日本のファンとAKB48、HKT48メンバーにメッセージ

──「NO WAY MAN」のMVを拝見して、早くも韓国での特訓効果が表れている気がしました。単純にダンスの難易度が高いですよね？

宮脇　もっともっと練習してさらにいいパフォーマンスをお見せしたかったです。

矢吹　私も同じ考えです。練習する時間がもう少しあれば……。

──最後に、日本のファンにメッセージをお願いします。

矢吹　日本にいるファンの方の目にも届くような活躍ができるよう、がんばりたいと思っているので、引き続き応援していただけたらありがたいです。それと、すみません。追加でAKB48、HKT48のメンバーにもメッセージをいいですか？

──どうぞ、どうぞ。

矢吹　2年半後、私が戻ってくるまでは辞めないでね（笑）。

本田　これは卒業ではないです。つまり寂しい話じゃないんです。世界でもっと活躍できたら、結果、ファンの人たちにも喜んでいただけると思います。

──K-POPという分野がマーケット的に世界規模なのは確かなことですし、自信はありますか？

本田　……あります！ さっきも言ったように私たちAKB48グループのメンバーには負けん気とか根性が備わっていますので。日本代表として、思いっきり暴れてきます！

宮脇　今、私は20歳で、アイドルとして自信が揺らぐ瞬間もあります。

──そんなことはないですよ！

宮脇　そうですか？ そう言っていただけるとありがたいですが（笑）、やっぱり10代のメンバーがキラキラ輝いて見えるんです。ただ、ここから2年半は間違いなく全力でアイドルを続けていきます。活動する場所が変わっても、変わらずに応援していただければうれしいです。あとは繰り返しになりますけど、AKB48とHKT48の応援をどうかよろしくお願いします。

──HKT48に関して、主力メンバーとして活動してきた宮脇さんと矢吹さんの離脱の影響は正直なところ大きいと思います。そのことは、どう思っているんですか？

矢吹　確かに今は、はるっぴ（兒玉遥）さんも休養中だし、朝長（美桜）さんも足をケガしているし……。

宮脇　そうだね。さしこ（指原莉乃）ちゃんに頼っちゃう感じだもんね。だけど決まった以上は、お互いが刺激を与え合うような感じで切磋琢磨したいです。2年半後に私たちが戻ってくるとき、HKT48は10周年を迎えるんです。そのときはお互いが大きな存在になって、HKT48をさらに盛り上げていけたらって思います。

──前代未聞の挑戦になりますが、最終的にはどういうアイドルになりたいと考えていますか？

本田　AKB48に入ったこと自体がありえないことだけど、ここからは戦う舞台が海外に移っていきます。今起こっているのは何もかも想像できなかったことだから、これから先もどうなるかはわからないです。だけど、とりあえずは2年半、がむしゃらにがんばります。スキルを上げて、知名度も上げて、大きな存在になりたい。そして必ずAKB48に戻り、学んできたことで貢献したいと思っています。

宮脇　私は自分のピークを常に更新していきたいんです。「前のほうがよかった」とか言われるのは、やっぱり悔しいですし。「歴史上、今が一番いい宮脇咲良」っていう状態を常にアップグレードしていきたいです。アイドルを続けている限り、それは最後まで全うしたいです。

矢吹　2年半IZ*ONEとして全力でやりきって、私たちが日本に帰ってきたときにまた日本でアイドルの大ブームを巻き起こせたらいいなと思っています。HKT48やAKB48はもちろんだけど、私たちが日韓を行き来することによって日本のアイドル界全体を盛り上げたい……これが今の私の夢です！