進化止まらぬ中国ラブ史劇の世界|「紅蓮伝~失われた秘宝と永遠の愛~」「鳳星の姫~天空の女神と宿命の愛~」特集

本格的ブーム到来!ライターが語る中国ラブ史劇の止まらぬ進化

Profile

熊坂多恵
「最新!中国時代劇ドラマガイド 2021」(キネマ旬報社)ほか編集。映画雑誌の編集を経て、アジアのエンタメを紹介するムック本の編集や執筆に参加。最近の一押し中国ドラマは「家族の名において」。お気に入り俳優はソン・ウェイロン(宋威龍)。
小酒真由子
フリーライター。アジアから欧米までドラマについて執筆。最近の一押し中国ドラマは「太陽と月の秘密」。最近注目している俳優はフー・イーシュエン(胡意旋)。「韓国TVドラマガイド」(双葉社)にて「熱烈推薦!! 中華ドラマはこうハマる!」を、Cinem@rtにて「アジドラ処方箋」を連載中。

「紅蓮伝」はとにかく作り込みがすごい(熊坂)

──長年中華エンタメに触れてきたお二人ですが、どこが入り口でしたか?

小酒真由子 一言で言うならジャッキー・チェン世代なんですよね。当時のジャッキーは今でいうジャスティン・ビーバーみたいな世界中が知っている大スター(笑)。女性人気も高くて、私が10代の頃は映画雑誌ロードショーのスター人気投票でもずっと1位だったんです。

熊坂多恵 私の入り口はレオン・ライなんですが、やっぱりジャッキー主演の映画なんです(笑)。「シティーハンター」(1993年)という作品が「金曜ロードショー」でやっていて、レオン・ライを観てこんなかっこいい人いるんだ!って。

──私は台湾版「花より男子」の「流星花園」(2001年)が入り口だったんです。F4がすごい人気で、書店にも華流関連の本がたくさん並んでいたのを覚えています。

熊坂 このブームはいつまで続くんだろう?と思いながら、当時ムック本で記事を書いたりしていました。「冬のソナタ」(2002年)のヨン様(ぺ・ヨンジュン)ブームと同じかちょっとあとくらいのイメージ。韓流は次から次へとスターが出てきましたけど、当時の華流はF4のあとに飛輪海が出たくらいで途切れてしまい。でも最近は「悪との距離」(2018)や「時をかける愛」(2019)など力のある台湾ドラマが出てきて日本でも話題になっていますね。

──今は「流星花園」ブームの頃以上に中国時代劇のムック本を本屋さんで見かける印象です。しかも当時と違って新しい作品が次々と日本に入ってきている。コンテンツの力を感じます。

熊坂 2014年に小酒さんたちと一緒に中国時代劇に特化した本を初めて作ったんです。その頃は1年に1冊くらいで、その本しかなかった。作ったのもニッチだからという理由で(笑)。でも去年は1年で12冊ぐらい発売されましたね。

「紅蓮伝~失われた秘宝と永遠の愛~」

──ファンが拡大していく状況を肌で感じていると思います。そんな中で「紅蓮伝」「鳳星(ほうせい)の姫」という注目の新作を観ていただきました。

熊坂 「紅蓮伝」はとにかく作り込みがすごい。劇中で描かれるロマンスと陰謀が気になって中盤以降が止められない感じ。「深夜3時だから寝なきゃ、でもあと1話だけ」みたいな(笑)。派閥間の戦いや物語に隠された謎を追うのも楽しいですし、甘いストーリーを楽しみたい人のために、ロマンスの展開も複数用意されています。「陳情令」(2019年)の制作会社が作っているからか、ブロマンスの要素も入っている。私は4個目のカップルと呼んでいるんですけど、殷長歌と朱厭は男の子同士でとっても仲が良くて「お前のためなら死ねる」ぐらいの勢いがあります。全方位型というか、非常によくできたドラマですね。

──中国ラブ史劇といえば美男美女の恋愛描写が見どころの1つですが、この作品ももれなく魅力的でした。

「紅蓮伝~失われた秘宝と永遠の愛~」

熊坂 ジャン・ヤーチンはまさに国民の妹的な正統派の美少女。対するジャン・ヤオは親しみやすくて優しい雰囲気のイケメンですよね。彼はもともと演技の経験もなくて、金融関係の勉強をしていたらしいんですが、「駆け抜けろ1996」(2018年)のオーディションで大抜擢されたシンデレラボーイなんです。ちょっと前の中国史劇では完全無欠の整ったイケメンが主人公を演じることが多かったんですが、ジャン・ヤオはかわいい系。そんな彼が演じる左卿辞は、とにかくヒロインのことしか考えない(笑)。中国ドラマで今流行りの溺愛路線というやつです。

小酒 そう、そう、左卿辞が彼女の一挙一動に一喜一憂するんですよね!(笑)

