ナタリー PowerPush - ロックスミス2014 かみじょうちひろvsピエール中野編
ドラマー2人のギター対決
格段に進化してる!
──「ロックスミス2014」をプレイしてみてどうでしたか?
かみじょう テンションが上がる感じでしたねー。
中野 去年のナタリーの企画で(参照: ピエール中野(凛として時雨)vs 私立恵比寿中学「私立ロックスミス中学」)で初めて「ロックスミス」をプレイしたんだけど、前作に比べて反応速度が断然早くなってますね。
かみじょう 前作もやったの?
中野 うん。「ロックスミス2014」は音の反応の遅れが解消されて、さらに本格的になってる気がする。
かみじょう ドラマーなのに何やっとんの、君(笑)。
中野 人のこと言えないでしょ(笑)。やっぱり弾けるようになると楽しいですね。
──お互いのプレイに対する感想は……。
中野 実は完敗の覚悟で来たんですけどね(笑)
かみじょう ははははは(笑)。
中野 でも、かみじょうくん昔ギターやってたんでしょ?
かみじょう すげえ前の話だからねえ。聴いたことのない曲をいきなりやるのは、ハードルが高いかも。あと初見は難しい!
──「ロックスミス2014」は曲数が前作に比べてかなり充実してるんですが、ラインナップの中で気になる曲はありました?
かみじょう メタル系は気になりましたね。ちゃんと速弾きできたら快感だろうなあ。今度、PanteraとかMuseとか試してみたいですね。
──来年は9mmをはじめ、邦楽の楽曲も追加で配信されますよね。「ロックスミス」が日本でさらに広まりそうです。
かみじょう そうそう。9mmは年明けに「Punishment」「新しい光」っていう速い曲が入るので、ギタリスト魂が炸裂するんじゃないかと。
中野 (スタッフを見つめながら)時雨の曲もぜひ入れてください! ところで滝くんは自分の曲をどう弾くんだろうね? 本人のプレイを間近で観てみたいかも。
“五臓ロック”に染みわたる
──「ロックスミス2014」をどんな人にオススメしたいですか?
中野 楽器に興味がある人だったら誰でも。モードも簡単なのから難しいのまで選べるし、初心者でも楽しくプレイできると思いますよ。細かいアドバイスもちゃんと搭載されてるし。
──初心者にオススメの曲は?
中野 今回弾いたOasisは気持ちよかったですね。テンポも速くないから弾きやすい。
かみじょう Weezerの「Say It Ain't So」も初心者向けかも。「ロックスミス2014」は難易度が徐々に変わっていくシステムも搭載されてるから、練習にはもってこいだし。
中野 そうだね。上達するのがわかるのがいいね。
かみじょう もし次に中野くんと対決するなら、ベース対決したいですね。「ロックスミス2014」はベースでも遊べるし。ギターとベースでセッションっていうのも面白いかも。
──「ロックスミス2014」にはプレイヤーが自由に奏でるフレーズに、AI(人工知能)のドラムやキーボードが自動演奏でセッションする「セッションモード」も搭載されてますからね。このモードで遊ぶと、バンドのような雰囲気が楽しめますよ。
中野 だったら俺、セッションモードで新垣結衣さんとプレイしたい。曲は……バラード系で長い曲がいいなあ。
かみじょう だったら俺だってこんなもさいおっさんとじゃなくて、カワイイ女の子とプレイしたい(笑)。
中野 ちょっと!ちょっとー!
かみじょう 遊び方をレクチャーするのもありだけど、本当は自分のほうがうまくてもわざと負けてあげたりとか。ちょっと隙を見せたほうが、母性本能をくすぐれるかなとか……。そこでプレイするのは「男と女のラブゲーム」でしょうか。
中野 「ロックスミス2014」に入ってねーよ!
かみじょう じゃあ、今後のラインナップの候補に入れてもらおうかな(笑)。
──ミュージシャンで一緒にやってみたい方はいますか?
中野 プロのギタリストと一緒にプレイしたいですね。例えばTKと一緒に時雨の曲ができたら面白いだろうなあ。
かみじょう 俺はB'zの松本孝弘さんとやってみたいですね。「ultra soul」が入ってるんで、ご本人とプレイできたら最高ですね(笑)。
中野 じゃあ俺、「ウルトラソウル!」ってジャンプしに行くわ(笑)。
──最後に「ロックスミス2014」にキャッチコピーをつけるとしたら?
かみじょう 「“五臓ロック”に染みわたる」とかどうでしょう(笑)。
中野 それ以上いいコピー浮かばないわ(笑)。それで!
- Rocksmith 2014 INDEX
- チームしゃちほこ編
- かみじょうちひろvsピエール中野編
- 古村大介編
- Rocksmith 2014 / 2013年11月7日発売 / ユービーアイソフト株式会社 / プレイ人数:オフライン1~2人
- [PlayStation 3] リアルトーンケーブル同梱版 / 8800円
- [PlayStation 3] リアルトーンケーブル同梱版 / 8800円
- [PlayStation 3] 通常版 / 6980円
- [XBOX 360] 通常版 / 6980円
- [PC] / 通常版 / 6980円
リアルトーンケーブル
2人同時プレイにはリアルトーンケーブルが2本必要です。
2940円 ※全機種共通
- 9mm Parabellum Bullet 5thアルバム「Dawning」/ 2013年6月26日発売 / EMI Records Japan
- 完全生産限定盤 [CD+DVD] / 4500円 / TOCT-29168
- 通常盤 [CD] / 2800円 / TOCT-29169
10th Anniversary Live「O」
- 2014年2月7日(金)日本武道館
10th Anniversary Live「E」
- 2014年2月8日(土)日本武道館
かみじょうちひろ
9mm Parabellum Bulletのドラマー。2004年3月に菅原卓郎(Vo, G)、滝善充(G)、中村和彦(B)とともに9mmを横浜で結成し、2007年10月にメジャーデビューを果たす。要塞さながらの特徴的なドラムセットと、テクニカルなプレイで高い評価を得ている。なおライブ中はMCをしないなどクールな一面を見せているが、ブログや雑誌のコラムなどではハイテンションなテキストでファンを楽しませている。
ピエール中野(ぴえーるなかの)
凛として時雨のドラマー。高度なテクニックに裏打ちされたドラムプレイや、ステージで見せる独自のマイクパフォーマンスで多くの音楽ファンの支持を獲得している。CHAOTIC SPEED KING、玉筋クールJ太郎のメンバーとしても活躍するほか、DJやコラム連載でもその才能を発揮。2011年7月には自主イベント「ピエールナイト 海の日年越しライブ」も開催した。2011年9月にドラム教則DVD+BOOK「Chaotic Vibes Drumming 入門編」「Chaotic Vibes Drumming 実践編」をリリースした。
2013年11月14日更新