デジナタ連載 BiSH(セントチヒロ・チッチ&モモコグミカンパニー)×インテリアシアター TH-100FP1|迫力の大画面とサウンドで配信ライブを堪能

「プロミスザスター」の思い出

──「マツリー」ではBiSHのライブを行うにあたり、ファン投票企画「マツリー BiSH LiVEで観たい楽曲&衣装 選挙」を展開しました。その結果、事前投票で上位5位にランクインした楽曲が「ヒーローワナビー」「スーパーヒーローミュージック」「オーケストラ」「Story Brighter」「beautifulさ」の5曲、衣装の人気1位が2017年発表のシングル「プロミスザスター」発売時のものでした。

モモコ 投票企画はお客さんと一緒にライブを作ってる感じがしてよかったです。

チッチ BiSH曲の人気ランキングを知る機会がなかったので、発見も多かったですね。

左からセントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー。
左からセントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー。

モモコ 結果は予想通りな部分もあれば、意外なところもありました。「ヒーローワナビー」はDVD(2017年1月発売のライブ映像作品「Less Than SEX TOUR FiNAL “帝王切開” 日比谷野外大音楽堂」)の特典CDにしか収録されていなくて、サブスクでも配信されていないんです。でも根強い人気があるんだなって改めて感じました。メンバー作詞の「Story Brighter」(セントチヒロ・チッチ作詞)や「beautifulさ」(リンリン作詞)が入ってきたのもうれしかったですし、昨年出したアルバム「LETTERS」からはアユニが作詞した「スーパーヒーローミュージック」が選ばれていて。ちゃんと楽曲に込めたメッセージをわかったうえでみんなが選んでくれたのかなって思いました。

──衣装についてはいかがですか?

モモコ どれが1位になるか想像付かなかったです。

チッチ でも「プロミスザスター」の衣装だとは思わなかったよね。幻の「5Gツアー」(2020年に開催が予定されていた「BiSH'S GASP!!GOLD!!GHOST!!GALAXY!!GARBAGE!! TOUR」および「BiSH'S 5G are MAKiNG LOVE TOUR」)の衣装とか、短い期間しか着てないものになると思ってました。「プロミスザスター」の衣装を着ていた当時、ツアーでいろんなところを回っていたんです。この結果になったということは、そのツアーでBiSHを知ったから、そのときの衣装を見たかった人が多いのかな。それとも「プロミスザスター」に思い入れがあって、これを選んでくれたのかな。当時の流れとしては「オーケストラ」(2016年10月発売のメジャー1stアルバム「KiLLER BiSH」収録曲。ファン層を拡大するきっかけになった)のタイミングでアユニ・Dが入って、「プロミスザスター」はそのあとすぐに着た衣装だったんです。「BiSHが今の6人になってから」という意味のある衣装だと思うし、私にとっても思い入れのある衣装です。

──正月に配信された8時間におよぶ映像配信コンテンツ「BiSH presents FROM DUSK TiLL DAWN」でもBiSHは過去衣装を着ていました。過去の衣装を着て当時の記憶が蘇るといったことはありましたか?

チッチ 私とモモコは初期メンバーで全部の衣装を着たことがあるから、着ることで当時を思い出しました。このときキツかったなとか、(「BiSH-星が瞬く夜に-」のミュージックビデオ撮影で)うんこ浴びたなあとか(笑)。あとハシヤスメ(・アツコ)、リンリン、アユニ加入前の衣装は追加で新しく作ってもらったんです。この6人で原点に返り、全部の曲をパフォーマンスできてよかったです。

モモコ 「プロミスザスター」の衣装は、長らく着ていたイメージがあるんですよ。ツアー先のライブハウスで着て、終わったら汗でべっちょべちょになっていて(笑)。衣装は自分たちで洗って、アイロンをかけて、次の日また着てを繰り返してたので、スカートの丈が縮んで短くなってたり、服に付けちゃった口紅の跡がまだ取れてなかったり(笑)。

──振り返ると2016年10月に日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)のライブがあり、12月にはアイナさんの声帯結節手術に伴うBiSHの一時的な活動休止があり、復帰後の2017年3月に「プロミスザスター」リリースという流れがありました。当時から歌い続けてきた「プロミスザスター」という曲は今の皆さんにとってどういう位置付けでしょうか。

モモコ その時期はBiSHの変わり目の時期だった気がします。個人的には学生と活動を両立していたので将来について考えることがたくさんあって、めちゃくちゃ悩んでた時期だったんです。そんなときに私は「プロミスザスター」の歌詞にすごく助けられて「BiSHでがんばろう」という気持ちになれたので、とても思い入れが強いです。

Panasonic「インテリアシアター TH-100FP1」使用イメージ

チッチ あの頃はBiSHを知ってもらえるきっかけになった「オーケストラ」の存在がとても大きくて、それを超えていかないといけないプレッシャーもあったし、アイナの手術もそうだし、1人ひとりがすごくBiSHについて考える時期でした。その期間を経て、「プロミスザスター」を発表したということもあって、この曲には当時のいろんな思いが詰まってるんですよね。BiSHの曲には「空」というワードがよく出てくるんですけど、この曲にある「あの空を染めてけ」という歌詞を見て、「私たちの手で染めていくしかないんだな」って思ったんです。あとはアイナが歌っている「ずっとこれだけって思ってきたんだから」という部分。当時のその瞬間のアイナが伝えたいことの1つなんじゃないかなって私は思いました。「オーケストラ」もそうだけど、「プロミスザスター」もBiSHと一緒に成長してきた1曲です。

インテリアシアターは楽しみ方いっぱい

──お二人は日頃どんな映像配信コンテンツを楽しんでますか?

