“女子が観るおしゃれ映画”という認識だった「プラダを着た悪魔」
これまで名作をほぼ観たことがないまま育ち、難しいストーリーの作品は苦手。だけど映画を観ること自体は決して嫌いではないし、ちゃんと理解したい……。そんな貴重な人材・ミルクボーイ駒場孝による映画感想連載。文脈をうまく読み取れず、鑑賞後にネット上のレビューを読んでも「えっ、この映画ってそんなこと言うてた?」となりがちな彼が名作を気楽に楽しんだ、素直な感想をお届けする。第12回で観てもらったのは、2006年公開の「プラダを着た悪魔」。日本版ポスターに「恋に仕事にがんばるあなたの物語」と書かれている本作に、20歳だった公開当時にはまったく興味がなかったという駒場だが、社会人に、そして父になった2024年に鑑賞すると「わかりすぎるほどわかる」と共感しっぱなしだったという。