カクバリズム15周年特集 角張渉×曽我部恵一対談|“反社会的活動”としてのレーベル運営

カクバリズム15周年に寄せて アーティスト21組からのメッセージ

カクバリズム15周年に寄せて
アーティスト21組からのメッセージ

  • 安部勇磨(never young beach)

    カクバリズム15周年おめでとうございます!!角張さん含め、カクバリズムの皆さんは笑顔が素敵で貰い笑顔してしまうので、いつもお会いできると嬉しいです。僕は何を隠そう、カクバリズムに入りたく、音源をどう角張さんに渡すか、カクバリズムの住所はどこなのか、そんなことをバンドを始めた頃はよく考えておりました(怖くなって全て未遂に終わりました)。
    これからも末長くよろしくお願いします!

    never young beach
    安部勇磨(Vo, G)、松島皓(G)、阿南智史(G)、巽啓伍(B)、鈴木健人(Dr)からなる5人組バンド。2015年5月に1stアルバム「YASHINOKI HOUSE」を発表し、7月には「FUJI ROCK FESTIVAL '15」に初出演する。2016年には2ndアルバム「fam fam」をリリース。2017年7月にSPEEDSTAR RECORDSよりメジャーデビューアルバム「A GOOD TIME」を発表した。12月7日には東京・新木場STUDIO COASTにて、デヴェンドラ・バンハートをゲストに招きアルバムリリースツアーの追加公演を実施する。
  • EGO-WRAPPIN'

    中納良恵

    カクバリズムさま
    15周年おめでとうございます
    長いものに巻かれず変わらない音楽への情熱で
    素晴らしいバンドとたくさんのファンを獲得されましたね。
    名門レーベルとして扱われるのも探求と発見を常に追い求めた賜物だと思います。
    素晴らしい。そして、うらやましい。
    これからもメジャーに一石を投じる波をつくり続けることを期待しております。
    なんかあったらよろしくお願いします。

    森雅樹

    おめでとさーん!カクバリズム~♫キセルもええな~ceroにもキュン♥
    これからもシーンを沸かせておくれ~!
    またコラボ楽しみにしてるっすー
    あ、こないだのスカートも最高やった!

    EGO-WRAPPIN'
    1996年、中納良恵(Vo)と森雅樹(G)によって大阪で結成。2000年に発表された「色彩のブルース」や2002年発表の「くちばしにチェリー」がロングヒットを記録し、その名を全国に知らしめた。結成20周年イヤーである2016年、4月にベスト&カバーアルバム「ROUTE 20 HIT THE ROAD」を発表。11月には初の東京・日本武道館公演「EGO-WRAPPIN' memorial live」を実施して成功を収めた。現在、「EGO-WRAPPIN' hall tour」実施中。ツアーファイナルは11月11日の京都・ロームシアター京都公演。
  • 大原大次郎(デザイナー)

    角張社長、スタッフのみなさま、アーティストのみなさま、15周年おめでとうございます!
    社長とは同い年の上、カクバリズムと自分の独立時期も近いので喜びもひとしおです。自分はこの15年の中でカクバリズムとアーティスト達にデザインを育てていただいたと思っています。自販機前や深夜のファミレスでの社長との会話の数々は一生の宝です。敬意とともに、この瞬間に立ち会えていることに大感謝いたします。100周年にも立ち会えますように!

    大原大次郎
    武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。同年omomma設立。タイポグラフィを基軸としたデザインワークや映像制作に従事するほか、展覧会、ワークショップ、出版、パフォーマンスなどを通して、言葉や文字の新たな知覚を探るプロジェクトを多数展開する。2014年JAGDA新人賞、東京TDC賞受賞。
  • 川辺ヒロシ(TOKYO No.1 SOUL SET)

    カクバリズム15周年おめでとう!
    これからも、ずっとずっとその先も最高な作品をリリースし続けてください!

    TOKYO No.1 SOUL SET
    川辺ヒロシ(Turntable)、BIKKE(Vo)、渡辺俊美(Vo, G)によるヒップホップグループ。インディーズからのリリースを経て、1994年9月にシングル「ロマンティック伝説」でメジャーデビューを果たす。数々の作品を発表した後、2000年頃から数年にわたり活動を休止。2005年に本格的に再始動し、以降マイペースながらもリリースおよびライブ活動を続けている。
  • 川辺素(ミツメ)

    2012年の2月、下北沢のシェルターでスカートに初めて出会ったのですが、その日に角張さんにも出会い、その場でインディーファンクラブに出ないか?と誘って下さったことがミツメを取り巻く環境を大きく変えたなあと振り返った時によく思います。いつも感謝しつつカクバリズムを応援しています!おめでとうございます!

