BUDDiiS「Iris」特集| 愛惜のバラードで見せる10人の新境地、MV撮影密着も (3/3)

「Iris」ミュージックビデオ撮影密着&フォトレポート

「Iris」のMVで描かれるのは“壮大な愛”。広大な砂の大地で踊る10人の姿と、彼らの印象的な瞳や何かを探し彷徨う姿を捉えた映像は、楽曲の美しさや神秘性をより深めている。12月初旬に行われた撮影はBUDDiiS史上初めて2日間をかけて行われ、スタジオには実際に砂の大地が再現された。

砂上のダンスシーン

FUMINORI 今回のMV撮影ではスタジオに砂漠のセットを組んでいただいたんですが、ホントにしっかりと砂漠だったね。

FUMIYA しっかりと砂の“厚み”があるんですよ。踊るとき、めっちゃ足取られましたよね!

SEIYA 確かに!

FUMIYA リアルに砂の上で踊っている感覚だったので、次の日、足がパンパンでした(笑)。

FUMINORI それでも僕なんかの大変さは全然軽いほうで。ボーカルチームのもりぴ(MORRIE)やKEVINはソロカットがめちゃくちゃ過酷そうだった。

KEVIN あはははは。

SEIYA 砂嵐が……。

KEVIN そう。全員でのダンスシーン撮影のあと、僕、砂に埋められたんです。砂漠に窪みを作って、そこに入ったら上から砂をバーッとかけられて……(笑)。そこに風を発生させたので、本当に砂嵐の中で倒れている感じ。

FUMIYA KEVINくんががんばった甲斐あって、めっちゃきれいな画になったよね。

SEIYA そう、めっちゃきれい。

KEVIN ありがとう。MVでああいうつらそうな表情を見せるのって、これまでなかったから新鮮だよね。

MORRIE 思えば、笑うカットが1つもなかったもんね。

FUMIYA 僕、SEIYAくんのソロカットが大好きで。

KEVIN あ、夜のシーンね。あれよかった。

SEIYA 「隣にいてよ 息を感じたい」のところなんですけど……。

SHOW このシーンは、スタジオに夜の砂漠を再現したんです。

FUMIYA 全体を通して温かみがある映像だけど、ここだけちょっと冷たい感じがして、撮影している時点ですでにいい雰囲気でした。メリハリが出るというか。

SHOOTの涙

──ダンスに加え、皆さんの演技シーンもすごく大事な要素になっているMVですよね。

KEVIN そう、演技も力を入れましたね。SHOOTなんか泣いてましたよ。

MORRIE ね、ガチ泣き。

KEVIN そう、世界観に入り込んで、涙流してた。

FUMINORI さすが、役者だなあ。

FUMIYA みんなが“画面の向こう側”に視線を感じる、何かに気付くような表現をするカットがあるんですけど、そのシーンもSHOOTくんは上手で。いい場面になっているんですよ。このMVのスケール感を感じられるシーンだと思います。

SHOW 2日間をかけて撮影すること自体も初めてだったし、時間をかけていいシーンを撮れたなと思います。いやあ、でもやっぱり砂漠でのダンスシーンは大変でした(笑)。

FUMIYA テイク数もかなり重ねたもんね。

KEVIN 何回も聞いてちょっとトラウマになった監督の言葉があるんですけど、「1Bからラストまで行きます!」って……それ、ほぼ1曲通しじゃん!と(笑)。

一同 あはははは!

FUMINORI 始まりの寝そべる場面を最後に撮ったので、立ち上がったあとの1番Bメロから踊るカットを何度も繰り返してね。

MORRIE 今考えると、あれは“ほぼフル”だったよ。

SHOW あと、忘れられないのは最後の全員カット。これを撮り切ったらダンスシーンは終わりというテイクだったんですけど、10人が折り重なるラストのポーズを監督が長めに撮りたかったみたいで「もうちょっと、もうちょっと! もうちょっとそのままでいて!」って、そこから30秒くらい……(笑)。

KEVIN みんな、そのポーズで長い時間固まると思ってなくて、体をすごい角度で曲げてるから大変で(笑)。

FUMIYA 「ここ、長くもらいまーす!」……長くもらいます!? みたいな。

一同 あはははは!

