル「ジャニス」にて、主役であるジャニス・ジョプリン役を務めた。2023年10月に公開される岩井俊二の監督の最新作「キリエのうた」では主演に抜擢され、10月18日に役名のKyrie名義でアルバム「DEBUT」をリリースする。

Katsuma(coldrain)

Katsuma(coldrain)

アルバム「HOLLOW」の感想とお気に入りの1曲

感想はシンプルにめちゃくちゃやばいアルバム。
ロックバンドをルーツに持ったヒップホップシンガー、というか、ヒップホップシーンで活躍してるロックシンガー?
いい音楽にジャンルなんてもんはどうでもいいんだけど、マジでこのアルバムがアーティスト側にとってもリスナーにとってもロックとヒップホップを繋ぐ架け橋になると思う。
本人がそれを強く意識してるというよりは、純粋に自分の好きな音楽を追求した先に鳴っている音だからこそどちらのファンにもガツンと響くアルバムになってる。
最高です。

本当にそれぞれの曲に色があってよさがあるから1曲に絞るのマジで難しいけど、
「君がいない世界」かなー
JUBEEも大好きだし、何度もコラボしてるからこそ生まれてるこの一曲にお互いのセンスが凝縮されてる感じ。
この曲聴いてカッコいいと思わない人っているのかな?レベル

(sic)boyへのメッセージ

最近仲良くなれてマジで嬉しい、いつかバンドセットでライブやるとき後ろでドラム叩かせてね!!

プロフィール

Katsuma(カツマ)

2007年に名古屋で結成されたラウドロックバンド・coldrainのドラマー。2008年11月にシングル「Fiction」でメジャーデビュー。2023年8月に新曲「NEWDAWN」をデジタルリリースした。2024年2月にはバンドの“帰郷”アリーナワンマンライブを地元・愛知の日本ガイシホールにて行う。

くっきー!(野生爆弾、ジェニーハイ)

くっきー!(野生爆弾、ジェニーハイ)

アルバム「HOLLOW」の感想

猛々しく切なく御勇気いただきつつ御センチでもあり。
人から頂く大量の感情を脳内に着床。
極上の耳ごごち。
ガキの頃に頂いた衝動なるものの復活。
つまりは新たな衝撃をいただきました。
ということはっありがりがっだお❤️

プロフィール

くっきー!

お笑いコンビ野性爆弾のボケ・ネタ作り担当。中嶋イッキュウ(tricot)、新垣隆、川谷絵音(ゲスの極み乙女。、indigo la End)、小籔千豊とともに結成したバンド・ジェニーハイではベースを担当している。

小籔千豊(ジェニーハイ)

小籔千豊(ジェニーハイ)

アルバム「HOLLOW」の感想とお気に入りの1曲

アルバム聴かせていただきました。思った以上にいろんな曲が入っていました。ヒップホップな感じもロックな感じもシティな感じなどなど。映画音楽にもぴったりやなーとか何かのCMにも合いそうやなーとか。多彩でした。なのに統一感もしっかりある。すげえ。

(sic)boyへのメッセージ

その作曲の才能が羨ましいです。

プロフィール

小籔千豊(コヤブカズトヨ)

吉本新喜劇の座長を務めるお笑い芸人。中嶋イッキュウ(tricot)、新垣隆、川谷絵音(ゲスの極み乙女。、indigo la End)、くっきー!(野性爆弾)とともに結成したバンド・ジェニーハイではドラムを担当している。

HYDE(L'Arc-en-Ciel、VAMPS、THE LAST ROCKSTARS)

HYDE(L’Arc-en-Ciel、VAMPS、THE LAST ROCKSTARS)

アルバム「HOLLOW」でお気に入りの1曲

ラルクに影響受けたっていう話で聴いてみたら、そんなレベルじゃなくてかっこよくてびっくりした。最初に聴いたのがこのアルバムに入ってる「Dark Horse」って曲でかっこいい。このアルバムの中だと特殊な曲になるけど。ほかにも良い曲は沢山ある♪ 今度一緒にご飯行くんだ。「曲作ってくんない?」って聞いてみようかな?笑。こういうアーティストが日本を変えていくんだろうな。どんどん暴れまわってほしいな♪

プロフィール

HYDE(ハイド)

L'Arc-en-Ciel、VAMPS、THE LAST ROCKSTARSのボーカリスト。2001年からソロ活動をスタートし、日本のみならずワールドワイドに活動している。2023年9月9、10日に全国ツアーのファイナル公演「HYDE LIVE 2023 Presented by Rakuten NFT」を千葉・幕張メッセ 幕張イベントホールにて開催。11月にはTHE LAST ROCKSTARSとして東京とアメリカ・ロサンゼルスでライブを行う。

