田中律子が語る、駆け抜けた日々と現在地 | 沖縄での暮らしから生まれたGOODFOODとの服作り (2/2)

沖縄での日々がぎゅっと詰まっている

──今の暮らしや価値観を伺ってきましたが、このたび田中律子さんとアパレルブランド「GOODFOOD」のコラボレーションが実現しました。廃棄されるはずだったバナナの茎を素材にしているのが特徴ですが、その話を聞いたとき、どんなことを感じましたか?

田中律子と「GOODFOOD」のコラボレーションによるスウェット(黒)着用画像

田中律子と「GOODFOOD」のコラボレーションによるスウェット(黒)着用画像

「バナナ」と聞いて、思わず「ついに!」って(笑)。10年以上バナナを育てているので、すごく親近感がありました。ただ、廃棄されるバナナの茎が洋服の素材になるというのは想像していなかったので、驚きもあり、新しい発見でもありました。バナナは生命力がとても強く、育てていても毎回感動させられる植物なんです。一度実をつけた株は枯れてしまうので、そのたびに株を切る必要があるのですが、切るとジャバジャバと水があふれ出てくる。とはいえ、手入れはそれくらいで、花が咲いて実がなり、少し大きくなってきたらナチュラルな肥料をあげる程度。あとはほとんど何もしなくても、ぐんぐん成長してくれるんですよ。そんな生命力のあるバナナの皮までアップサイクルして活用できるなんて、本当に無駄がなくて素敵だなと感じました。

GOODFOODとは

「GOODFOOD」ロゴ

食品メーカー・三共食品が展開するアパレルブランド「GOODFOOD」は、食品作りの過程で向き合ってきたフードロスや環境課題を、服作りという別の形で捉え直すプロジェクトとして生まれた。

ブランドの特徴の1つが、廃棄されるはずだったバナナの茎から作られた素材“BANANA CLOTH”を使用している点。バナナの茎は、伐採後に一部が肥料として使われるものの、多くは焼却処分や放置されてきた。これを素材として活用することで、廃棄物の削減だけでなく、焼却によるCO2排出の抑制や、腐敗による悪臭・地下水汚染といった環境負荷の軽減にもつながっている。

さらにGOODFOODでは、「Makes You Smile」と題したプロジェクトを通じてタレントとコラボレーションし、オリジナルアイテムを制作・販売。売上の一部をフードバンクへ寄付し、食の支援活動にもつなげている。

「GOODFOOD」公式サイト

──田中さんが手がけたデザイン、「Sunshine Days」に込めた思いは?

私の沖縄での暮らしや、日々感じていることがぎゅっと詰まっています。太陽があるからバナナも育つし、海もきれいでいられる。自然の循環の中で生きている感覚を、そのまま形にできたらいいなという思いがコンセプトになっています。バナナのサーフボードに乗っているデザインも含めて、見た人が思わず笑顔になれるような「Makes You Smile」なアイテムになったらうれしいです。

──色味も相談しながら決めたそうですね。

バナナをイメージして、どうしても黄色は入れたいと思っていました。最初は黒地に合わせるロゴは落ち着いた色味がいいかなと思っていたんですけど、結果的にパッと目を引く今の明るいグリーンがかわいくて。この配色をとても気に入っています。

田中律子と「GOODFOOD」のコラボレーションによるTシャツ裏面(白)

田中律子と「GOODFOOD」のコラボレーションによるTシャツ裏面(白)

田中律子と「GOODFOOD」のコラボレーションによるTシャツ裏面(黒)

田中律子と「GOODFOOD」のコラボレーションによるTシャツ裏面(黒)

──実際にスウェットを着用されていますが、着心地はいかがですか?

裏起毛でとても暖かく、男女問わず着られるデザインです。バナナ由来の素材だと言われなければわからないくらい、すごく自然な着心地だと思います。先ほども言いましたが、サーフボードがバナナになっているところが、さりげないこだわりポイントですね。

自分が好きなことを選び続けてきた

──最近ご自身が「Sunshine Days」を感じた瞬間は?