チッチ 私はもともとライブを観に行くのが好きだったので、ライブに行けない今の状況が悲しいんですけど、好きなアーティストさんの配信ライブをチケットを買って観てます。配信ライブは普段のライブだと遠くに見えるアーティストを近くで観られるところがいいなって。あとドラマとか映画とかが観られる映像配信のサービスはほとんど入ってるんで、時間ができたとき“イッキ見”します(笑)。YouTubeのコンテンツを流したまま過ごすこともあるし、配信コンテンツは今や私の生活の一部になってます。

左からセントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー。

モモコ 私もけっこう配信ライブはチケットを買って観てますよ。あとNetflixとかHuluでよくアニメを観ます。スマホで観ていると途中で通知が来たり、別のアプリに浮気しちゃうこともあって集中力が途切れがちなんですけど、こういう大画面だと没頭できそうでいいですね。

チッチ 私は家にいるときはテレビ、現場の空き時間はスマホで観るんですけど、映画好きとしてやっぱり映画は大画面で観たいな。もし家にインテリアシアターがあったら映画館で観てる気分が楽しめそう。

──接続はHDMI、ワイヤレス受信が可能なDLNAという規格に対応しています。PanasonicのBlu-rayレコーダー「ディーガ」や、テレビ「ビエラ」に搭載されている無線接続機能「お部屋ジャンプリンク」対応機器とつなげて使うこともできます。今回はノートパソコンからHDMIケーブルで接続していますが、ゲーム機にもつなげるんです。

チッチ ゲームいいですね。きれいなグラフィックのゲームをインテリアシアターで遊んだらすごそう。最近「エーペックスレジェンズ」で遊んでるんですけど、この大画面でやってみたい(笑)。あとスプラッター映画をこの画面の大きさで観たら楽しそう。

モモコ BiSHのライブ映像がいろいろ発売されているので、今までのライブをこの大画面で観直しても面白いかもしれないね。

チッチ 確かに。没入感とか迫力を楽しむのもいいし、これで滝が流れる映像とかを垂れ流したいな。その中で生活したい(笑)。

左からセントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー。

モモコ それいいね。私、馬車に乗ってるときの音とか雷雨みたいな環境音を聴くから。あと読み聞かせ系のコンテンツもよく再生しますけど、この大画面があるなら森の映像を流したいですね。家にいながら自然を感じられそう。

──ほかにはMVを大画面で鑑賞するという楽しみ方もあります。

チッチ BiSHのMVは壮大なものが多いので、大画面で楽しんでほしいです。

モモコ 確かにBiSHのMVをインテリアシアターで観直してみたいですね。

──1曲観てみましょうか。

チッチ どの曲がいいですか?

──「HiDE the BLUE」をリクエストしてもよいですか?

モモコ お。メンバーの変顔を大画面で観ましょう。「『HiDE the BLUE』が一番好き」って人、けっこういるんですよね。

チッチ 「HiDE the BLUE」もいいし、「MORE THAN LiKE」もBiSHの“陽”の部分、優しい部分が出てる曲なので好きです。(MVを観ながら)あ! これこそ幻の衣装だよ(笑)。

モモコ ははは(笑)。この衣装はMVでしか着てないんですよ。

チッチ 学校の制服みたいでかわいかったよね。3年前か……若いな。でも変わらない人は変わらない(笑)。

──大画面で改めて観た「HiDE the BLUE」はいかがでしたか?

モモコ 「HiDE the BLUE」のMVはノスタルジックな色味なんですけど、このプロジェクターは発色がきれいですね。スマホでしか観たことなかったから新鮮。

チッチ 遊び心のある面白いMVだから、こうやって大きな画面で観ると新しい発見があるよね。

モモコ BiSHの曲だとほかには「Life is beautiful」のMVは映画っぽい作りになっているので、大画面にも合いそうだし、より感動できると思います。

チッチ 「My landscape」「stereo future」とか壮大なMVもBiSHの作品には多いので、こういう大画面で観てもらって、臨場感を楽しんでほしいですね。

左からセントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー。

Panasonic「インテリアシアター DLPプロジェクター TH-100FP1」

高輝度2700lm、高精細フルHD、高出力スピーカーを搭載したDLPプロジェクター。投写できる画面サイズは60インチから120インチ。超短焦点レンズを搭載しており、投写面の近くにすっきりと設置できる。60インチの画面サイズの場合、壁から本体までわずか17cmの距離で投写が可能。高輝度の光源により、明るい日中や照明を落とさない部屋でも鮮明な映像で迫力の大画面が楽しめる。またBlu-ray Discレコーダー(ディーガ)やテレビ(ビエラ)など「お部屋ジャンプリンク」対応機器との無線接続もできる。