音楽ナタリー Power Push -「LONDON NITE」35周年特集

「ロック興しの旅は終わらない」大貫憲章が語るロンナイの35年とこれから

「LONDON NITE」35周年に寄せて
浅井健一(SHERBETS)

浅井健一(SHERBETS)

ロンドンナイト、35周年おめでとうございます。
ということは僕が15歳の時からやってるんですね。
19歳ぐらいに名古屋のOZというディスコにロンドンナイトがやってきた時に僕は行きました。
あぶない感じがあった。そもそもOZはちょっと危険な香り漂うディスコだったんですがロンドンナイトは、みんな張り切ってしまうもんだからよりいっそう危険度が増していた記憶です。
大好きな曲で思いっきり踊るのは最高ですね。
最近やってないけど、もう一回やってみたいですね。
憲章さん、あと10年以上頑張って下さい。
期待してます。

浅野踊忠信

浅野踊忠信

10代の頃に何かないか?!と夜な夜なさまよっていた時に横浜の街にもLONDON NITEがやってきました。バンドメンバーの彼女がクラブで働いていたので忍び込ませてもらい、ひたすらに踊り狂いました。それから東京に出てLONDON NITEのDJの方々と出会い! さらに踊り狂って、しまいにはLONDON NITEに出させていただき、さらに踊り狂いました。あれからずっと踊っています(踊) 大貫憲章さんまた一緒に踊って下さい!

伊藤政則(ヘヴィ・メタル・サウンドハウス)

伊藤政則(ヘヴィ・メタル・サウンドハウス)

「君たちがいて僕がいた!」

大貫さんのロンナイが新宿のツバキで始まり、およそ1年後に、私のヘヴィ・メタルナイトが、追いかけるようにスタートしました。どんだけ客が入ってもギャラは月に2万円。今、思えば、若さ勝負のイヴェントでした。しかし、今も場所変えてやってます。精神年齢だけはお互い自慢できますよ。大貫憲章は憧れにして、よき友。共に白髪ははえていますが、生涯現役のDJで頑張ろう!35周年は、単なる一里塚だ!

宇川直宏(DOMMUNE主宰 / 京都造形芸術大学教授) 

宇川直宏(DOMMUNE主宰 / 京都造形芸術大学教授) 

ロンドンナイト(since 1980)はクラブカルチャーにおける「笑っていいとも!」であり「徹子の部屋」である!!!!!!!!!
つまり大貫憲章さんは、安全ピンとスタッズで武装したタモリであり、中指をヲっ立てた黒柳徹子なのである!!!!!!!!!!!
今年35周年を迎えるこの国民的長寿パーティーは、サマー・オブ・ラヴと、セカンド・サマー・オブ・ラヴの谷間に始動し、地下鉄サリン事件も、阪神淡路大震災も乗り越えて世紀をまたぎ、9.11も3.11も体験しながら、親と子と孫を繋ぐ、世代を超越した学び舎として、フロアから列島全土に向けて様々な才能とアートフォームを送り出し続けて来たのだ!!!!!!!!!!
つまり大貫憲章さんは、変身しない「仮面ライダー」であり、巨大化しない「ウルトラマン」でもある!!!!!!!!!!!!!!!!
ロンドンナイトをギネス・ワールド・レコーズに!!!!!!!!!!! そして、大貫憲章さんを日英親善大使に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギターウルフ

ギターウルフ

セイジ

ロンナイ35周年おめでとうございます。
大貫さん! 35年ですか。
東京に出てきて数多くの凄まじい衝撃を受けましたが、ツバキハウスのロンドンナイトはその衝撃の最たる物のひとつです。
あの火曜日の夜があったから今の自分がいるのかもしれません。
初めてツバキに潜入した時の事をよく憶えています。
黒装束のカラスやニワトリ、おまけに孔雀のような派手なパンクスを見てこいつら一体どこから這い出てきたのだと、驚愕でした。
それからすぐに、オレはツバキハウスに通うため、高層ビルが遠くに見える安アパートに引っ越しました。
そして火、木、土とフロアーで爆音を浴び続け、股関節がパンクになった時、ようやく東京で、自分の求めていた物が見えた気がしました。
あのフロアーで熱く燃えたとてつもないワクワク感、それはいまだにキラキラしていて、何十年も経った今でも自分の心を突き動かしています。
これからも、旋回する放水車のように、キッズに衝撃をぶちまけてください。

トオル

ロンドンナイト、35年! スッゲー、大貫さん!! 大貫さん、いまいくつなんだろ?ずっと変わらぬ感性で、ハナから最新のストリートミュージックの最前線にずっと居る。人はいつか衰える、だとかなんとかなんてのウソなのね。イェー!!

