「CHEERZ」はアピールの場

──川崎さんが2位、羽島さんが3位という結果になりました。2人はどれくらい前から「CHEERZ」を始めたんでしょう？

川崎芹奈　私は今年に入ってすぐだったのでもうすぐ1年経ちますね。

羽島みき　たしか今年の7月くらいなので、まだ半年経ってないくらいです。

川崎　「CHEERZ」を見てライブに来てくれた人もいるので、アピールの場としてすごくいいなって思ってます。

羽島　私はそもそも自撮りがあまりうまくなくて、「CHEERZ」に参加することになったから最近がんばってるんですよ。やっぱりそこそこ上手になってるみたいで「最近自撮りがかわいいね」って言われるようになりました。

──逆にうまくなかったときの写真はどんなのだったんですか？

羽島　いや、もう本当にヘタクソで。どこ見てんの？ みたいな（笑）。「CHEERZ」でほかのアイドルさんの写真を見て勉強した感じです。

川崎　私は逆にほかのアイドルさんの投稿をあまり見ないんですよ。

──あまり気にならない？

川崎　どちらかというとCHEER（＝応援によるポイント加算）も自分や企画に参加しているメンバーに対してしているので。ほかのアイドルさんの写真を見てCHEERすることはほぼないです。

──わりとストイックなんですね。

川崎　たぶん、ほかのアイドルさんにCHEERしだしたら止まらなくなっちゃうと思うんですよ。それが怖いというか（笑）。

羽島　私もメンバーにはちょっとでも上位ランキングに入ってほしいのでメンバーに対してCHEERすることが多いですね。それで上位に行ったらグループのことも知ってもらう機会になりますし。

ウルトラマンとは関係ないです

──川崎さんは「ULTRAGIRL」というグループで活動されてますが、最近グループ名が英字表記になりました。カタカナの頃はウルトラマンと何か関係あるのかと思ってました（笑）。

川崎　まったく関係ないんですよ、これが（笑）。

──でもお客さんのことを“ヒーロー”って呼んでるし、グループのコンセプトも“正義の味方”だし。絶対にウルトラマンと関係あると思いますよ、普通。

川崎　ちゃんとグループ名の由来はあって「スーパーよりもすごいのがウルトラ」みたいな。

──まあスーパーだとほかのグループさんになっちゃいますもんね（笑）。

川崎　ランク的な話なんですけどね。

──関係ないとはいえ、ヒーローもののお仕事とかタイアップとか、そういうのをけっこうやってるのかなって思ったんですが。

川崎　最初にリリースしたのが「正義の味方」って曲で、そういう方向性で行くんだろうなって私たちも思っていたんですけど、特にそれ以降は直接的な関係はなく。いわゆる普通のアイドルっぽい楽曲になりましたね。代表曲が「ウルトラ応援歌」っていう曲で、みんなに勇気をあげる、パワーを与える、みたいな方向性の楽曲です。

──活動を始めてからけっこう長いですよね。

川崎　もう4年目になります。メンバーもだいぶ減ってしまったんですけど、初期からやってる4人で現在はがんばってます。

──増員は考えてないんですか？

川崎　この4人でここまでがんばってきたし、今私たちの輪の中に新しく入ってくるのってすごく難しいのかなって思っちゃって。今のバランスを崩したくないっていうのもあります。増員することが嫌というわけではないんですけど、できるところまでは今の4人でがんばりたいなと。

──長く一緒にやってるとそういう思いは強くなっていくんですかね。

川崎　そうですね。とにかく今の4人のバランスがよくて。長く続けてますけど最年少はまだ高校1年生ですし。平均年齢も若いです。逆にもう少し大人になってきたらそっちの魅力も出せるような方向性を考えていきたいなと。

──8人から4人になったらフォーメーションも歌割りも何もかも変わりますよね。

川崎　8人のとき、私はけっこう端のほうにいたメンバーで。いわゆる“端メン”ってやつです（笑）。だからそこまで歌割りも多くなかったし、8人いるからずっと歌ってることもなかった。でも今は4人なので気が抜けないし、何より楽しいので。

──ほかのメンバーが次々に辞めていったとき、自分も辞めたいとは思わなかったですか？

川崎　思わなかったですね。単純に楽しかったっていうのもありますけど、長く続けていくと、ここで諦めたくないっていう思いのほうが強くなってくるので。まだ何も成し遂げてませんし、アイドルとしてもっと有名になりたいっていう思いが強いです。