熊坂 「甜寵劇」といって、最近は主人公がヒロインのことを大好きで大好きで仕方がないという物語が多いんです。左卿辞も塩対応の彼女に対してかわいそうになってしまうぐらい一途で。彼女の顔をちょっと見ただけで笑顔になっちゃう(笑)。後半ではとある事情で、愛情バランスが逆転するんです。本当は好きなのに、理由があって冷たい態度を取ったりする姿にギャップ萌え! 私は塩対応の左卿辞が好きかな。

一同 あはははは。

──甘いロマンス、朝廷の陰謀など見どころたっぷりですし、アクションもかっこいい! 韓国史劇が好きな人だったり、週刊少年ジャンプが好きな層には刺さりそうです。

熊坂 実際の砂漠で撮影をしているので、風景にも力がありますし、アクションも渋いリアリティがある。至るところに面白い要素がちりばめられているので、ディテールに目がいくんですよね! 隠し部屋や洞窟に施された仕込みも楽しくて、観ていていろいろな発見がある作品でした。ドラマ通にもぜひお薦めしたいです。

ヒロインが住むお城がディズニー作品のよう(小酒)

──小酒さんに観ていただいた「鳳星(ほうせい)の姫」はファンタジーラブ史劇です。

「鳳星(ほうせい)の姫~天空の女神と宿命の愛~」

小酒 とにかくラブストーリーが魅力的ですよね。これでもかというほどいろんな障害が主人公とヒロインの前に立ちはだかる。両思いになるけれど、2人が一緒にいたらどちらかが死ななきゃいけないという葛藤もあって、ドラマティックなラブストーリーをハラハラしながら楽しみました。

熊坂 生きるか死ぬかの運命の恋って、中国ファンタジー史劇の1つのジャンルとして確立されていますよね。

小酒 それに加えて、今までのファンタジー史劇と違うのはちょっと西洋風なんです。中国の神話を下敷きにしたものではなく、この作品はインターネット小説を原作とした無国籍なファンタジー。ヒロインが住むお城がディズニー作品のようなんです。中国的なものと西洋風のものが融合しているので、美術も面白いです。

──2ショット写真を撮る道具には西洋の匂いを感じました。

小酒 ああいうのが中国ドラマの遊び心なんですよね。時代劇なんだけれど若い人向けに作っているから現代劇的なセンスも盛り込んでいる。

──この作品は日本でも大ヒットした「永遠の桃花~三生三世~」(2017年)に続くファンタジー史劇としても注目を集めているので、気になっているユーザーも多いと思います。

「鳳星(ほうせい)の姫~天空の女神と宿命の愛~」

小酒 「永遠の桃花」は日本でファンタジー史劇が流行ったきっかけの作品です。「乙女が待ち望んでいた! そうこれっ!」みたいな(笑)。とにかくマーク・チャオの演じた主人公が大人気。あまりしゃべらないストイックなキャラクターなんですが、彼もヒロイン溺愛系なんです。

熊坂 しかもエロい! ラブがやばすぎます!

小酒 初恋のはずなんですが、いざというときはセクシーに迫ったりして。初めてなのに、なんでこんなふうにベッドで?っていう(笑)。でもそんな邪念を吹き飛ばしてくれるぐらいの素敵さで! 「永遠の桃花」と「鳳星(ほうせい)の姫」は世界観のダイナミックさ、何度引き離されても恋に落ちる運命の恋愛を描いているというところが女性の心をつかむ共通点だと思いますね!

──1話も30分程度でサクサク観られて、いい意味で気軽に楽しめました。

小酒 「鳳星(ほうせい)の姫」はライトノベルが好きな人はハマると思いますね。「ある日突然、私が女帝に!?」みたいな(笑)。あとはロマンティックな世界観なので、少女マンガが好きな人は楽しめると思います。

──まさに主人公を演じるシュー・ジェンシーは少女マンガから出てきたような美男子っぷりでした!

小酒 そう! シュー・ジェンシーの美しさは絶対押さえなきゃいけないポイントです!

熊坂 中国史劇の正統派美男子ですよね。ジャン・ヤオが今どきのかわいい感じのイケメンなのに対して、完全に整いすぎていると言うか(笑)。

小酒 ファンになったら絵を描いてpixivにアップしたくなるようなお顔立ちですよね。髪の毛も長いし、衣装もヒラヒラなので、絵師さんの心をくすぐるビジュアルだと思います。「陳情令」で中国時代劇に興味を持ったという方にも、長髪イケメンのシュー・ジェンシーを堪能してもらいたいです!

