8. アニメ映画「聖☆おにいさん」ブッダ役で声の演技に挑戦

• 星野源＆森山未來「聖☆おにいさん」でブッダとイエス熱演（2012年10月16日）

ナレーションの仕事が結構多いのでアフレコは慣れてるんですけど、声でお芝居をするってなると全然違うんですよ。アニメがすごく好きで、声優さんに憧れがあるので、今回「声優初挑戦」ってニュースをたくさん出してもらったけど、まだ自分からは「声優」なんてとても言えないですね。そんな軽く名乗れない。でも原作のファンのみなさんを裏切らないように、がんばります。12月に「聖☆おにいさん」の最新刊が出るんですが、それにアニメDVDが付くんです。初めて声だけで演技して、その面白さをすごく感じたし、もっと声に情報量を含ませたいとも思いました。声の演技はもっと挑戦していきたい分野です。

9. 「LIFE！～人生に捧げるコント～」でテレビコント初出演

• 星野源、NHKコント番組で念願の刑事コントに挑戦（2012年11月15日）

──舞台や映画、音楽において星野さんに求められているものってそれぞれ違うと思うんですが、コントにおいて求められているものはなんだと思いますか？

どうですかね……。初めて挑戦させてもらって、テレビのスタジオコントって“リアリティのあるお芝居”なんだなって感じました。でも映画のお芝居ともドラマのお芝居とも違って、間合いも必要だし、ときには笑っちゃうのもアリというか。

──今後お笑い方面に挑戦したいという野望も？

いや、お笑いも大好きですけど、演技はもっとしたいので、コント以外はあまり興味がないんです。昔からコントが大好きで大好きで、それに支えられてた部分も大きくて。だから今すごくうれしい。コントの面白さをもっと追求したいですね。

10. 「星野源 ワンマンの秋」Zepp TokyoライブでJK&JC発見

• 星野源、観客の声に応え新曲「知らない」を弾き語り（2012年11月18日）

バンドメンバーが楽屋で「制服図鑑」っていうサイトを見てるってライブのMCで話してたら、「制服で来てるよ！」って子がいて。「そのほかにもいる？」って訊いたらいっぱい手が挙がって、「JK！JK！」って盛り上がったんです。「そんじゃJCは？」って訊いたらこれもまたいたんですよね。それがすごくうれしくて（笑）。

──自分の音楽が若い層にまでリーチできてる実感はありますか？

昔から高校生がサイン会に来てたから、今になって実感するというのはないです。最近「30代の女性が多いですよね」とか言われるけど、全然そんなことない。客席を見ると、男性がどんどん多くなってますしね。20代前半の人が一番多いかな。だからそう言われるほうが、自分としてはかなり違和感がありますね。まあライブにJKとJCが観に来てるってことで、年齢層の幅広さは証明できましたね。

──ファン層が広い理由はどこにあると思いますか？

うーん。なんでしょう……。1stアルバムの「ばかのうた」の頃は、おじいちゃんも中学生も口ずさめるような曲にしたいと思って作ってたんです。それかなあ。