Bunta(TOTALFAT)

Bunta(TOTALFAT)

アルバム「HOLLOW」でお気に入りの1曲

「Falling Down」

最初聴いたときは、Fall Out BoyやMy Chemical Romanceの雰囲気を感じる楽曲だと思ったけど、この曲を日本語でメロディもラップもちゃんと(sic)boyのフロウになって消化できてるのがめちゃくちゃ気持ちいいし、ハイブリッドな曲だと思った。

Zepp Yokohamaで叩いた時もバンドアレンジのイメージしやすくて、最初にスタジオで合わせた時から1発でいい感じになったのを覚えてる。

(sic)boyへのメッセージ

最初に知ったのは、サブスクから流れてきた「Ghost of You」。そのときに日本にもロックのトラックでカッコよくラップ出来る奴が出てきたな!?と思ってだけど、まさかライブで一緒に演奏できるとは思ってなかった! 初めてスタジオ入って会って話したとき、ロックの話をいろいろできて今の(sic)boyになるルーツも見えた。そんな中で今回の「HOLLOW」は作品として日本のロックとヒップホップの新しい融合が生まれた瞬間だと思った。やばい作品作ったね!! また俺はいつでもドラム叩きに行くからよろしくね。

ニューアルバム完成おめでとう!!

プロフィール

Bunta(ブンタ)

2000年に同じ高校のメンバーにより八王子でTOTALFATを結成。これまでに10枚のオリジナルアルバムを発表している。OZROSAURUSのメンバーとしても活動し、9月18日に神奈川・横浜アリーナで行われるワンマンライブ「NOT LEGEND」に出演する。

マキシマムザ亮君(マキシマム ザ ホルモン)

マキシマムザ亮君(マキシマム ザ ホルモン)

(sic)boyへのメッセージ

フェスで共演した際にバックヤードで(sic)boyが、とても緊張しながらも、お酒のパワーを借りた感じで僕にソワソワと話しかけてきてくれ、ホルモン愛を熱く語ってくれたのが、とても嬉しかったし、めんこかった。
その時、ボクも「いつも聴いてるよ!」などと言って、Machine Gun Kelly、Sueco、Mod Sun、Ocean Groveらのエモラップにポップパンクやオルタナやラウドロックが融合した系のアーティストの曲を入れて作った自作のプレイリストの中に、唯一の邦楽アーティストとして(sic)boyの全曲も入ってるスマホの画面を思わず見せた気がします。

普段、人間が苦手なボクですが、なんだか彼にはすぐに心を開いた気がする。
お互いシャイなタイプで、どちらかというと陰側の性質があるところが妙に落ち着くのか、歳の差も関係なく高校の同級生の気分で、(sic)boyの事も本名の苗字で呼ぶような仲になった。だから、もちろん、こういう場所でこういった企画に関係なく、ボクは自動的に彼の新作は全曲聴いて、また勝手にプレイリストに入れて普通に生活の中で聴いてるのは言うまでもない。

プロフィール

マキシマムザ亮君(マキシマムザリョウクン)

1998年結成の4人組ロックバンド・マキシマム ザ ホルモンの“歌と6弦と弟”。作詞作曲からバンドにおけるすべてのクリエイティブディレクションを担当する。国内の音楽フェスにおいて屈指の動員を誇る一方、海外での大型フェスにも出演し、各地での単独公演をソールドアウトさせるなど国外の評価も高い。2022年10月にアニメ「チェンソーマン」の挿入歌/エンディングテーマとして「刃渡り2億センチ」を提供。最新曲「恋のアメリカ」のミュージックビデオがYouTube公式アカウントで公開中。

(sic)boy

プロフィール

(sic)boy(シックボーイ)

オルタナティブ、エモ、ラウドロックの要素やJロックにみられるメロディアスなフロウをヒップホップに落とし込んだスタイルで存在感を放つアーティスト。Spotify「RADAR:Early Noise 2021」やApple Music「Up Next」、YouTube Music「YouTube Music Sessions 2021」へ選出されるなど国内で大きな注目を浴び、アメリカの大手ヒップホップメディア・Lyrical Lemonadeで日本人アーティストでは初めて楽曲レビューがアップされるなど海外からも注目され始めている。2023年7月にメジャー1stアルバム「HOLLOW」をリリースした。