尊敬という名のGIG SP supported by uP!!! 座談会|まき(あゆみくりかまき)×ペリ・ウブ(BiS)×パン・ルナリーフィ(BiS)×高見奈央(ベイビーレイズJAPAN)

いい意味でぐちゃぐちゃ

高見 じゃあ今度は私から質問! あゆくまって煽りがめっちゃカッコいいじゃないですか。長めに煽ると言うか、ちゃんとメッセージを伝えていて。煽りの内容はあらかじめ考えてライブに臨んでるんですか?

まき(あゆみくりかまき)

まき 決めているときとそうじゃないときがありますね。ファンの方がそのタイミングでその言葉を待っているときもあるので、「ここや!」ってところはなるべく同じ言葉で煽るようにしています。でも、「ジェットクマスター」という曲では何も言うことを決めずにステージに立って感じたことを話しています。やっぱり考えてきたものだと、その場の空気と合わないことがあるんですよ。どうしても温度差が生まれちゃう。用意しているものを言っても、気持ちが入ってないから全然お客さんに響いている感じがしなくて。だから感じたまんま口にしていますね。

高見 もうラッパーのフリースタイルみたいなことですよね?

ペリ フリースタイルダンジョンや。

高見 BiSはMCの内容を考えてライブに臨んでいますか?

左からペリ・ウブ(BiS)、パン・ルナリーフィ(BiS)。

ペリ BiSはあんまり長いMCをしないんですけど、ある程度考えてから臨むようにしていますね。でも本番で気持ちが高まって違うことを言っちゃうことも多いです(笑)。

高見 でもメンバー間で「私○曲目と○曲目の間にやるからかぶらないようにね」みたいな打ち合わせはありますよね?

ペリ それは絶対!

まき 皆さんは決まったメンバーが煽るわけじゃないんですね。あゆくまは“盛り上げ役”の私が基本的に煽りを担当しているんですよ。この前BiSさんの両国国技館ワンマンに遊びに行かせてもらったんですけど、そのときのパンさんの煽り方がめちゃくちゃよくて……煽ってからみんなのいるところに戻っていく感じもカッコよくて憧れちゃいました。

パン ありがとうございます。なんかこの3組はライブ中はいい意味で心ここにあらずな感じなんですね。小手先じゃなくすべてを出し切っているとと言うか、いい意味でぐちゃぐちゃなところが共通していそうです。

当日のセットリストは?

まき 皆さんセットリストは自分たちで決めてるんですか?

高見 ベビレのセトリと演出面は私が担当なので全部考えています。できたらそれをみんなに見せてそこからスタッフさんも交えてブラッシュアップしていくようにします。でもそういう形になったのは最近ですよ。

パン そうなんですか?

高見奈央(ベイビーレイズJAPAN)

高見 私たちはデビューから2年後に日本武道館でのライブを成功させないと解散っていう大人が敷いたレールがあったので、それまではずっとその目標に向かってがんばっていて。それ以降はどんどん自分たち主体で動くようになってきて、今では各メンバーで分担していろいろやってますね。

ペリ カッコいい……。

パン すごい。

まき BiSさんはどうなんですか?

ペリ セトリは基本スタッフさんに決めてもらうんですけど、連日イベントが続く日とかはメンバーで考えたりもします。だからベビレさんには憧れますね……。

まき せっかくセトリ決め担当がいらっしゃるので、リクエストしたい曲があるんですけど、「夜明けBrand New Days」が大好きなんですよ。やってほしいなあ。

高見 え、うれしい。言われたらやるしかないですね。あゆくまさんには「旅立ちの唄」をやってもらいたいです! 生で聴いてみたい! BiSさんには……「ロミオの心臓」をやってもらいたいなあ。

ペリ スタッフさんに伝えておきます。私はベビレさんの「Pretty Little Baby」が大好きなのでやってもらいたいです!

