大原櫻子「さよなら」 PR

大原櫻子×水野良樹(いきものがかり)|相思相愛の2人が初タッグ 切なく優しい「さよなら」

大原櫻子がニューシングル「さよなら」をリリースした。

今年8月に秦基博が作詞、作曲、プロデュースを手がけたシングル「マイ フェイバリット ジュエル」を発表した彼女。それに続くように、本作でもアーティストとの豪華なコラボレーションが実現した。その相手は、いきものがかりの水野良樹。水野が作詞作曲を手がけた表題曲「さよなら」は、大原にとって初の失恋バラードとなった。

終わってしまった恋への未練を抱きながらも前へと進む決意をする大人の女性の心情を繊細に紡いだ本作。水野はどんな思いでこの曲を書き上げたのか? そして大原はその世界観を歌でどう表現したのか? 今回音楽ナタリーでは大原と水野の対談をセッティング。曲が完成するまでの過程をたっぷりと語り合ってもらった。

取材・文 / もりひでゆき 撮影 / 藤田二朗

大原櫻子「さよなら」
2017年11月22日発売 / Victor Entertainment
大原櫻子「さよなら」初回限定盤A

初回限定盤A [CD+DVD]
1620円 / VIZL-1286

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大原櫻子「さよなら」初回限定盤B

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大原櫻子「さよなら」通常盤

通常盤 [CD]
1296円 / VICL-37344

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CD収録曲
  1. さよなら[作詞・作曲 / 水野良樹]
  2. everyday[作詞:大原櫻子・小名川高弘 / 作曲:小名川高弘]
  3. Paper Plane[作詞:leonn / 作曲:MIXAKISSA]
  4. さよなら(Instrumental)
  5. everyday(Instrumental)
  6. Paper Plane(Instrumental)
初回限定盤A DVD収録内容
  • 「さよなら」Music Video
初回限定盤B DVD収録内容
  • Making of「さよなら」

要は単純にファンだからです(笑)

──お二人は以前から面識があったんですか?

左から大原櫻子、水野良樹。

水野良樹 音楽番組でご一緒したりっていう意味では面識はありましたし、うちのボーカルの吉岡(聖恵)は個人的に大原さんと仲よくさせていただいてるようで。僕の場合は基本的にライブや舞台を一方的に観せていただいていた感じでしたね。

大原櫻子 私はデビュー前からいきものがかりさんのDVDをめちゃくちゃ観てアーティストとしての勉強をさせていただいていたので、音楽番組でお会いできることがすごくうれしくて。それこそ今日こうやって一緒にインタビューを受けているのもちょっと不思議な感覚なんですけど(笑)。

──水野さんが大原さんのライブや舞台に足しげく通っていたのはどうしてですか?

水野良樹

水野 僕が尊敬している亀田誠治さんがプロデュースされていることにもすごく合点がいくんですけど、歌に対して変な色を付けることなくまっすぐにその魅力を伝えることができる稀有なシンガーだなと思うんですよ。ホントに素晴らしい。要は単純にファンだからです(笑)。で、その活動に注目していくにつれて、いつか曲を書かせていただけたらいいなと思うようにもなっていたところ、今回、僕らのグループが“放牧中”だったこともあってその思いが実現した感じで。

──水野さんからの楽曲提供が決まったとき、大原さんはどんなお気持ちでしたか?

大原 日本のトップアーティストであるいきものがかりさんの楽曲を書かれている、あの水野さんですから。それはめちゃめちゃうれしかったですよ。同時に、私のライブのみならず、お芝居の部分も見てくださっている方なので、楽曲をお任せするにあたってはものすごい安心感もありました。

水野 なのに提出した曲に対して大原さんがすごくビックリされたっていうね(笑)。

大原 そうなんですよ。いただいた「さよなら」は失恋バラードなんですけど、そういう曲を歌うのは初めてなので。「えー!」っていう(笑)。

「これは今、歌いたい!」

水野 大原さんはとにかく明るいオーラを放っている人だけど、ちょっと悲しい歌もすごく合うんじゃないかなと勝手にイメージしていたところがあって。そういった楽曲があることで、明るい魅力もより際立つと思ったし。なので僕なりのド真ん中の曲を投げたつもりではあったんですけど、スタッフさんも含めてみんなに驚かれて。それに対して僕もビックリするみたいな(笑)。