ギュウゾウ(電撃ネットワーク) 

ギュウゾウ(電撃ネットワーク) 

ロンドンナイト35周年おめでとうゴザぃます。

泣いたり笑ったり恋をしたりケンカしたり増長したり挫折したり……。青春と云うものは面倒臭いもので、ときに人に甘えたり迷惑をかけたりもしてしまうものですが、どんなときも大貫さんは微笑みをたたえながら優しく接してくれました。その姿が僕の生き方の指針になっています。大事な事は全部「LONDON NITE」が教えてくれた。人生の学校 ロンナイ35周年バンザイ!

黒田マナブ(MOD FATHER / clubasia)

黒田マナブ(MOD FATHER / clubasia)

1982年頃、スクーターに乗って夜な夜な遊びまわっていた頃、僕らにはあまり行くところがなかった。そんなとき毎週ではなかったけどツバキハウスへ、「LONDON NITE」へ遊びに行った。ぼくらMODSパーカーを着た奴らを見付けると「Town Called Malice」や「You Really Got Me」をかけてくれた、そのときは嬉しかったなぁ。その後ツバキでロンナイの兄弟イベントとして「GANG STAGE」をスタート、大貫さんには可愛がって頂きました、そのままお世話になりっぱなしですが。ロンナイマナーはぼくにとって宝物です、大貫さんありがとうございます!!

甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ) 

甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)

大貫さん。ロックンロールに問いかけない男
疑問ナシ。ただ信じ続ける男。
チープな夜が、一生忘れられない思い出になるってこと。
くだらないバカ騒ぎが、輝く宝物になるってこと。
ロンドンナイト! 大貫さんじゃないと!

坂田かよ(モデル / DJ)

坂田かよ(モデル / DJ)

ロンドンナイト35周年おめでとうございます。
今は空の上の私の相方と若かりし日に「Rockで夜を踊り明かす!!」イベントを始められたのは、とても簡単で凄く大切なことを、ロンドンナイトで遊びながら学んだからです。
同じ夜なんて一度も無い。
何千万回同じ曲を聴こうが、いつだって胸が熱くなる、大貫さんのDJが大好きです。
相方と私から、2人分の「ありがとうございます」と「おめでとうございます」を送ります。

渋川清彦(俳優)

渋川清彦(俳優)

「LONDON NITE」35周年おめでとうございます!
ロカビリーだった俺は18のとき、東京に出てきてミロスガレージで「ロカビリーナイト」を知り、地下の空間でみんな格好良く踊ったり、暴れたりしてて、夢中になり毎週のように通ってました。
そして、弟がミロスで働いていたこともあり毎週金曜にやっていた「LONDON NITE」に通い、恐くて格好良い先輩たちに遊びを教えてもらい確実に自分が広がり今の俺があります。
これからもついていきます! よろしくお願いします!

白川貴善(BACK DROP BOMB)

白川貴善(BACK DROP BOMB)

35th!振り返れば我々がヤングガンだったのは遠い日だったのですね。
思えばクラッシュ / ピストルズもロクに知らない者を受け入れて頂きありがとうございます。
35年続けば、もう100周年まで65年というのも近く感じてしまっています…。
おめでとうございます!