──シュー・ジェンシーは日本でも人気がありますよね。

小酒 「独孤伽羅~皇后の願い~」(2018年)という作品で史実にも登場する悪役を演じていたんです。腹黒くて悪い男なのに、恋には一途な男というので人気が出て。

熊坂 主人公のロマンスを押しのけるぐらい魅力的なラブストーリーを演じていましたよね。しかも超セクシー! あれで落ちた人は多いと思います。

小酒  わりと最近まで香港の事務所と契約していたんです。オキサイド・パン監督の映画では犯人役もやっていて、すごく演技派。一方で中国の時代劇に出るときにはちゃんとキラキラさせてくるのがすごい。自在にキラキラを出したり、引っ込めたりできるんです。

熊坂 キラキラ職人ですね(笑)。

一同 あはははは。

──ヒロインのワン・ユーウェンも「尚芸館の五つ星 プリンスとのナイショの恋」(2020年)などで日本での知名度を上げていますね。

「鳳星(ほうせい)の姫~天空の女神と宿命の愛~」

小酒 「尚芸館の五つ星」では男装ヒロインを演じているのがはまっています。少女マンガでも平凡な女の子が突然プリンセスに……というパターンがありますが、「鳳星(ほうせい)の姫」もまさにそういうドラマ。彼女の普通っぽい魅力が生きています。健康的でかわいらしい女優さんですよね。

熊坂 美男美女すぎると親近感が湧かないからなのか、最近は男性主人公の顔立ちがきれい系だとヒロインはキュート系という組み合わせが昔に比べて増えていますよね。以前はファン・ビンビンとかアンジェラベイビーとか文句なしの美女が多かったですが。

高確率で男性主人公とヒロインが水中でキスしています(熊坂)

──「紅蓮伝」「鳳星(ほうせい)の姫」はそれぞれ毛色の違う作品ですが、運命の恋愛を描くという点と、自分の命を捧げて愛する人を守るという展開は共通でした。

「紅蓮伝~失われた秘宝と永遠の愛~」

小酒 中国ドラマの特徴かもしれないですね。検閲の問題もあるので、結婚していない男女が肉体関係を結ぶシーンは学生が観るドラマでは描いちゃいけない不文律があるんですよ。

熊坂 道徳的な内容にしようとすると、運命の愛と自己犠牲になってくる。

小酒 そうそう! 時代劇も現代劇もプラトニックなまま結婚するし、どんなイケメンでもヒロインとの恋が初めての恋なんです(笑)。

熊坂 そして絶対過去にヒロインと一度会っているんですよね。あんなに広い土地に住んでいるのに、なんでこんな狭いところでしか恋愛していないんだよ!ってツッコミを入れつつ観ています(笑)。

──今回の2作品も過去に縁があるという設定でしたね。

小酒 中国人は縁という考えを大事にしていますから、文化的な影響は強いかもしれないです。運命や自己犠牲をロマンティックに描く恋愛は、アメリカドラマや日本のドラマでは近年あまり見かけないテイスト。中国ドラマならではのロマンスで、ときめきます。

──中国ドラマにはお約束のような“あるある”がいくつもあって、それを見つけるのも楽しみの1つです。お二人もあるある話で盛り上がると聞きました。

熊坂 ラブ史劇では、高確率で水に落ちた男性主人公とヒロインが水中でキスしていますね(笑)。これもあるあるです。

小酒 数えたい! すごい数になると思います(笑)。

熊坂 なぜかヒロインが木に登っていて、落ちてきたところをイケメンが助けるのも多い。

小酒 抱きとめるシーンは頻出しますよね! そしてとりあえずクルクル回っている(笑)。お姫様抱っこ率も高い。

熊坂 最近日本のドラマ「俺の家の話」でも話題になりましたが、肩で担ぐ“山賊抱っこ”も新バージョンとして登場しています。

小酒 あと崖からやたら落ちる!

熊坂 なのに、だいたい生きていますよね。生存率99.999%ぐらい(笑)。

一同 あははははは。

小酒 ちょっと足を滑らせたアクシデントキスも多い!

熊坂 そんなにタイミングよく唇と唇がぶつからないだろうと思うんですけどね(笑)。あとヒロインが男装する率も高い!

──バレバレな男装が多いですけど「紅蓮伝」のジャン・ヤーチンは本格的な男装でしたね。

小酒 現地では逆にそこが本気を感じさせると評価が高かった。特殊メイクに何時間も掛けているんです。

──外してくるパターンはびっくりしました。「紅蓮伝」「鳳星(ほうせい)の姫」も中国ドラマあるあるが登場するので、これから観る人はぜひ見つけて、盛り上がってほしいです。

小酒 中国の配信ドラマはニコニコ動画の弾幕機能のようなものが付いているんです。現地の人もみんなでツッコミながらドラマを楽しんでいます。

──今は中国史劇と一口に言っても、いろいろなジャンルがあって、老若男女問わず間口が広がっていると思います。気楽なものから、重厚なものまで、全部ラインナップされている。今まで時代劇を観なかった層もハマっている印象です。

