音楽ナタリー Power Push - CHEERZ
「CHEERZ」ランキング上位入賞記念インタビュー Vol.06 私たち、絶対に夢を叶えます!
ランキングの順位によってインタビューやグラビア掲載といった、さまざまな活動の場がアイドルたちに提供されるアイドル写真投稿アプリ「CHEERZ」。この「CHEERZ」にて毎月音楽ナタリーでのインタビュー出演を賭けたイベントが開催され、出演アイドルが所属グループや自身をアピールしている。
今回トップ3に輝いたのは篠崎こころ(プティパ -petit pas!-)、川崎芹奈(ULTRAGIRL)、羽島みき(神宿)の3人。音楽ナタリーでは1位の篠崎にソロインタビューを、2位の川崎と3位の羽島に合同インタビューを行い、それぞれの活動について聞いた。
取材・文 / 古川朋久 撮影 / 稲垣謙一
ランキングで結果を残そうと決めてる
──篠崎さんが今回の「CHEERZ」の音楽ナタリー出演イベントで1位を獲得しました。プティパメンバーは全員1位でインタビューに出演ですね。
もうホントにありがとうございます。プロデューサーからも「絶対1位!」って圧力をかけられていたので、毎日「お願いします! お願いします!」ってアピールしてました。その努力が実ってよかったです。
──日向さんや真中さんも協力して、チーム戦でアピールしてたのは毎度のことながらすごいなって(笑)。
ファンの皆さんも私たちが「絶対1位!」っていうプレッシャーを感じてることは気付いていたみたいで、すごく協力してくださって。
──でも参加するアイドルさんのラインナップによっては強力なライバルがいたりして、まったく余裕はなかったんじゃないかなって。
そうなんですよ。今回も神宿さんがものすごい勢いがあったので、本当にヤバいんじゃないかってビクビクしてましたし。
──篠崎さんは「CHEERZ」に参加されてからさまざまなランキングで1位を獲得してきましたよね。それこそ上位の常連には必ず篠崎さんがいる、みたいな状況が続いて。そんな中、新しく参加してきたアイドルたちに脅威を感じてるのかなって思ったのですが。
それは感じてますね。今回参加したのも勢いのある子たちばかりだったので私たちもすごく焦って「どうしたら1位取れるかな?」って会議しましたもん。とりあえずお茶飲んでる写真でもなんでも、とにかくたくさん投稿するっていう作戦に出て。
──シンプルですけど物量作戦が一番効果的だったと?
勢いには物量で勝るしかないなって(笑)。まあでも、さすがにそろそろ物量だけでもどうにもならないというか、新しい子たちのエネルギーがとにかくすごくて。
──でもそんな状況でも1位を獲ったわけですし、篠崎さん……プティパのグループとしての魅力や勢いはなかなかすごいと思います。
「CHEERZ」をやってて私のことを知ったという人も本当に多くて。みんながライブに会いに来てくれるんですよ。最近ではアイドルファンじゃない人も「CHEERZ」やTwitterで気になってライブに来ましたっていうことが本当に多いです。だから私たちとしては「CHEERZ」に力を入れますし、ランキングでは結果を残そうって決めてます。
──「CHEERZ」の特典で駅の電子看板の広告に登場したのはインパクトありましたね。
あの効果がすごくて、短期間でTwitterのフォロワーが3000人くらい増えて。逆に恐怖を感じました(笑)。でもそれがあったからまた「CHEERZ」でがんばろうって思うようになって。
AKB48になりたくてメイドカフェでアイドルを始めた
──篠崎さんはプティパのオリジナルメンバーですが、こういう活動を始めるきっかけはなんだったんでしょう?
もともとアイドルがすごい好きだったんですよ。いわゆるアイドルオタクってやつで、AKB48さんのことが大好きで。
──ハマったのはどれくらいの時期ですか?
ちょうどまゆゆ(渡辺麻友)が加入した時期なので3期生のタイミングですね。
──ということはチームBが結成するちょっと前くらいのタイミングだから、まだそこまで世間にAKB48が認知される前ですよね。目ざとい人しか追ってない時期だと思うんですけど。
私、けっこうネットオタクというか、いろいろ見てたらAKB48にたどり着いて。この子たちはなんなんだろうって興味が湧いてきたのがきっかけです。
──そこでAKB48に入ろうとは思わなかったんですか?
思いました。だから自分もオーディションに応募したんですけど、最終面接で落ちてしまって。
──その頃の篠崎さんってどんなビジュアルだったんでしょう?
いわゆるAKB48に憧れてるような感じで、髪は肩まであって、前髪はパッツンでしたね。そういう時期が私にもあったんですよ(笑)。
──今の金髪ショートカットのイメージが強いから、ずっとこの感じだったのかと思ってました。
このビジュアルイメージになったのはそこからもう少し先の話ですね。これもなんとかして目立ってやろうっていう安直な考えから始めたんですけど。
──AKB48のオーディションを落ちたあと、篠崎さんはどうしようと?
やっぱりAKB48になることを諦められなくて、秋葉原のAKB48劇場を眺めるために近くのメイドカフェで働き始めたんです。なんの解決にもなってないんですけど(笑)。
──メイド出身だったんですか。
あまりイメージがないと思いますけどね(笑)。ちょうど私が入った頃にメイドカフェでアイドルユニットみたいなものを作るのが流行ったんですよ。で、私が働いていたところでも選抜メンバーを決めるときに入れてもらって、いわゆる地下アイドルっぽいことを始めたのがアイドル人生の始まりでもあり、プティパへの第一歩でもあった感じです。
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- アイドル応援アプリ「CHEERZ」
「CHEERZ」はアイドルが投稿した写真に対して「CHEER=応援」することでランキングが変動するアプリ。順位によってさまざまな特典が参加アイドルに与えられる。現在参加アイドルは400人以上で、今後も続々と増える予定。
プティパ -petit pas!-(プティパ)
篠崎こころ、真中のぞみ、日向すずの3人からなるアイドルユニット。「東京で一番かわいいアイドル」をキャッチコピーに、RYO(Central 2nd Sick)が手がける楽曲でライブ活動を展開している。2015年4月に「Re:START」「BORDER」「レボピポ」の3枚のシングルを同時リリース。さらに同年7月にはニューシングル「MAGIC」「Jump!!」「Cheer」の3枚を発表した。