大原 あははは(笑)。ただ、初めて歌うタイプの曲だったからビックリした部分はもちろんあったんですけど、一方ではいろんなことに敏感になっている今の年齢の私に、こういった曲を水野さんが提供してくれたことに対してビビビッと来たところもあって。「今なら歌えるかも!」「これは今、歌いたい!」ってすごく思ったんですよね。

──これまでの楽曲からすると大人っぽい雰囲気はあると思いますが、21歳の大原さんが歌うことに対してはまったく違和感はないですよね。

水野 そうそう。かわいらしい大原櫻子さんのことはみんな理解していると思うから、そろそろ次を見せたほうがいいのかなって勝手に思っていたところもあったんですよね。年齢的に言えば、十代の頃はまだ過去がそれほどないから今を大事に生きていく感じだけど、二十代になるとちょっとずつ過去を持ち始めたりもするじゃないですか。そういう部分を意識して作ったところはありました。

大原櫻子

大原 今までは自分自身もまだ若かったし、応援してくださる方も中高生が多かったりもしたので、自然と友情の歌とか応援ソングを歌うことが多かったんですよね。だからこそ、この「さよなら」をちゃんと表現し尽くせるのかっていう部分ではもちろん不安もあったし、逆に曲のレベルに追いつこうとがんばれたところもあって。結果的に自分の技術が楽曲にちゃんと乗せられたかはわからないですけど、感情を込めやすい曲でもあったのですごくいいチャレンジにはなったなって思います。これをファンの方がどう受け取ってくれるかがちょっと怖くもあり、楽しみでもありますね(笑)。

──作詞、作曲に関してはスムーズに進んだんですか?

水野 いや、実はけっこう難航しました(笑)。大原さんにやっと曲を書かせていただけることになったので「これは一発決めなアカンな」って気持ちになり、それがプレッシャーになっちゃったというか。

大原 えー、そうなんですか! でも水野さんがそれくらいの気持ちで作ってくださったことがすごくうれしい。なんかうまく表現できないんですけど、私自身もこの曲を歌うにあたっては1つの強い覚悟を持って臨んだところがあったんですよ。今の自分の思いを注げる曲だし、この先もずっと歌い継いでいける大事な曲になっていくだろうなと思ったので。時代に流されず、いつまでも消えることがないであろう曲ですもんね……って、そりゃ水野さんが書いているんだから当たり前なんですけど(笑)。

水野 いやいや(笑)。でも喜んでいただけて僕もうれしいです。

大原櫻子(オオハラサクラコ)
大原櫻子
1996年1月生まれ、東京都出身。映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」に登場した3人組バンドMUSH&Co.のボーカルとして、2013年12月にシングル「明日も」でデビューする。2014年11月にソロ名義の1stシングル「サンキュー。」を発表し、2015年1月発売の2ndシングル「瞳」の表題曲は「第93回全国高校サッカー選手権大会応援歌」に採用された。同年3月に1stアルバム「HAPPY」をリリースしたのち、7月に3rdシングル「真夏の太陽」とライブDVD / Blu-ray「1st TOUR 2015 SPRING~CHERRYYYY BLOSSOOOOM!!!~」、11月にシングル「キミを忘れないよ」とリリースを重ねる。年末には「第66回NHK紅白歌合戦」に初出場した。2016年6月に2ndアルバム「V」を発表し、全18公演におよぶ3度目のツアーを実施。ツアーファイナルでは自身初となる日本武道館公演を開催した。2017年3月に映画「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」の主題歌「ひらり」を収録したシングルをリリース。女優としての活動も活発で、ドラマや舞台にも出演している。5月より初主演舞台「Little Voice(リトル・ヴォイス)」が、東京、富山、福岡にて上演された。8月に秦基博が作詞作曲、プロデュースを手がけた「マイ フェイバリット ジュエル」を、11月に水野良樹(いきものがかり)が作詞作曲した「さよなら」をシングルとしてリリース。
水野良樹(ミズノヨシキ)
水野良樹
1982年生まれ、神奈川県出身。1999年2月に小・中・高校と同じ学校に通っていた山下穂尊といきものがかりを結成し、同年11月に吉岡聖恵を迎え3人編成で活動を開始する。2006年にシングル「SAKURA」でメジャーデビュー。ギタリスト兼ソングライターとして、「ありがとう」「YELL」「じょいふる」「風が吹いている」といったヒット曲を多数生み出す。2017年1月のいきものがかりの“放牧”宣言後は、さまざまなアーティストに楽曲提供したり、ラジオやテレビなどさまざまなメディアに出演したり活躍している。