Little Glee MonsterがTwitterを用いた企画「#リトグリの放課後ライブ」を始動。その第1弾として10月31日、東京・江東区の中村中学校・高等学校を訪問し、ライブを行った。

「#リトグリの放課後ライブ」はリトグリが音楽の楽しさを同世代に伝えるために企画したもの。メンバーのmanakaはこの発端について、「私がTwitterで『もしリトグリが自分の学校に歌いにきたらめっちゃ嬉しいって人RT』ってつぶやいたんですけど、そうしたら600リツイートくらいされて。そこからスタッフさんと相談して、この企画が動き始めたんです」と説明している。そして「同世代の人たちが集まるライブってあまりないので、音楽を一緒に楽しめるすごくいい機会だなって思います」と、本人たちもこの企画の実現を楽しみにしていたことが明かされている。

当日は学校の講堂には約200名もの生徒が詰めかけ、ライブが始まる前にBGMとして流れているリトグリの曲を聴いて興奮した様子を見せていた。そして17:00ちょうどにステージの幕が開くと、そこにはリトグリの6人の姿が。彼女たちを目にした途端に、生徒たちは「キャーッ！」と喜びの悲鳴を上げる。この今まで味わったことのない状況に、リトグリのメンバーもうれしそうな表情を見せた。ライブではまず、生徒へのサプライズとして同校の校歌の一節をアカペラで披露。このリトグリからの思わぬプレゼントに、生徒たちは大歓声と拍手を送った。

校歌を歌い終えると、manakaが「すごーい！ たくさんの方がいらっしゃいますね！」と興奮気味に話す。そして「今日はリトグリに学校に来てほしいということで……来ちゃいました！」と叫ぶと、会場はさらに大きな歓声が沸き上がった。続けて「学校で歌うのは初めてのことですごく緊張していたんですけど、みんな温かくてかわいらしい方ばかりですごくうれしいです！」と挨拶してから、6人は1人ずつ自己紹介をしていく。1人ひとり挨拶をすると、客席からはメンバーの名前を呼ぶ大きな声が次々に上がり、とても学校でライブをしているとは思えないほどの盛り上がりとなった。

リトグリは「5教科の中で何が苦手ですか？」など学生らしい会話でコミュニケーションを図ったあと、いよいよデビューシングルから「ダイヤモンド」をパフォーマンス。アップテンポのリズムに合わせて、生徒たちは手拍子をしてリトグリの熱演に応える。続いてリトグリは得意のアカペラで「レット・イット・ゴー ～ありのままで～」のサビを歌唱。その絶妙なハーモニーに対して、客席からは絶賛の拍手が送られた。

いよいよ放課後ライブもクライマックスに突入。メンバーが生徒たちにサビでの合いの手の入れ方をレクチャーしてから、デビュー曲「放課後ハイファイブ」を披露。生徒たちの盛り上がりが最高潮に達したところで、リトグリの放課後ライブ第1弾は幕を下ろした。6人がステージを去ったあとも生徒たちからもアンコールを求める声援と拍手は鳴り止まず、これを受けてリトグリは急遽ステージに再登場。最初に歌った校歌が納得いく出来ではなかったことから、再度アカペラで同校の校歌を披露した。そして最後にもう一度「放課後ハイファイブ」を歌うことを告げると、今度はサビで隣にいる人とハイタッチをするように促す。こうして始まった2度目の「放課後ハイファイブ」では、1回目に披露したとき以上に生徒たちの熱気が満ちあふれた状態で、学校の講堂がまるでライブハウスにでもなったかのような錯覚に陥るほどの盛り上がりとなった。

こうしてリトグリ初の放課後ライブは大成功のうちに終了。最後はこの企画に応募した生徒がメンバーへのサプライズでリトグリにデビュー祝いの花束を渡したほか、リトグリと生徒たちによる記念撮影も実施された。

「#リトグリの放課後ライブ」は今後も定期的に実施予定。すでに300件を超える応募があることから、さまざまな学校でのライブが期待できそうだ。

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