今は私がお姉さん

──そして1月1日には3Bjuniorによるシングル「七色のスターダスト」が発売されます。レコーディングはいかがでしたか？

真山　エビ中ではいつも1人ずつ歌を録るんですけど、この曲ではレコーディングブースにマイクが何本も立っていて。

安本　初めてな感じだったね。広いスタジオにみんなで集まって。

柏木　サビのところだってさ、みんなで録ったから、あれはすごかったね。

真山　昔は3Bで集まると年上のお姉さん方でいっぱいだったんだけど、今回は私より年齢の低い子がたくさんいて。むしろ私がお姉さんだったから不思議だなあって。私はお姉さん方に優しくしてもらったけど、私はどうなのかな、ちゃんと成長できてるのかなって考えちゃいました（笑）。

安本　確かに昔の3Bのときとは違うかも。昔は（高城）れにちゃんがヒザの上に座らせてくれたりとか（笑）、お子ちゃまみたいにしてもらってたけど。

──エビ中はももクロを長女とすると次女の扱いだし、これからはエビ中に憧れてオーディションを受けにくるアイドルの卵たちも出てくるわけですよ。

全員　いやいやいやいやいや。

──さいたまスーパーアリーナを埋めた人たちですよ。それは目標にもなりますよ。

安本　うわめっちゃ緊張する（背筋を伸ばしながら）。

柏木　いやだー！

真山　だってももクロちゃんだったら「うわー！」ってなるけどさ、エビ中って聞いたらちょっと笑っちゃうよね（笑）。

変わった子はぜひオーディションを

──皆さんの活動が、これから入ってくる新しいアイドルたちのお手本になるんですよ。これまでの経験をふまえて何かアドバイスをするとしたら、どんなことがありますか？

安本　スターダストのアイドルって、言っちゃあ悪いですけど、なんかおバカな子が多いというか（笑）、あんま何も考えてない子が多いと思うんですよ。エビ中は顔の白塗りとかも楽しいと思えるような子ばっかりで。頭がいい子ではないほうがやりやすいんじゃないかと思います（笑）。

真山　あんまり考え込まない子のほうがいいよね。

安本　考え込んじゃう子だと「なんで白塗りにしなきゃいけないんだろう」って考えちゃうと思うんですよ（笑）。

真山　スターダストはマネージャーさん含めて変わった人が多いので（笑）。変わった子を意識して集めたわけじゃないと思うんですけど、周りからよく変わってるって言われる子はぜひ一度オーディションを受けてみるといいんじゃないかと思います（笑）。個性が発揮されるかもしれないので。

安本　でも個性がない子でも、ここに来ちゃえば個性が出てくると思う。

柏木　だって私なんて最初のレッスンのときとか、すごく大人しかったでしょ？ でも今こんなになっちゃったんですよ。

──あー（笑）。

柏木　性格が変わりました。

安本　うん、エビ中はみんな変わったと思う。

柏木　新しい世界がパーッと広がると思います。

──3Bjuniorとは何ぞや、スターダストとは何ぞやと考えたら、その辺りが答えなのかもしれないですね。

真山　スターダストは変わってないですよ。立派な女優さんたちもいるし。芸能3部が変わってるんです（笑）。変わった子を受け入れる体制が整ってる。3Bはさらに……ね（笑）。

柏木　この人（副担任のみぞっちを指差して）も変わってるんですよ！

副担任みぞっち　私は普通だよー。

柏木　最初はマジメだった（笑）。メガネかけて髪の毛1つ縛りで「古溝です」みたいな（笑）。

真山　マネージャーさんとも仲良くなれるアットホームな事務所です（笑）。

2014年の目標

──3Bjuniorのエビ中として、もしくは個人的なものでもいいですけど、2014年の目標を最後に1人ずつお願いします。

柏木　個人の目標は……うーん、わかんない（笑）。エビ中ではやっぱり紅白に出たいです！

真山　そう。姉さんに続いて紅白に出られたらいいよねって話はしてます。

安本　私はガニ股と姿勢を直したいです（笑）。SSAのときにアンコールで泣いてから、体に気持ちがいかなくて、足とかガニ股でデロンデロンになっちゃってたんですよ。あとでお父さんに怒られて。テレビに出たりする人として、そこは直さなきゃなって思ってます。

真山　個人的な目標としては、今年初めてレギュラーでラジオをやらせていただいたことが自分にとって大きかったので、1つまた違うジャンルに挑戦したいです。声の仕事がやってみたいと思うので、まずは滑舌をよくして、どんどんお仕事の幅を広げていきたいなと思います。

柏木　エビ中でトークすると、半円みたいになって、だんだんお客さんに背中を向ける形になっちゃうんですよ。人数が多いから聞こうとすると前に出ちゃって。そういうのを直していきつつ、個人的にはもっとしゃべれるようになりたいなーと思います。