映画「
渡邉と木村は本作で映画初出演にして初主演。木村は公開初日を迎えたことに「ふわふわしてます(笑)」と述べ、「素敵な経験をさせていただけて光栄だなと思います。役者として、こうした(初日の)舞台に立つのは初めてなので、皆さんと同じ空間を過ごせるのがうれしい」と感慨深げな様子を見せる。渡邉は「高校生の頃から映画制作に携わるのが夢だったので、8年越しに夢を叶えられたという気持ちです。この景色をしっかり目に焼き付けたい」と言いつつ、「完成披露試写会と同じく、今日も(午前)3時に起きちゃって……やっぱり眠れないんだなって」と笑顔で打ち明けた。
「オファーを受けたときの自分に声をかけるとしたら?」と質問された山中は「1個あるんですよ!」と切り出し、「『アドリブには気を付けろ』ですね。現場では監督がカットをなかなかかけないことがあって(笑)。自由にやってほしいと託してくれるんですが、ある程度は考えていないと難しい」と回答。「2人でがんばったよね」と続く木村は「アドリブのシーンになった瞬間『どうしよう』と思ったけれど、柔太朗くんが引っ張ってくれたんです」とたたえる。齊藤は「少女マンガが小さい頃から大好きでしたし、充希ちゃんもかわいい子だと感じていたので『この役を演じさせていただけるんだ!』と思った」と振り返り、「あまり演じたことのないジャンルでしたが、『大丈夫だよ!』と過去の自分に伝えてあげたいです」と頬をゆるませた。
物語に絡めて「人生の中で運命だと思った出会い」に話が及ぶと、「僕、あります!」と再び胸を張る山中は「タイに旅行したいなと思っていたんですが、昨日メールで『タイはいかがですか?』と案内が届いたんです。これは運命ですよね?」と問いかける。「僕も1個、運命的な出会いを果たしたんですけど……」と言う木村は「彼ですね」と山中を指し、「柔太朗がM!LKとしてデビューする前から出会っていまして、そのときは僕が柔太朗にダンスを教える立場でした。親友役として共演することになるのは運命的でしたね」と胸がいっぱいの様子を見せた。
トークテーマが「今だからこそ、お互いに言いたいこと」に移ると、キャストが互いにメッセージを送り合うことに。まず渡邉は齊藤に「アイドル同士だから共演の機会がないだろうなと思っていたけれど、奇跡的にこうして一緒にお芝居ができてうれしかった。すぐ仲良くなったし、あっという間に時間が過ぎた」と伝え、齊藤は「私も『出会えてよかった』の一言。美穂ちゃんと会うことでポジティブになれるし、いつも元気をもらっています」と応じる。渡邉は「これ気分いいね!(男子メンバーも)早くやったほうがいいよ!」と喜びをあらわにした。
そして木村は山中とじっくり向き合い「柔太朗は僕の変な部分まで笑ったり、いじったりして受け入れてくれる。感謝してます」と目線を送る。対して山中は「それも柾哉くんの魅力だと思う。確かに不思議な雰囲気を持っているけれど(笑)、嫌なところが1つもないし、いつも笑顔で『おはよう』と言ってくれると元気が出る。また次の作品でも共演したいし、音楽も一緒にできたら」と思いを寄せ、2人が感謝のハグをする一幕も。横堀はそんな彼らを見つつ「夢を作っていくメンバーはこの4人だったんだなと、改めて思いました。同じ目線で一緒に作れたことが頼もしかったです。お互いが成長して、また会うことが次の僕の目標です」と語った。
「あたしの!」は全国で公開中。
映画「あたしの!」ロング予告
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