高見 「Pretty Little Baby」はまなっちゃん(林愛夏)の歌唱力が試される曲なんですよ。「夜明け」もやるなら振り幅がすごいなあ。どんなセトリにしよう(笑)。

パン 実はBiSのキカ(・フロント・フロンタール)がアイドル好きで、あゆくまもベビレもライブに通っていたんですよ。だからキカに相談してたくさんリクエストを投げさせてほしいです。

まき えー、そうなんだ! 会えるのが楽しみ! 今日は本当にお話できてうれしかったです。あゆくま“大逆襲”の年の大事なイベントなので、最高のライブになるようにお力添えよろしくお願いします!

左からパン・ルナリーフィ(BiS)、ペリ・ウブ(BiS)、まき(あゆみくりかまき)、高見奈央(ベイビーレイズJAPAN)。

公演情報

尊敬という名のGIG SP supported by uP!!!
2018年5月4日(金・祝)東京都 Zepp Tokyo
出演者
あゆみくりかまき / BiS / ベイビーレイズJAPAN
あゆみくりかまき「大逆襲」
2018年3月28日発売 / SME Records
あゆみくりかまき「大逆襲」初回生産限定盤

初回生産限定盤
[CD+Blu-ray]
4800円 / SECL-2268~9

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あゆみくりかまき「大逆襲」通常盤

通常盤
[CD]
3000円 / SECL-2270

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CD収録曲
  1. 残像フラッシュバック[作詞:竜宮寺育 / 作曲:松隈ケンタ / 編曲:SCRAMBLES]
  2. 反抗声明[作詞:TENGUBOY / 作曲・編曲:APAZZI & U.M.E.D.Y.]
  3. Amagami Days[作詞・作曲・編曲:井上ジョー]
  4. ゴマスリッパー[作詞:たむらけんじ / 作曲・編曲:APAZZI & U.M.E.D.Y.]
  5. 未来トレイル[作詞:金子麻友美 / 作曲・編曲:APAZZI & U.M.E.D.Y.]
  6. SUGOROKU[作詞:田中秀典 / 作曲・編曲:APAZZI & U.M.E.D.Y.]
  7. 旅立ちの唄[作詞:Saku(hotarubi) / 作曲・編曲:APAZZI & U.M.E.D.Y.]
  8. つながり[作詞・作曲・編曲:藤野翔之]
  9. HAVE A NICE DAY,世界[作詞:あゆみくりかまき、久下真音 / 作曲・編曲:Yocke]
  10. 絆ミックス[作詞:田中秀典 / 作曲・編曲:APAZZI & U.M.E.D.Y.]
  11. 泣き顔笑顔[作詞:金子麻友美 / 作曲・編曲:APAZZI & U.M.E.D.Y.]
  12. 星降る夜空に…[作詞・作曲・編曲:4106xxx]
初回生産限定盤Blu-ray収録内容

LIVE FOOTAGE from「ボクらの熊魂2017~あゆくまと行く全国ロッカショー!~supported by uP!!!」(2017.10.21)