    ミツメ
    川辺素(Vo, G)、大竹雅生(G, Syn)、須田洋次郎(Dr)、nakayaan(B)の4名で2009年に結成。翌年より東京都内を中心にライブ活動をスタートする。2011年8月に1stアルバム「mitsume」を発表。2016年のアルバム「A Long Day」発表後のツアーでは中国、台湾、韓国、アメリカで公演を行うなど海外にも活動の場を広げている。2017年12月20日に新作「エスパー」をCDおよび7inchアナログ盤でリリース。同月にKONCOSとの共同主催によるイベント「Tripping Out」の第1弾を九州3県で実施する。
  • クボタタケシ(DJ)

    なんだろう、世の中の人達が美しいと言ってるモノに対してイヤ違うかもよ、と引っかき傷を入れ進めて成功してるレーベルだと思います。素晴らしい。今後も期待してしてます。

    クボタタケシ
    DJ。1991年にラップグループ、キミドリに参加し、「キミドリ」「オ.ワ.ラ. ナ.イ」という2枚のアルバムを発表。キミドリ活動休止後はDJとして活躍し、1998年にスタートしたミックステープ「CLASSICS」シリーズでオールジャンルミックスの新しい扉を開き、全国に熱狂的なフォロワーを生みだした。EGO-WRAPPIN', スチャダラパー、銀杏BOYZなど、さまざまなアーティストのリミックスも手がけている。
  • サイプレス上野(サイプレス上野とロべルト吉野)

    カクバリズムに所属してるって勘違いされる事も多々あるくらい、もう色々あり過ぎて話すことも無いんですが…。我ながらしょうもない記憶があるのは、いつだかの「超2日間」の打ち上げで飲んでたら舌に血豆が出来てしまい救急車呼んで慶応病院に急患として運ばれました。検査結果「血豆」で即リキッドに返され、朝まで飲み明かしましたね。あとはAXの時にSTONE DAが俺たちのライブに間に合うかわからないまま始まったのですが、自分のバースでいきなり袖から出てきてカマした時は2000人を前に凄まじい胆力を見ました。そんな俺たちのふざけた事にも全力でふざけ返してくれるカクバリズム、最CORE☆

    サイプレス上野とロベルト吉野
    サイプレス上野(Rap)とロベルト吉野(Turntable)が、2000年に横浜ドリームランドで結成したヒップホップグループ。通称“サ上とロ吉”。2007年に1stアルバム「ドリーム」を発表。“HIPHOPミーツallグッド何か”を座右の銘に掲げ、さまざまなイベントやフェスに出演し、ヒップホップファン以外からも注目を集める。2017年9月にミニアルバム「大海賊」を発表し、メジャーデビューを果たした。12月15日に東京・新宿BLAZEにて東京女子流、Negicco、ベッド・インをゲストに招いたライブイベント「サ上とロ吉とセイヤ!セイヤ!セイヤ!」を行う。
  • 坂本慎太郎

    カクバリズム15周年おめでとうございます。カクバリズムといえば、アーティストもファンも和気あいあいと楽しそうなイメージがあります。
    最近、VIDEOTAPEMUSICの新作「ON THE AIR」のジャケットを描かせてもらったのですが、急ぎの色校チェックの原稿をバイク便とかではなく、社長が自ら僕の自宅にポスティングしてくれました。
    こんな所にもカクバリズムの人気の秘密があるような気がします。これからも素敵な音楽をたくさんリリースしてください。「ON THE AIR」のアナログ盤も是非お願いします。

    坂本慎太郎
    1989年にゆらゆら帝国を結成し、ボーカル&ギターを担当。21年の活動で10枚のスタジオアルバムや2枚組ベストアルバムなどを発表する。2010年にバンド解散。翌2011年に自身のレーベル・zelone recordsを設立し、これまでに「幻とのつきあい方」「ナマで踊ろう」「できれば愛を」という3枚のソロアルバムを発表している。2017年10月27日にドイツ・ケルンで開催されるイベント「Week-End Festival #7」にて初のソロライブを行う。
  • シャムキャッツ

    カクバリズム15周年おめでとうございます!おめでとうですし、すごいっす、自分たちもレーベルを始めたのでその大変さ身にしみて感じているところです!
    いやしかし、大変さ以上にカクバリズムには自分でやっていく楽しさ、仲間を集める楽しさをいつも見せてもらってます。心強いっす。これからもよろしくお願いします!

    シャムキャッツ
    夏目知幸(Vo, G)、菅原慎一(G, Vo)、藤村頼正(Dr, Cho)、大塚智之(B, Cho)からなる4人組バンド。2009年春、アルバム「はしけ」でデビュー。2016年に自主レーベル・TETRA RECORDSを設立し、「マイガール」「君の町にも雨はふるのかい?」といったCD作品を発売した。2017年6月に3年3カ月ぶりのフルアルバム「Friends Again」をリリース。10月29日のソウル公演を皮切りに韓国、台湾、中国の8都市を回るアジアツアー「Siamese Cats ASIA TOUR 2017」を行う。
  • 高本和英(COMEBACK MY DAUGHTERS)

    西荻WATTSで渉くんに出会ってからもうそんなに経ちますか。
    最近は昔ほど会わないけど、会う度にする小話は毎回笑えます。
    これからもたまにがっつりとオモロい現場を共有しましょう。今後も期待してます!
    15周年おめでとう!!

    COMEBACK MY DAUGHTERS
    1998年結成。2004年4月に1stアルバム「SPITTING KISSES」をリリースし、琴線に触れるメロディと強固なアンサンブルが幅広い層の支持を集める。2013年7月3日、日本コロムビアより通算5枚目のニューアルバム「Mira」を発表。