FUMINORI おかげでいいカットが撮れましたよ。

KEVIN てかさ、撮影の日、ベッド砂だらけにならなかった?

SEIYA 俺は大丈夫でした。

KEVIN もちろんお風呂入ったのに、寝たら砂がまだ出てきて!

FUMINORI わかる。たぶん耳に入ってたんだよね。

KEVIN びっくりしちゃいました(笑)。

もう1つ上のステージへ

──では最後に、2025年の活動への意気込みを聞かせてもらえたらと思います。

FUMINORI 2024年の活動を経て、いよいよもう1つ上のステージに上がる、そのタイミングは今年だと思っています。お茶の間の皆さんに愛されるグループになるために、明確にBUDDiiSというグループを世間の方に知ってもらえる年にしたいですね。スタンスは変わらないけど進化し続けるグループでありたいと思います。あとは関東以外の場所でもアリーナ規模でライブができるようになりたいと思っているので、とにかく気合い。気合いを入れて進んでいく年にします!

一同 (YUMAの声マネで次々に)はい!

FUMINORI ……ほぼYUMAでした(笑)。

──では、質問は以上です。ありがとうございました。

FUMIYA ねえねえ、たまアリライブの次の日さ、みんなでディズニー行く?

FUMINORI 行けないでしょ、「ももいろ歌合戦」のリハだよ。

FUMIYA そっか……じゃあ来年全員で行こう?

KEVIN ね!

公演情報

BUDDiiS「BUDDiiS Tour 2025 - JOURNiiY II -」

  • 2025年4月4日(金)北海道 Zepp Sapporo
  • 2025年4月5日(土)北海道 Zepp Sapporo
  • 2025年4月11日(金)愛知県 Zepp Nagoya
  • 2025年4月12日(土)愛知県 Zepp Nagoya
  • 2025年4月18日(金)神奈川県 KT Zepp Yokohama
  • 2025年4月19日(土)神奈川県 KT Zepp Yokohama
  • 2025年4月25日(金)福岡県 Zepp Fukuoka
  • 2025年4月26日(土)福岡県 Zepp Fukuoka
  • 2025年4月28日(月)大阪府 Zepp Osaka Bayside
  • 2025年4月29日(火・祝)大阪府 Zepp Osaka Bayside
  • 2025年5月9日(金)東京都 Zepp Haneda(TOKYO)
  • 2025年5月10日(土)東京都 Zepp Haneda(TOKYO)
  • 2025年5月16日(金)宮城県 SENDAI GIGS
  • 2025年5月17日(土)宮城県 SENDAI GIGS
  • 2025年6月1日(日)台湾 Zepp New Taipei(台北)

BUDDiiS 5周年記念ワンマンライブ(タイトル未定)

  • 2025年9月20日(土)神奈川県 横浜アリーナ
  • 2025年9月21日(日)神奈川県 横浜アリーナ

プロフィール

BUDDiiS(バディーズ)

2020年9月結成の10人組“DIY”ダンス&ボーカルグループ。2021年5月に配信シングル「CLICK ME」でデビューし、2022年5月には神奈川・横浜日本武道館で男性アーティスト初のワンマンライブを、2023年6月には、東京・日比谷野外大音楽堂(日比谷野音)と大阪・大阪城音楽堂でグループ初の野外ワンマンライブを開催。10月には1stアルバム「BRiLLiANT」をリリースし、千葉・幕張メッセ 幕張イベントホールでワンマンライブを開催した。2024年2月より開催されたグループ初の全国ホールツアーでは約3万人を動員。9月には東京・日本武道館にて単独ライブを2DAYS開催し、ミニアルバム「UtopiiA」をリリース。12月には埼玉・さいたまスーパーアリーナでワンマンライブを行った。2025年1月、フジテレビ系ドラマ「秘密~THE TOP SECRET~」の主題歌「Iris」を配信リリースした。