沖縄の家は海の目の前にあるので、季節ごとに太陽が沈む位置が少しずつ変わっていくのが、家にいながらわかるんです。夏はすぐ目の前に夕日が沈むんですけど、秋になるとその太陽が少しずつ左へ移動していって、冬になると建物の影に隠れて、まったく見えなくなる。東京にいた頃は、太陽がどこに沈むのか、季節によってどう変わるのかなんて、正直まったく意識していませんでした。でも沖縄にいると、自然のリズムがすごくよくわかるんです。「今は夏だから、太陽はここ」「冬になると、こっちに行くよね」って、太陽と海と一緒に生活しているような感覚があって、その自然のリズムの中に自分がいるという実感があります。太陽のエネルギーって本当にすごくて、太陽があるからフルーツも花も元気になるし、私たち人間も元気になれる。改めて「太陽ってすごいな」と思うんです。今は「美白」が重視されて、太陽の下に出ない人も多いと思いますが、私は太陽が大好きだし、陽に当たるのはとても大切なことだと思っています。

田中律子と「GOODFOOD」のコラボレーションによるTシャツ(白)着用画像

田中律子と「GOODFOOD」のコラボレーションによるTシャツ(白)着用画像

──ちなみに、移住には勇気も必要だったのでは?

よくそう言われますが、実際にやってみると意外と大丈夫でした。私は思い立ったら行動するタイプなので、「なんとかなるでしょ」という気持ちのほうが強かったんです。完璧に準備を整えてから動くというより、動きながら考えるほうが自分には合っていたのかもしれません。

──これまでの人生で、苦労したと感じることはありましたか?

12歳からこの仕事をしてきましたが、不思議と「大変だった」という感覚はあまりないんです。それよりも、その時々で出会った人や経験が楽しくて、日々の充実感のほうが勝っていました。きっと、自分が好きなことを選び続けてきたからだと思います。

田中律子と「GOODFOOD」のコラボレーションによるスウェット(グレー)着用画像

田中律子と「GOODFOOD」のコラボレーションによるスウェット(グレー)着用画像

田中律子と「GOODFOOD」のコラボレーションによるTシャツ(黒)着用画像

田中律子と「GOODFOOD」のコラボレーションによるTシャツ(黒)着用画像

──日常生活の中で「ちょっと意識しているエコなこと」や「続けているサステナブルな行動」があれば教えてください。

特別なことをしているわけではなくて、使っていない電気を消す、環境に優しい洗剤を選ぶ、水を大切に使うといった、当たり前のことを続けているだけです。でも、その小さな積み重ねが、50年後、100年後の地球につながっていくと思うと、自然と意識するようになりますね。守れるものは、これからもきちんと守っていきたいです。私の娘が子供を産んで、孫ができて、そのひ孫ができてって思うと、みんなが同じように自然の中で遊んでほしいなという願いはあります。

──最後に、これからの人生で挑戦したいことは?

今は3拠点生活でいっぱいいっぱいですが、元気なうちに世界中の行きたい場所へ行って、会いたい人に会って、食べたいものを食べたい。アラスカでオーロラを見たり、アフリカの大自然に触れてみたいです。

メイキングムービー公開中

田中律子 presents 「Sunshine Days」

田中律子と「GOODFOOD」のコラボレーションによる「Sunshine Days」をテーマにしたアイテム全4種

予約受付期間:2026年1月27日(火)10:15~2月8日(日)23:59まで

購入はこちら

※発送予定:準備が整った商品から順次発送(受付終了から3週間目安)
※スウェットは数量限定のため、上限に達し次第、予約受付終了となります。

田中律子 Sustainable Message Tシャツ TypeA

税込11,000円(サイズ:S / M / L)

田中律子 Sustainable Message Tシャツ TypeB

税込11,000円(サイズ:S / M / L)

田中律子 Sustainable Message スウェット TypeC

税込14,850円(サイズ:S / M / L)

田中律子 Sustainable Message スウェット TypeD

税込14,850円(サイズ:S / M / L)

プロフィール

田中律子(タナカリツコ)

1971年7月17日生まれ、東京都出身。12歳で芸能界デビュー。モデルとして活動を開始後、歌手・女優・タレントとして活躍の幅を広げる。「愛しあってるかい!」などのテレビドラマや、「オールスター感謝祭」をはじめとするバラエティ番組に数多く出演し、明るく健康的なイメージで人気を確立した。1991年放送のドラマ「101回目のプロポーズ」の続編で、2026年に地上波放送およびFODで独占配信される「102回目のプロポーズ」にも出演する。近年はヨガインストラクターとしても活動し、心身の健康や自然と調和したライフスタイルを提案。日本サップヨガ協会理事長を務めるほか、NPO法人アクアプラネット理事長としてサンゴ礁の保護活動も行い、環境保全にも積極的に取り組んでいる。