皆さんの笑顔に会えるのが楽しみ

──アルバム発売後からスタートするツアー後半戦はどのようなものになりそうですか？

池森　1カ月くらいで西日本を中心に回るんですけど、かなりタイトなスケジュールなんです。なのでできるだけ疲れを溜めないように体を調整して、皆さんに満足していただけるステージを披露することだけに集中します。

──ハードなツアーの中で、息抜きにしていることや、楽しみなことはなんですか？

山根　プレゼントとか差し入れをよくいただくんですけど、最近はおいしい地酒をいただくのがうれしいですね（笑）。東京ではなかなか手に入らないものもあったりするので。でも会場に足を運んでくださった皆さんの笑顔に会えるのが何よりの楽しみであり、力になります！

田川　今回のツアーのオープニングでは僕らがその土地土地の観光名所を巡ったムービーを必ず流しているんです。これまではホテルと会場の往復くらいしかしていませんでしたが、映像を撮ることによっていろんな場所に行けて旅をしている感覚を味わえるのがうれしいですね。

──25周年イヤーはどんな1年にしたいですか？

池森　来年行う25周年記念の日本武道館のライブに向けての今回のアルバムでありツアーなので、武道館公演は絶対に成功させたいですね。

DEENにとって夏とは？

──ところで今回のアルバムは“夏うた”が多く収録されています。DEENにとっての“夏うた”とは？

池森　僕らは夏が好きで、それにまつわる曲も多く発表していますが、「DEEN＝夏」というイメージがあまりない気がするんです。でも“DEENの夏うた”という世界は着実に構築している気がしますね。

山根　ただ夏うたを作る季節って冬か春になるんですよね……だから友達でも恋人でもなんでもいいんですけど一緒に海へドライブに行く様子を想像しながら作っています。まあ免許も持っていないんですが（苦笑）。

田川　リゾートライブとか、夏限定の企画を多くやっているうちに、自然と夏の曲が増えているなって。もちろん夏以外の曲も作っていきたい気持ちはありますが、夏って楽しい曲がそろうのでいいなって思います。

──皆さん夏好きなんですね。

田川　夏になったらひたすら日焼けです（笑）。

池森＆山根　真っ白じゃん！

田川　マリンスポーツとかも全然やらないんですけど、最も好きな季節ですね。僕はどうやら暑さに強いみたいで、夏バテもしなくて、日常生活を無理なく過ごすことができるんです。逆に寒いと指が動かなくて大変ですね。

山根　僕も本当はプールとか行きたいんですけど、ここ最近の異様な暑さを経験していると、早く過ぎてほしい気持ちがあります（笑）。ただこの時期に飲むビールは格別ですけどね！

池森　僕も夏にまつわるものはどれも好きなんですけど、1つだけストレスに感じていることがあるんです。それがクーラーのかけ過ぎ！ 暑いときはできるだけ汗をかきたいタイプですし、クーラーは喉を乾燥させるので、あんまり使いたくないんですよ。なのでキンキンに冷えた部屋に通されるとすぐにスイッチを切ります。いつか25℃以下に温度設定できるクーラーの製造をやめてほしいと電気メーカーさんにお願いを入れようと思っているくらいです（笑）。