Crossfaith「WIPEOUT」 PR

Crossfaith|恐れることなく進み続ける

Crossfaithがニューシングル「WIPEOUT」をリリースした。本作にはこれまで発表されてきた2つのシングル「FREEDOM」と「New Age Warriors」の世界観をさらにアッパーに表現したラウドチューンを収録。Crossfaithらしい屈強なシンガロングとKoie(Vo)が歌い上げるメロディが印象的な、近未来を連想させる作品だ。またバンドは同日に配信限定で「FREEDOM Remix」も発表した。こちらは世界中のアーティスト6名が参加し、Crossfaithの魅力を新たな価値観で提示している。

音楽ナタリーでは本作の発売に際しメンバー5人にインタビューを実施。新作への思いのほか、次作に向けた今の心境も聞いた。

取材・文 / 田島諒 撮影 / 上山陽介

未来を恐れず進んでいく意志を込めた「WIPEOUT」

──今回のニューシングル「WIPEOUT」は海外でレコーディングされたとお伺いしましたが、どこで制作したんですか?

Teru(Program, Vision)

Teru(Program, Vision) ロサンゼルスでレコーディングしました。やはり制作する環境によって作品も異なってくると思います。特にロサンゼルスはアッパーな空気が流れているので、朝起きて部屋から1歩出た瞬間にテンションが上がる感覚がありましたね。今作の制作期間はあらかじめ決まっていて、ちょっとタイトだったんですが、ロサンゼルスが持つポジティブな雰囲気に助けられました。

Koie(Vo) 時期は8月上旬だったんですけど、天気もよくカラッとした気候の中で、気持ちよく制作できましたよ。楽曲作りと楽器陣のレコーディングはロサンゼルスで行って、ボーカル録りは主に日本での作業になりました。

──Crossfaithは海外で作品を制作するイメージが強いのですが、その理由はあるんですか?

Teru 確かに海外で制作することが多いですね。思い返せば2012年にリリースした「ZION」EP以降の5作は全部海外でレコーディングしてきました。でも、前作のシングル「FREEDOM」は1回、日本でも制作活動していいんじゃないか?と考えて国内で制作していますから、海外で制作することを決めているわけではないですよ。「WIPEOUT」はプロデューサーがロサンゼルスの人で、やはり自分が普段から生活している環境で作業したほうが本人も調子いいじゃないですか。そういうこともあって、ロサンゼルスで制作してきました。

──表題曲「Wipeout」はそういったLAでの制作が反映されているような楽曲だと思いました。ヘビーなギターリフに、シンガロングできるようなサビへと入る。しっかりラウド感はありつつ、聴きやすさもあります。そもそも「WIPEOUT」というタイトルにはどういう思いが込められているんですか?

Koie(Vo)

Koie “派手にやろうぜ”といった意味を持つ言葉ですが、「ワイプアウト」というレースゲームが元になっているんです。近未来都市を超高速走行で走り抜けながら、コースアウトしたり、衝突したりするゲームなんですが、その世界観が楽曲にも通じる部分があって、このタイトルにしました。

Teru スケートボードなどのエクストリームスポーツの世界でも、思いっきりぶちかますときに「ワイプアウト」って言うんですよ。未来を怖がらずに思いっきり高く飛んでいくという意志が歌詞にも反映されていると思いますね。

Koie 歌詞にも楽曲にも共通していることなんですが、テーマは「誰もが見たこともない近未来の世界観を構築していこう」ということと「未来がすぐ近くまでやって来ている」という2つなんです。そこで「Wipeout」では“未来は待ってくれないから俺たちから飛び込んでいこう”という内容を歌っています。

──前作「FREEDOM」にも共通した世界観があると思いますが、そこは意識されたんですか?

Hiro(B)

Koie 「Wipeout」も「FREEDOM」も前向きなメッセージ性を持った楽曲という点では似ているかもしれません。今回はよりドライブ感が表現されていると思います。

──「Wipeout」の序盤の歌詞に「Fearless Believer」という単語が出てきます。直訳して「恐れず信じる者」という意味ですが、これは何を指しているんですか?

Koie 自分たちのことですね。俺たちはそうあるべきだし、Crossfaithのライブに来てくれたり、楽曲を聴いてくれるオーディエンスのみんなにも、こうなってほしいという思いがあります。日常生活の中で、自分の信念を貫き通すことが難しい瞬間ってあるじゃないですか。そういうときに、俺たちがロックを信じて進み続けているように、恐れを取っ払って進んでいこうという気持ちが込められていますね。

ライブでのシンガロングを想定した「Inside The Flames」

──2曲目のラウドチューン「Inside The Flames」はどのように制作したんですか?