The Ska Flames

The Ska Flames

伊勢浩和

古い話ですが、新宿ツバキハウスのロンドンナイトによく遊びに行ったことが懐かしく思い出されます。
あの頃の自分が今この瞬間このコメントを書いてるだなんて…。
ロンドンナイト35周年、誠におめでとうございます。そして、ありがとうございます。
大貫さん、これからも益々のご活躍を祈っております。

宮崎研二

1978年に田舎からバンドをやりたくて上京して来た。新宿ツバキハウスのロンドンナイトを目指した。
それは地元の部屋で興奮しながらも小さい音で聴いていたレコードのライナーノートの大半が大貫憲章さんだったからだ。

…しかし、ロンドンナイトに行ってはみたものの、まだ東京では友人も少なく、おそるおそる入った。
フロアの中心やDJブースに近寄ることなどは恐れ多い。暗いフロアの隅っこにじっ~とたたずんでいた。
デカいスピーカーからはビートルズもストーンズもキンクスもラモーンズもクラッシュもエアロスミスもキッスも大音量でかかっていた。
少年のボクはゴキゲンになった。

…あれから何年?…何年たったのだろうか?…
ロックであろうと、クラシックであろうと子守唄であろうとも、音楽は人間そのもの。ロンドンナイトは学校そのもの。
大貫憲章さんは校長先生そのものである。永遠に卒業しない学校でもある。

祝35年ロンドンナイト。益々のご発展を祈念しています。

須永辰緒(DJ / 音楽プロデューサー)

須永辰緒(DJ / 音楽プロデューサー)

大貫門下としてスタートした私のDJ生活は今年で30年(本当は32年)を迎えました。
DJの源流は高校生の頃から通い続けた「LONDON NITE」にあります。つまりあの濃厚な空間が青春のすべてです。
良い時代を生きることができた、と実感&感謝しております。

SA

TAISEI(SA)

35周年ですか、、おめでとうございます!
ロンナイには本当にお世話になりましたし今でもお世話になってます。
思い起こせば、SAの前のバンドでもロンナイのイベントに出させてもらったこともあるし(全くウケなかったケド、、、)、俺にとってはロンナイは特別なものですね。若い頃ロンナイで出会った仲間と今でも付き合っていられることは俺にとって宝物です。
大貫さん! これからもお体を大切に頑張ってください! 大貫さんの自由な感じが大好きです!

高木完(東京ブラボー)

高木完(東京ブラボー)

ロンドンナイト、35周年、、、思い起こせばザックリ言って最初の5年は皆勤だったと思う。あの頃の僕はとりあえず用がなくても大貫さんちに夕方電話するのが日課で、大貫さんが寝てたらお母さんと会話し、お母さんから夕ご飯食べにいらっしゃいよ、と、言われたら、大貫さんに了解得る前に電車に乗ってお家にお邪魔して晩御飯を食べに行ったりしてたっけw
そんな今をさること35年前のデイバイデイ、僕にとって週一の大貫さんのDJの日はその週のどんな週末よりも最大のおたのしみだった。
キャバレーボルテールがフロアで踊りながら女の子ナンパしてるの見たときは衝撃だったが、安心したなあ。
アホみたいに遊んだ後は大体誰かんちで見るテレビがアフターアワーズだった、、そんな青春の光思い出しつつ、あらためて35周年おめでとうございます。

The 35th Anniversary LONDON NITE X’mas Special 2015
2015年12月19日(土)東京都 LIQUIDROOM
OPEN / START 15:00
BAND:BRAHMAN / SHERBETS / THE MAN / THE ZOOT16 / LEARNERS / BUFFALO’3 / and more
DJ:大貫憲章 / ヒカル / 稲葉達哉 / SHOJI / YOSSY / katchin' / U-ichi / YU-TA / and more
大貫憲章(オオヌキケンショウ)

音楽評論家 / DJ。1951年2月22日生まれ。1971年から音楽評論家として執筆活動を開始する。またNHKラジオ「若いこだま」への出演を皮切りに「全英TOP20」「サウンドプロセッサー」「ロックディメンション」といったラジオ番組のDJやTVK「ミュートマ・ワールド」のVJなどを担当。現在自らがDJを務める番組「Kenrocks Nite - Ver.2」がInterFM897にて毎週木曜日23:00より放送されている。1980年からロック系クラブイベント「LONDON NITE」を新宿ツバキハウスにてスタート。以降、「ロックで踊る」をテーマに掲げ35年にわたり同イベントを開催している。2015年12月19日には東京・LIQUIDROOMにて「LONDON NITE」の35周年イベント「The 35th Anniversary LONDON NITE X’mas Special 2015」が行われる。