M!LK初の自己紹介ソング

──シングルのTYPE-Aに収録されているカップリング曲「フレ！フレ！オレ！」は自己紹介ソングですね。

板垣　俺、フレフレ！

吉田　逆だから（笑）。

──すでにイベントでも披露されていると思いますが、ファンの皆さんの反応はどうですか？

佐野　僕、この曲の“応援団長”をやっていて……最初のうちは「うまくノれなかったかな？」なんてときもあったんですけど、その反省を生かして「フレー、フレー、M!LK！」っていうかけ声を付けるようにしたら盛り上がるようになりました。あと、それぞれの自己紹介パートをもっとにぎやかにできれば、もっともっと盛り上がれるかなって。

板垣　M!LK初の自己紹介ソングだから面白いよね。自分たちが聴いてても盛り上がります。

──そう、初の自己紹介ソングなんですよね。せっかくなのでそれぞれのパートの歌詞を詳しく見ていこうと思うのですが、最初に登場するのは板垣さんで「オシャレ大好き シャイボーイ」と歌われています。

佐野　最初はシャイだけど、慣れたら全然違うよね。

板垣　そうなんです。芝居の現場とかで最初のうちは周りの人としゃべれないんですけど、打ち解けられるとめっちゃしゃべるから、「キャラ崩壊だね」ってどの現場でも言われます（笑）。最初が極端に人見知りなんですよ。怖くてしゃべれない。オシャレに関しては……最近古着にハマっていて、よく買い物に行ってます。

佐野　もう、彼は何よりもこの抜群のスタイルですよ。パジャマを着ててもオシャレになっちゃいますから。パジャマ姿見たことないけど。

塩﨑　そう、瑞生が着るからオシャレになるんだよ。ジャージ姿で歩いてるときもあるんですけど、それだけで十分オシャレが成り立っちゃうんだもん。

──次に登場するのは佐野さんですね。歌詞には「勇斗ん 大好き 栗きんとん」とあります。

佐野　僕の家の近くに、栗の木がいっぱい生えているんです。昔から季節になるとおじいちゃんとおばあちゃんが栗をいっぱい採って、栗きんとんを作ってくれたんですよ。で、なぜ栗きんとんが自己紹介に入っているかっていうと、僕らの初めてのライブに来てくれたおばあちゃんを喜ばせたいなと思って、ステージで言ったのがきっかけ。おばあちゃん、最初のうちは「厳しい世界だから」と、僕の活動を心配していたんです。でも今はすごく応援してくれているから、うれしいですね。

ライブの定番曲に

──塩﨑さんのパートには、M!LKの“雑音担当”らしく、しっかり「雑音」という言葉が入ってますね。

塩﨑　いや、それが僕、最近大人になって落ち着いたんです。

板垣　（首を横に振る）

吉田　僕も瑞生に賛成（笑）。

塩﨑　うるさいときはうるさいけど、静かなときは静かにしてるっていう、メリハリがついたと思います。発言しちゃうとそこからテンションが上がって、いっぱいしゃべっちゃうことに気付いたから、話したいときだけ話すようにしてるんです。だからホントに雑音は最近減ってきてるんですよ。あと、誰かに向かってガヤガヤ話しかけると上から目線に聞こえちゃうことがあるので、最近僕、メンバーをくん付けで呼んでいるんです。これをやり始めた理由は……瑞生が使い始めたから（笑）。

板垣　そう、僕「最近自分うるさくて、雑音要員になりつつあるな」と肌で感じたので（笑）、悠稀くん、勇斗くん、仁人さんって呼ぶようにしてるんです。

吉田　なんで僕だけさん付けなの？（笑）

板垣　そうしたら、みんなの反応も変わってきましたね。

吉田　変わったっけ？

佐野　変わってないよ（笑）。

板垣　お互い、大人になったと思いますね。

吉田　そうかな？ そんな気はしないぞ（笑）。

板垣　でも太智は雑音担当のままで大人になってほしいなって思います、僕は。ファンの人もそう思ってるんじゃないかな。

──そして、次は山﨑さんですが……。

山﨑　僕のパート、何も説明されてないですよね!?

──ばいきんまんがすごく好きなんだということは伝わってきます（笑）。

山﨑　それだけですよね？ それ以外の内容がない！（笑） みんな、オシャレとか変顔とか雑音とか書いてあるんですけど、僕は菌……。

──菌の種類を連呼していますね。

山﨑　自己紹介の口上とほぼ一緒です（笑）。

板垣　ところで最近はばいきんまん好きなの？ なんか、前よりも見かけない気がする。

山﨑　身に付けるものは今はあまり付けてないです。部屋はばいきんまんのグッズばっかりなんですけど。

板垣　悠稀くんは、ばいきんまんのどんなところが好きなの？

山﨑　声も体形も顔も色も全部好きなんですけど、一番好きなところはドキンちゃんの大好きなしょくぱんまんに嫉妬しているあの感じが、なんか、かわいいなって。

板垣　実は、僕もけっこう好きなんですよ、アンパンマン。わりと詳しいんだけど、ここまでじゃないかな。

塩﨑　悠稀くんは、みんなが必ず通る道の途中にいるんだよね（笑）。

──ばいきんまん以外の情報がないということなので、この歌詞に山﨑さんの紹介を足すとしたら、何を足しますか？

佐野　「キューティ」かな。

塩﨑　あと腹筋ね。腹筋すごい。でもそれより何より、歌がうまいってことを伝えたいかな。

山﨑　ありがとうございます！（笑）

──最後に歌詞に登場する吉田さんは盆栽、将棋が趣味と……。

吉田　そうなんです。和のものが大好きなんですよ。もともと日本にあるものや伝統を大事にしたいなっていう考えを持ってます。

──盆栽は実際にやっているんですか？

吉田　はい、今は4鉢ありますね。

一同　増えた！（笑）

塩﨑　前2鉢だったのに。

吉田　盆栽のほかに植物も育てていて、それを入れると10鉢以上になるかな。

山﨑　めっちゃ多い。

──こうやって見てみると、本当に皆さんのパーソナリティが凝縮されてるんですね。ライブでも定番曲になりそうですよね。

板垣　はい。ホントに、ライブの定番曲になってくれたらいいなと思います。