predia|“大人アイドル”として同世代に夢を与えるため、この6人で歩み始める

今までのprediaになかったタイプの曲調

──新体制第1弾シングル「NAKED」は、生まれ変わる女性を描いた、ビートの効いたソリッドなダンスチューンとなっています。皆さん、初めて聴いたときの印象はどうでしたか?

沢口 曲選びにはいつもメンバーも関わらせていただくんですけど、「NAKED」は何十曲とデモを聴いた中で一番印象に残ったんです。「何にも無かったことにして」ってサビが頭から離れなかったんですよ。ちょっと運命を感じるくらいでした(笑)。それくらいキャッチーな曲です。

水野まい

水野 曲を選ぶとき、私も「断然これだ」って思ってました。大人っぽい歌詞に見えるんですけど、いろんな人の人生観に当てはまるんです。私は、「自分はこういう人だ」って自分の中で決めつけちゃったりする部分がちょっとあるんですよ。でも「私は私のルールを脱ぎ捨てた」という歌詞にあるように、型にはまらず自分も脱ぎ捨てなきゃなと思いました。前向きになれる歌詞だと思いますね。

桜子 prediaの曲で1、2番を争うくらい好きな曲で、レコーディングでも歌詞に気持ちを込めて歌えました。私の中では、うまくいきそうでいかない恋愛を思い浮かべて歌ったんです。相手に対して強さを装ってるけど、ホントはめちゃめちゃ好きっていう。女子ってそういうところがあるので、聴いてくださる方も感情移入しやすいんじゃないかなと思いました。

湊あかね

 私もかなり好きな曲です。今までのprediaになかったタイプの曲調で、歌ってて楽しくて新鮮でした。なおかつ歌詞の主人公が、私たち世代、20代後半から30代前半の人たちにいそうな“あざと系女子”って感じなんですよ。そういう女子になりきった気持ちで歌いました。

まえだ ライブでやっててホントに楽しい曲だなと思うし、あとはお客さんみんなが楽しそうに踊ってくれてるのがうれしいです。prediaはけっこう難しい曲が多いけど、この曲はカラオケでも歌いやすい曲なんじゃないかな。盛り上がるし、カラオケで男の子と女の子とかみんなで一緒に歌ってほしいです。

村上 「NAKED」はメロディも歌詞もキャッチーで覚えやすいんです。サビの歌詞が全部同じフレーズの曲って、今まであまりなかったんですよ。サウンド面はゴリゴリで強いんですけど、歌入れの際は強さもありつつ繊細に歌うのを心がけてレコーディングしました。女性らしい繊細な気持ちも出せるようにしたかったんです。

こんなに脱ぐと思ってなかった

──ダンスのポイントは?

まえだ サビでバッテンバッテンってポーズをするので、そこはすごく覚えやすいと思います。リリイベで「一緒に踊ってね」って呼びかけると、初めての人でも踊ってくれるんです。

沢口けいこ

沢口 ライブでの反応もめちゃよくて、一体感もすごく出ます。お客さん全員が踊ってくれますし、ちびっこも「NAKED」のサビを踊ってくれるんです。それくらいシンプルでキャッチーな振りなんです。カッコいい曲調なのでダンスも激しくなりそうだけど、あえてキャッチーな振りで勝負してます。たくさんの人に浸透してほしいですね。

──あとミュージックビデオが今までにも増してセクシーです。

水野 はい、ベビードールと下着は初でした。

沢口 軽く「下着だよ、脱ぐよ」とは聞いてたんですけど、こんなに脱ぐと思ってなかったので撮影当日びっくりしちゃって(笑)。

村上 シルエット的な感じかと思ってたら、めちゃくちゃ撮るじゃんって(笑)。

沢口 体の仕上げがまだできてない!ってなりました(笑)。でも、カッコよく撮ってもらったので脱ぎ甲斐がありました(笑)。

──すごくカッコいいですよ。

水野 ファッショナブルに仕上げていただきました。今までで一番カット数の多い、時間をかけたMVなんです。

──ファンの反応はどうですか。

桜子

桜子 好評ですね。

村上 カッコいいって言葉をたくさんいただきました。

桜子 YouTubeのコメント欄に「初めてprediaを観たけど、アイドルがここまで脱いで下品にならないのってホントすごい」という反応がけっこう多くてテンション上がりました。

──今までのMVもそうですが、prediaはセクシーでも品があるんですよね。

村上 そこは大事にしたいと思ってます。

まえだ 女性のファンの方から、すごくカッコよかったという言葉をたくさんもらいました。意外とこの曲で、より女の子がライブに来てくれるようになったというのをすごく感じます。