H△G「瞬きもせずに」 PR

Chiho(H△G)×大原優乃|音楽と演技で「ゆるキャン△」に寄り添う

H△Gがドラマ「ゆるキャン△」のオープニングテーマ「瞬きもせずに」を表題曲に据えたBlu-ray Discアルバムを3月25日にリリースする。

音楽ナタリーではChiho(Vo)とドラマ「ゆるキャン△」で各務原なでしこ役を演じる大原優乃へインタビュー。大原が思う楽曲の印象やドラマ撮影の裏話、また2人が感じる「ゆるキャン△」の魅力についてなど、音楽やドラマの話題を中心にさまざまな話を聞いた。

取材・文 / 倉嶌孝彦 撮影 / 塚原孝顕

H△Gの中で私が一番「ゆるキャン△」が好き

左からChiho(Vo)、大原優乃。

Chiho(Vo) 「ゆるキャン△」は毎週欠かさず観ています! いつも画面越しに見ている大原さんが目の前にいて、なんだか眩しいです(笑)。

大原優乃 私は毎日H△Gさんの「瞬きもせずに」を聴いています。透き通った歌声から儚い感じの印象の人を想像していたんですけど、今日のChihoさんの私服がすごくクールな感じなので、そのギャップにキュンとしました。

──Chihoさんはドラマのタイアップが決まる前から「ゆるキャン△」のファンだったと伺いました。

Chiho 私、日常系の作品が大好きなので、タイアップが決まったときは「大好きな作品に携われる!」と思って、大喜びしていたんですよ。「ゆるキャン△」のいいところは観ていて癒されるというか、作品の中で誰も傷付かないところだと思うんです。そんな私個人が好きな作品にH△Gを通して関わることができて、すごくうれしかったです。

大原 「瞬きもせずに」はどうやって作った曲なんですか?

Chiho H△Gの中でも私が一番「ゆるキャン△」が好きだから、まず作曲をするメンバーに作品のイメージを伝えたんです。「ゆるキャン△」って、ただのキャンプものかと思いきや、ちゃんと登場人物の日常であるアルバイトや学校生活にもスポットが当たるんですよ。その日常生活も、キャンプという非日常も、実はけっこう短く限られた時間の中で起きていることなんだよな、ということに「ゆるキャン△」という作品に触れていて気付かされたんです。そこで気付かされた“瞬きをするくらい一瞬で通り過ぎていく時間”をテーマに「瞬きもせずに」という曲が生まれました。

──「瞬きもせずに」という曲を聴いて、大原さんはどのような感想を抱きましたか?

左からChiho(Vo)、大原優乃。

大原 最初に聴かせていただいたのが年末で、ちょうどドラマの撮影が終盤に差しかかった頃だったんです。キャスト同士で「どんな曲になるんだろうね」と楽しみにしていたところに、スタッフさんが「すごく作品に合った曲が届いたよ」と言って「瞬きもせずに」を聴かせてくれて。本当にドラマに寄り添った楽曲だと思いましたし、Chihoさんの歌声も素敵で、それからは毎日みんなでこの曲を聴いて、音楽に勇気をもらいながら撮影をしていたんです。オンエアを観て、ドラマと音楽が本当に1つになっている感覚があって「アーティストの方って本当にすごいんだな」と思いました。

Chiho もちろん「ゆるキャン△」に寄せて書いた曲なんですけど、ドラマを毎週観るようになってからは、曲に対する思いにもちょっと変化を感じていて。この間、初めてライブで「瞬きもせずに」を歌ったんですよ。そのときは作ったときよりも血が通った状態で歌えたというか、思い描いていた景色とか曲の空気感がドラマのおかけでより鮮明になったんです。H△Gの曲をドラマで使っていただくのは初めてだったので、私としてもちょっと新鮮な経験をしました。

ドラマに寄り添うテーマソング

──ドラマのオフィシャルTwitterアカウントでは、ドラマのワンシーンとオープニングテーマ「瞬きもせずに」を掛け合わせた動画が投稿されて、歌詞と景色の風景がマッチしていると話題になっていました。

大原 SNSであの動画を観たとき、本当にいろんな方の力があって「ゆるキャン△」という作品が形作られていることに感動したんですよね。ドラマのことを考えて曲を作ってくださったH△Gさんはもちろん、あの動画はSNS用にドラマのスタッフが新たに編集して作ってくれたものなので、そこでスタッフさんの愛も感じましたし。撮影にはドローンを使った空撮もしていて、現場のスタッフさんも美しい景色をどうテレビで届けるかすごく工夫してくださって。作品のシチュエーションと歌詞の内容が本当に合っていると感動したんですけど、そこまで計算に入れて曲を作ってくださっていたんですか?

Chiho ピンポイントにあのシーンを思い浮かべていたわけではなかったけど、冬のキャンプ場という、ちょっと閑散としながらも、朝もやがかかったような静かな風景はイメージしていました。なでしこが明け方の富士山を望むあのシーン、本当に景色がキレイで私も観ていて感動しちゃいました。

大原 「瞬きもせずに」のミュージックビデオも観たんですけど、「ゆるキャン△」の世界観から離れた映像が付けられることで、また違った曲に聞こえるのがすごいなと思ったんです。「ゆるキャン△」のストーリーだけじゃなくて、いろんなストーリーに溶け込むことができる素敵な楽曲なのかなって。

Chiho そう言ってもらえてすごくうれしいです。もちろん「ゆるキャン△」を意識して作った曲ではあるんですけど、同時にH△Gらしさも表現できていなきゃいけないと思っていて。聴き手によって“瞬きもせずに”過ぎ去っていく思い出の形は違うし、みんなの現実とか思いに寄り添えたらいいなと思っていたから、そこを感じ取ってもらえたのはすごくうれしいですね。