ナタリー PowerPush - DISH//

メジャー戦線を突っ走れ! 理事長&ヒャダインからの激励

理事長&ヒャダイン(前山田健一)コメント

理事長

理事長 (藤下リョウジ / スターダストプロモーション取締役。ももいろクローバーZをはじめ私立恵比寿中学、チームしゃちほこら所属グループの生みの親)

Q1. DISH//はどのようにして生まれたんですか?

DISH//っていう名前は初めから頭にあって。イメージとしてはFUNKY MONKEY BABYSなんですけど、真ん中に置くターンテーブルをキッチンシンクにしたかったんですよ。シンクで皿を洗っちゃ立てる、洗っちゃ立てるみたいなグループを考えてたんですけど、水回りの問題があってなかなか難しいって話になって(笑)。だったら紙皿にして、サインを書いて投げようと。それがDISH//のコンセプトの始まりです。曲調的には80年代のチェッカーズのような、アイドルとまでいかないけどちょっとアイドルとアーティストがクロスオーバーする感じを狙ってます。メンバーはEBiDAN(スターダストプロモーションに所属する音楽ユニット集団)から見た目とか、踊れてるかとか、雰囲気で選びました。グループだから明るさが大事なんですよね。お祭り騒ぎにみんな乗っていける、乗り遅れる奴がいないっていう。

Q2. メンバー1人ひとりの印象を教えてください。

To-i:一番人懐っこいですね。彼はすごくムードメーカーだし、ちょっとピーターパンっぽいというか。高校3年生ってどっちかっていうとシリアスで冷めてる年頃なんですけど、彼はネバーランドに行っちゃったきり(笑)。僕そこが好きなんですよ、なかなかそういう奴は今いないから。彼のそういうところが、DISH//全体のお祭り騒ぎ感、ネバーランド感、「大人になりたくない」っていう感じを出してますね。

RYUJI:ダンスがすごくうまいですね。ちょっと不良なキャラで、タレ目で、モテる感じですよ。性格的には、気持ちで引っ張ってくタイプだな。「いっちょかましてやるぜ」っていう。ライブの始まる前に号令かけて、「行こう!」って引っ張っていくのがRYUJIですね。

MASAKI:サイドボーカルではあるけど、彼はけっこう歌がうまくて。できれば、そのうちちゃんとTAKUMIとMASAKIをハモらせたいんですよ。この2人はほんとに、短期間で急激にうまくなりましたね。「ギブミーチョコレート!」あたりから急にうまくなってきた。性格は真面目ですから、意外と信頼が置けますね。

TAKUMI:TAKUMIは一番冷静。彼はすごくよくなりましたね。当初はそれほど彼がずば抜けてるって気はしなかったんですけど、メインボーカルとしてやってくうちに、やっぱり自覚してきたんですかね。ぐーっと出てきました。あいつ自身は前に前にっていう性格じゃないんですけど、押し出されるように前に出てきて。そしてその役割をちゃんと担ってると思いますね。

Q3. DISH//全体の雰囲気はどうですか?

まだ若いグループだけど、意識はものすごく高いんですよ。イベントでも、ほんとにお客さんを楽しませようっていう気持ちがある。やっつけがないですからね、あいつら。浮わついてる奴もいないし。お客さんも含めて、「ギブミーチョコレート!」あたりから雰囲気がすごく変わってきましたね。

Q4. 今後DISH//をどういうグループにしていきたいですか?

FUNKY MONKEY BABYSの後釜です。ファンモンさんが解散してしまった以上、皿を回す第一人者はDISH//しかいない(笑)。音楽の方向性ははっきりとはわからないですけど、メッセージ性は強くなっていくんじゃないかと思います。誰かがメッセージを発信していかなければいけないから。なんだかよくわからないくだらない音楽だけではなく、あの若さで伝えられるメッセージは出していきます。

理事長からDISH//へのメッセージ

ポストFUNKY MONKEY BABYSとして、使命を持ってがんばってください。君たちは今日からポストFUNKY MONKEY BABYSだ! 楽器は持っても捨ててもいい! (代筆妻)

ヒャダイン(前山田健一)

ヒャダイン(前山田健一)

Q1.DISH//との出会いはいつ頃ですか?また何がきっかけでしたか?

インディーズ3rdシングル「ギブミーチョコレート」のC/W曲「ザ・ディッシュ~とまらない青春・食欲編~」のレコーディングの現場で初めて会いました。

Q2. メンバー1人ひとりの印象を教えてください。

TAKUMI:ちょっと天然で幼いイメージでしたが高校生になったこともあり、センターとしての凛々しさと色気が出てきたと思います。

MASAKI:最初会ったときはキャラがふわっとしている印象だったのですが、僕の司会する番組に出てくれた時も空気をしっかり読み「裏回し」してくれてました。

RYUJI:僕のPVにも俳優として出てくれたのですが、ちょっとワルそうなんだけど実は笑うとふにゃっとする寒暖差のキャラを最近使いこなしている気がします。

To-i:髪の色を変えてから何かが振りきれたように見えます。三枚目を担当しながらもきっちりトークやコントをまとめて、プロ意識を感じます。

全員、テレビ番組(TOKYO MXで放送中の「超×D music+」)がスタートしてメジャーデビューが決まった頃から顔つきが変わったと思います。

Q3. 今後DISH//にはどのようなグループを目指してほしいと思いますか?

異性だけなく、同性からも憧れられるような男気溢れるロック魂満載、だけど踊れちゃうしコントもできちゃう、みたいなマルチなエンターテイメントグループになってほしいと思っています。

ヒャダイン(前山田健一)からDISH//へのメッセージ

4人という少人数。しかし4人だからこそ出来るチームワークやパフォーマンスがあると思います。全員個性が強いのでそれぞれのキャラをもっともっと増幅させて、エンターテイメントを追求していってほしいと思います。お前たちならできるぞ! 日本国民全員スラッシャー計画だ!

デビューシングル「I Can Hear」/ 2013年6月19日発売 / Sony Music Records
初回限定盤[CD+DVD] 1500円 / SRCL-8285~6
通常盤 [CD] 1200円 / SRCL-8287
CD収録曲
  1. I Can Hear
  2. こくっちゃえっつーの!
  3. TENKOUSEI
  4. I Can Hear ~Instrumental~
初回限定盤DVD収録内容

「I Can Hear」ミュージックビデオ・スペシャルバージョン+メイキング

DISH//(でぃっしゅ)
DISH//

TAKUMI、MASAKI、RYUJI、To-iからなる4人組ユニット。2011年にスターダストプロモーションに所属する音楽集団「EBiDAN」からの選抜メンバーで結成され、楽器を持ちながら踊るという“ダンスロックバンド”として活動を開始する。2012年6月に1stシングル「It's alright!」でCDデビュー。2013年1月にはTOKYO MXにてレギュラー番組「超×D」(現「超×D music+」)のオンエアがスタートする。2013年2月、前山田健一がプロデュースを手がけた3rdシングル「ギブミーチョコレート!」をリリース。同年6月、テレビ東京系アニメ「NARUTO-ナルト-疾風伝」のエンディングテーマに採用されたシングル「I Can Hear」でソニー・ミュージックレコーズよりメジャーデビューを果たす。ライブ中に盛り込まれる寸劇や紙皿を投げるパフォーマンスが話題を呼び、着実にファン層を拡大している。