  • WAR CRY
  • ジェットクマスター
  • 鮭鮭鮭
  • 心友フォーエヴァー
  • ゴマスリッパー
  • 真相はどうでもいい。
  • 女子か。
  • 「キミが好き」「キミが好き」
  • SUGOROKU
  • 反抗声明
  • KILLLA TUNE
  • 旅立ちの唄
  • ナキムシヒーロー
あゆみくりかまき
あゆみくりかまき
歌うたいの「あゆみ」、DJ の「くりか」、盛り上げ役の「まき」からなる、関西出身のアイドルパンクDJユニット。2012年1月にくりかとまきが「くりかまき」名義で活動を開始した。2013年8月に1stシングル「アナログマガール」を発売。2014年5月にあゆみが加入し「くりかまき」から「あゆみくりかまき」へと改名した。7月に新体制となって初めてのシングル「ジェットクマスター」をリリースし、8月には「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」「SUMMER SONIC」など大型フェスに出演。2015年3月にシングル「鮭鮭鮭」でメジャーデビューし、同年9月に東京・渋谷CLUB QUATTROで行ったワンマンライブはソールドアウトを記録した。2015年の年末に交通事故に遭い、予定していたライブイベントを2本キャンセル。その後の動向に注目が集まっていたが、2016年1月には予定通りワンマンツアー「ボクらの熊魂2016~チャーハン・シャケ缶・とーめーはーん!~」を東京、大阪、愛知の3カ所で開催し、事故からの復活を果たした。4月に1stフルアルバム「あゆみくりかまきがやって来る!クマァ!クマァ!クマァ!」を発表。6月に全国5都市を回るワンマンツアー「ボクらの熊魂2016 ~ここで一句!『東名阪 仙台広島 まわるんやぁ』~」を開催した。11月にアニメ「NARUTO -疾風伝-」のエンディングテーマ「旅立ちの唄」をシングルリリース。2018年3月にメジャー2ndアルバム「大逆襲」を発表する。
BiS(ビス)
BiS
アヤ・エイトプリンス、キカ・フロント・フロンタール、ゴ・ジーラ、ペリ・ウブ、パン・ルナリーフィ、ももらんどの6人からなるアイドルグループ。BiSは2014年7月をもって解散したが、再始動がアナウンスされ、2016年9月に新体制で活動を再開した。同年11月に1stアルバム「Brand-new idol Society 2」を発表し、1stワンマンライブを東京・下北沢SHELTERで開催。2017年2月に2ndアルバム「Re:STUPiD」をリリース。1月より全国ツアー「Re:STUPiD TOUR」を開催し、それに伴って1週間米しか食べることのできない車中泊ツアーおよび100kmマラソンを敢行した。同年5月よりGANG PARADEのカミヤサキが、アヤとレンタルトレードで加入。カミヤを迎えた体制で同月にシングル「SOCiALiSM」を、10月にシングル「I can't say NO!!!!!!!」をリリースした。2018年3月の東京・両国国技館公演「BiS 2nd BEGiNNiNG TOUR FiNAL WHO KiLLED IDOL??」をもってリーダーのプー・ルイが卒業。このタイミングでカミヤとアヤのレンタルトレードが終了し、新体制の6人での活動をスタートさせた。さらに同月、両A面シングル「WHOLE LOTTA LOVE / DiPROMiSE」」をもって日本クラウンから“再メジャーデビュー”を果たした。
ベイビーレイズJAPAN(ベイビーレイズジャパン)
ベイビーレイズJAPAN
大矢梨華子、高見奈央、傳谷英里香、林愛夏、渡邊璃生からなる5人組ユニット。2012年9月にシングル「ベイビーレイズ」でメジャーデビューを果たす。デビューから2年以内に日本武道館公演を実現することを目標に精力的な活動を続け、2014年12月に同所でのワンマンライブが実現。しかし、日本武道館を満員にすることはできなかったため「ベイビーレイズJAPAN」に改名し、よりロック路線を突き詰めていく「IDOROCK」という新たなグループのテーマを掲げ活動していく。またグループとして「日本武道館公演満員」「紅白歌合戦出場」を目指すことを宣言した。2016年5月には12thシングル「閃光Believer」を発売。7月にはフランスにて開催された「JAPAN EXPO 2016」に出演し、海外進出を果たした。9月に2ndアルバム「ニッポンChu!Chu!Chu!」を発表し、10月には東京・新宿ReNYにて主催ライブ「EMOTIONAL IDOROCK FES.」を開催。2017年には「ベイビーレイズJAPAN野外ワンマン3連戦 “晴れも!雨も!大好き!!”」と題した野外ライブシリーズを4月に東京・日比谷野外大音楽堂、6月に千葉・稲毛海浜公園 野外音楽堂、9月に埼玉・東武動物公園の新イベントステージで行った。同月初のミニアルバム「THE BRJ」をリリースした。