Kazuki(G)

Kazuki(G) 曲の原型は僕が制作し、プロデューサーのドリュー・ファルクと共同で作り込んでいきました。彼は同世代で「FREEDOM」のときにもプロデューサーとして関わってくれているんですが、今作ではより連携できたと感じています。「Inside The Flames」は今回のシングルに収録されている3曲のうち、もっともドリューのアレンジが入った楽曲ですね。ラウドバンドとして、より強固なサウンドになるように意識してギターリフを作っていきました。

Koie ボーカル面においてはメロディのラインだったり、歌うときのキーは何が適しているかというのをドリューと相談していきました。「Inside The Flames」はAメロが今までのCrossfaithにはない感じだと思うんですよ。曲自体は空間を生かしつつ、ボーカルはシャウトで進行していくというのが新しい挑戦でした。この曲もサビはすごくメロディアスで、ほかのパートとの対比も特徴的ですね。聴きどころは中盤のブレイクダウンからのシンガロングです。

──ブレイクダウン後、楽器の音が鳴り止んだ状態で「All You Can Do Is Be Yourself」とシャウトしているところですね。

Tatsuya(Dr)

Koie そうです! ライブで演奏したときにステージにお客さんがどんどん上がってきてマイクジャックしてシンガロングするような光景を想像しながら制作したんですよ。今回のシンガロングパートは仲がいいバンドのボーカリストを集めてレコーディングしたんです。だから、より屈強なシンガロングになっていると思いますね。やっぱりしっかりシャウトできるヤツが叫んだほうが、芯のある強そうなシンガロングになるんですよ。そこも新しい点ですし、ボーカルのみ日本でレコーディングしたからこそ実現できたことです。特に今回のシングルに収録されている3曲はシンガロングパートが多いのですが、これはライブに重要度を置いて、フロアを意識しているからこそです。ポジティブな楽曲だからこそ、お客さんが楽しめるキャッチーな部分とヘヴィな要素の兼ね合いが大事だと思うんです。

Crossfaith「WIPEOUT」
2018年1月24日発売 / Sony Music Records
Crossfaith「WIPEOUT」初回限定盤A

初回限定盤A [CD+DVD]
1900円 / SRCL-9625~6

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Crossfaith「WIPEOUT」初回限定盤B

初回限定盤B [CD2枚組]
1600円 / SRCL-9627~8

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Crossfaith「WIPEOUT」通常盤

通常盤 [CD]
1300円 / SRCL-9629

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CD収録曲(全盤共通)
  1. Wipeout
  2. Inside The Flames
  3. Vemillion Gold
初回限定盤A DVD収録内容

LIVE AT ZEPP TOKYO 10tth ANNIVERSARY TOUR - FAITH LASTS FOREVER -

  1. Mirror
  2. Freedom
  3. Leviathan
初回限定盤B DISC 2収録曲
  1. Freedom(Lutez Remix)
  2. Rockstar Steady(The Juggernaut Remix)
  3. Diavolos(TAKESHI UEDA [AA=] Remix)
Crossfaith「FREEDOM Remix」
2018年1月24日配信開始
Crossfaith「FREEDOM Remix」
収録曲
  1. Freedom(Lutez Remix)
  2. Freedom(KSUKE Remix)
  3. Rockstar Steady(The Juggernaut Remix)
  4. Rockstar Steady(The Bloody Beetroots Remix)
  5. Diavolos(Takeshi Ueda [AA=] Remix)
  6. Diavolos(Zardonic Remix)
Crossfaith(クロスフェイス)
Crossfaith
2006年11月にKoie(Vo)、Teru(Program, Vision)、Kazuki(G)、Hiro(B)、Tatsuya(Dr)により結成。2009年4月にリリースした1stアルバム「The Artifical theory for the Dramatic Beauty」が国内メタルコア、スクリーモシーンを活気付ける起爆剤に。その後「Warped Tour UK」「Sound Wave Festival 2013」「Download Festival 2014」「Reading / Leeds Festival 2014」など海外の大型フェスにも多数出演し、各国のメディアに取り上げられる。2014年10月にキャリア初となるシングル「MADNESS」をソニー・ミュージックレーベルズからリリースするが、2015年1月にKazukiが脳内出血の治療によりライブ活動を休止。サポートギタリストを迎えてライブ活動を行う一方で新曲レコーディングを実施し、9月にメジャー1stアルバム「XENO」をリリースした。同月のKazuki復帰後は世界遺産・日光山輪王寺でのライブや日本テレビ系「スッキリ!!」への出演など国内での活動も活発化させる。2016年7月にシングル「New Age Warriors」をリリース。アジアツアーを挟み、9月よりバンド最長ツアー「New Age Warriors Tour 2016」を開催し、2017年2月にツアーファイナルとして千葉・幕張イベントホール公演を大成功に収める。同年8月にニューシングル「FREEDOM」と、幕張イベントホールでの公演の模様を収めたDVD/BD「Crossfaith -LIVE IN JAPAN- AT MAKUHARI MESSE」を同時リリース。10月から12月にかけて結成10周年を記念したワンマンツアー「10th ANNIVERSARY TOUR ONE MAN SHOWS - FAITH LASTS FOREVER -」を実施した。2018年1月にニューシングル「WIPEOUT」をリリース。