「鳳星(ほうせい)の姫~天空の女神と宿命の愛~」

小酒 「紅蓮伝」や「鳳星(ほうせい)の姫」のようなファンタジーは華やかで、歴史を知らなくても観られるという入りやすさがありますよね。今はラブコメ時代劇もレンタルの数字を伸ばしているんです。主流はそこにミステリー要素が加わったもの。

熊坂 最近のトレンドは要素てんこ盛り。「ラブミステリー」「陰謀」「アクション」さらにそこに斬新な要素をかませてくる。一言でジャンルが説明しづらい作品が増えました。

小酒 テレビで放送するというフォーマット以外の選択肢が生まれたことで、いろんな作品が登場したのが大きいですよね。Webドラマは若い子向けの作品が多いですし、若手スターの登竜門にもなっていて、チャレンジもできる。最近はこういった作品が日本に多く入ってくるようになりました。

グローバルな感覚を持ったクリエイターが増えている(小酒)

──「ノマドランド」でクロエ・ジャオがアカデミー賞の監督賞を先日受賞しました。ドラマだけでなく、中国の映画市場もアニメ市場も急速な発展を遂げていますが、中国のクリエイターのレベルが近年上がっていると感じることはありますか?

小酒 中国は芸術学校がたくさんあって専門的に学んでいる人が多いので昔から技術レベルは高かったんです。近年変わったのは、センスが上がったことですね。若い世代はインターネットで多くの情報を収集しているし、日本のマンガやアニメ、アメリカの映画やドラマなど世界各国のコンテンツに触れて育ってきている。だからグローバルな感覚を持ったクリエイターが増えていると思います。

──中国ドラマや映画、アニメが目覚ましい進化を遂げているのもグローバル化の影響が強いということですよね。注目しているクリエイターはいますか?

小酒 「私の妖怪彼氏」(2016年)、「駆け抜けろ1996」、「紳士探偵L~魔都・上海の事件録~」(2019年)、「ミステリー IN 上海 Miss Sの探偵ファイル」(2020年)のほか、今年、中国で「贄婿(原題)」をヒットさせたダン・カー(鄧科)監督ですね。まだ34歳なんです。

熊坂 中国だと、30代とか40代ですでに業界の頂点にいますよね。

小酒 日本より若い子にチャンスがあるんだと思います。何年か前、中国に行ったときに映画制作会社の人に会ったら20代、30代の人たちが中心になって生き生きと働いていました。若い人に届けようとしているんだから、同世代が作って、宣伝するのは当たり前っちゃ当たり前。そういう意味で若者のやる気と勢いは感じますね。

熊坂 「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」(2018年)などを作った、ユー・ジョンという有名なプロデューサーがいるんです。日本に入ってきている作品はほぼ彼がプロデュースしているというぐらい売れっ子なんですが、彼もまだ40代なんですよ。

小酒 30代からガンガンヒットを飛ばしていましたよね。

熊坂 彼がこの前Weiboで「チェリまほ」(「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」)を観た。設定がすごく面白い、みたいなことを書いていて。一部では人気ですが、「チェリまほ」って決してメジャーな作品ではないですよね。そんな日本のドラマまでチェックしているんだなって。大物プロデューサーでも小回りが利くのがいいなと思いました。

──今まで中華エンタメをめぐるたくさんの変化に寄り添ってきたと思うんですが、お二人が感じる中国ドラマならではの魅力ってどこにありますか?

小酒 スケールの大きさですよね! 日本映画の「キングダム」も中国の象山影視城で撮影していましたけれど、制作環境が整っていて、お金を掛けてクオリティの高い作品が作れる。現代劇も海外ロケをしたりしてキラキラしたロマンティックな作品が作れる。そういうものを観ていると自分の気持ちもウキウキして、元気が出ます。

熊坂 アナザーワールド感も中国ドラマの魅力ですね。山水画みたいな美しい景色が出てきたり、日本では考えられないような風景が画面に広がっている。歴史が長いので、王朝もいっぱいあってその分物語もたくさんあるんです。漢民族とそうじゃない王朝では衣装も食べ物も違っていて、そんな細部の違いを見つけるのも楽しいです。あとは、恨みつらみや愛と憎しみみたいなドロドロしたものは私はちょっとつらいので、中国ドラマの激しいけど割り切りがいいドライさは好きです。7年ぐらい中国時代劇の本を作り続けいて、進化のスピードもひしひしと感じています。衣装もアクションもセンスがよくなっている。本を作る側の人間としては、そういった魅力が広がっていくのはうれしいですね。

小酒 今は、どんどん若いスターも出てきて、彼らの情報もインターネットですぐにキャッチできる環境になりました。中国ドラマが以前より気軽に楽しめる時代になって、たくさんの人と共有できる。それがとてもうれしいです。