「キングダム ハーツIII」×石田ニコル|憧れはカイリ、性格はナミネ!ゲーム好きモデルが痛快アクション語る

ディズニーとスクウェア・エニックスによる、多くのゲーム好きを唸らせてきたアクションRPGシリーズ「キングダム ハーツ」。その最新作である「キングダム ハーツIII」が、ナンバリングとしては十数年の時を経て、1月25日(金)にPlayStation®4(PS4®)とXbox One向けに発売された。

「キングダム ハーツIII」では、1作目の「キングダム ハーツ」から続いてきた“ダークシーカー編”が完結。今回はモデル・女優として活躍し、本作の発売にあたり「キングダム ハーツ」「キングダム ハーツII」をやり直したという石田ニコルにPS4®でプレイしてもらい、その感想をお届けする。また、シリーズのテーマソングを担当している宇多田ヒカルのライブを楽しめるVRコンテンツも体験してもらった。

取材・文 / 小澤康平 撮影 / 後藤壮太郎

石田ニコルがPlayStation®4で「キングダム ハーツIII」をプレイ

「キングダム ハーツIII」をプレイする石田ニコル。
「キングダム ハーツIII」をプレイする石田ニコル

石田はコントローラーを握るやいなや「めっちゃドキドキする!」と興奮気味に話し、ゲームをスタートする。最初に挑戦したのは「トイ・ストーリー」が舞台の世界である「トイボックス」。流れる音楽に合わせて体を揺らしながらプレイする石田は、フィニッシュ技を当てた敵に「びっくりしたよね。ごめんね」と謝る余裕を見せる。「細かい部分に目が行く」と自身のプレイスタイルを語る彼女はバトルが終わるとベッドの下をすかさずチェック。宝箱を発見し、「やった!」とほほえんだ。

「キングダム ハーツIII」をプレイする石田ニコル。

次に石田がプレイしたのは「ヘラクレス」が舞台の世界「オリンポス」。慣れた手付きで進み、崖から落ちてくる大きな岩を軽快にかわす中、仲間のドナルドとグーフィーが衝突していないかも心配する。ドナルドとの連携技を繰り出した際には足をばたばたさせながら「かわいいー!」とはしゃぎ、グーフィーを投げる連携技を出したときには「そんなことしていいの!?」と驚きの表情に。最後に待ち構えるボス・ロックタイタンにも臆することなく立ち向かい、見事に撃破した。

「キングダム ハーツIII」テーマソング担当
宇多田ヒカルのライブを楽しめるVRコンテンツも体験

「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018 - “光” & “誓い” - VR」が1月18日より一般配信されている。石田は曲に合わせて体を揺らし、視点が変わった際には「超近い! 照れる!」と笑いながら初めての体験を楽しんだ。

石田ニコル

※同コンテンツを鑑賞するにはPlayStation®VR(PS VR)が必要となります。

メイキング映像も公開中

石田ニコル インタビュー

ゲームとコーヒーの準備から1日が始まる

──石田さんは「キングダム ハーツ」シリーズのファンだと伺いました。1作目の「キングダム ハーツ」がリリースされたのは2002年ですが、発売当時にプレイされてたんですか?

石田ニコル

やってました! 小学校の高学年だったんですけど、弟と一緒に協力しながら。そのときはゲームをあまりやってなかったのですが、「キングダム ハーツ」はプレイしましたね。

──小さい頃からたくさんゲームをやっていたわけではないんですね。

本格的に始めたのは最近なんです。5、6年前くらいかな。私の友達にゲーマーの夫婦がいまして、奥さんがずっと家でゲームをしてるんですよ。その子と仲良くなってゲームを薦められてハマりました。今では朝起きてゲームとコーヒーの準備をすることから1日が始まる(笑)。部屋もゲームがしやすいようになっていて、定位置にタンブラーを置いてプレイしてます。

──そんな中「キングダム ハーツ」は小さい頃にプレイされたとのことなのですが、それは何か理由があって?

「キングダム ハーツIII」

ディズニーが好きなんですよ。「ドナルドやグーフィーと一緒に戦えるらしいよ」って聞いて、すごく気になって。アリエルやピーター・パンが出てくるのも魅力的でした。ピーター・パンのワールド「ネバーランド」ではずーっと空を飛んでましたね。コントローラーの操作が難しくて、ちゃんとハートレスと戦うためにすごく練習した思い出があります。

──「キングダム ハーツIII」の発売にあたって、「キングダム ハーツ」「キングダム ハーツII」を改めてプレイされたと聞きました。

そうなんです。小さい頃はハートレスやノーバディのことはちゃんと理解せずプレイしていたので、復習をしてから新作に臨みたいと思って。大人になってもう1回やってみると、子供の頃は気付かなかったことがたくさんありますね。

──どんなことに気付いたんでしょう?

まずは世界観の作り込みにびっくりしました。小さい頃はストーリーを進めるだけだったんですけど、今は細かいところに目が行っちゃう。このワールドではこんな音楽が流れていたんだなとか、主人公のソラの表情がよく動くなとか。作ってる方の遊び心というか、「この部分、すごく力を入れて作ってるんだろうなあ」というのを自分なりに見つけるのが楽しいんですよね。アイテムも欠かさず全部取っていきたいので、昔と比べてプレイ時間もすごく長くなっちゃいました。

「キングダム ハーツIII」
2019年1月25日(金)発売
販売元:スクウェア・エニックス
対応機種:PlayStation®4 / Xbox One
「キングダム ハーツIII」

アクションRPG「キングダム ハーツ」シリーズのナンバリング3作目。2002年にリリースされた「キングダム ハーツ」から続いてきた物語“ダークシーカー編”の完結編となる。「トイ・ストーリー」「アナと雪の女王」「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ベイマックス」などディズニーの作品を舞台としたワールドが多数登場。過去シリーズでも楽曲提供を行ってきた宇多田ヒカルの「誓い」がエンディングテーマソングとして書き下ろされた。

宇多田ヒカル「Face My Fears」
2019年1月18日(金)発売 / EPICレコードジャパン
宇多田ヒカル「Face My Fears」

[CD] 1400円
ESCL-5150

Amazon.co.jp

収録曲
  1. Face My Fears (Japanese Version)
  2. 誓い
  3. Face My Fears (English Version)
  4. Don't Think Twice
石田ニコル(イシダニコル)
1990年5月29日生まれ、山口県出身。2010年に「神コレモデルオーディション2010」で3621名の中からグランプリを獲得し、現在は雑誌sweet、Gina、BAILA、25ansなどでモデルとして活躍中。2011年には北川景子や向井理が出演した映画「パラダイス・キス」で女優デビューを果たした。2019年5月31日に出演作「パラレルワールド・ラブストーリー」の公開を控えている。