映画「
本作はバスケットボールにすべてを捧げる高校生たちの姿を描いた青春映画。映画初主演を果たした中沢が新入部員の草村駿斗を演じ、そのほかの部員に押田、小林、中山、谷水、荒井が扮した。またライバル校のバスケ部員役で奥谷、京山が出演している。
イベントでは「青春に、後悔させるな。」という本作のキャッチコピーにちなみ、登壇者たちが青春を感じる場面を語り合っていく。中沢は「高校時代にハンドボール部に所属していたんですが、1人けがをしたら試合に出場できないぐらい人数がぎりぎりだったんです。そんな中、みんなで走り込んだり、筋トレしたり。人生の中で一番青春だったなと思います」と振り返った。
小林は「撮影中に、差し入れでハンバーガーがいっぱい用意されていることがあって。青春っぽいな!って思いました」とにこにこと回想。押田は「僕は学生時代にあまり青春を感じたことがなかったんです。俳優になってから、みんなで一緒に作品を作るときに青春を感じますね」と語る。そんな押田は本作に出演するにあたり、スリーポイントシュートを重点的に練習したそう。長谷川は「シュートの入れ方も注文したんですが、それでも5、6回で成功させてくれて。でもシュートが決まったのを見た助監督が『わー!』とリアクションしてしまって、NGになるハプニングがありました(笑)」と裏話を明かした。
谷水は「撮影中に、実際みんなできつい思いをしながら走ったり、待ち時間に男だけでわいわいしているのが青春でしたね」とコメント。これを聞いた小林は「カメラの前で話せないことばっかりね!」と笑う。中山も撮影時を思い返し「走るシーンで誰かがフライングしたときに、『おい!』とツッコんだり。そんなふうに笑い合っているときが青春を感じましたね」と述べ、荒井は「自転車を漕ぐシーンでドリフトしちゃってがっつり怒られて(笑)。青春を感じました」と語った。
学生時代、バスケットボールでインターハイ3位になった経験を持つ奥谷は「バスケしかやってなかったんですが、たまに休みがあると部活の仲間とお寿司とかしゃぶしゃぶの食べ放題に行ったんです。大量に食べるのが青春でしたね」と笑みをこぼす。京山は「高校のすぐ近くが海だったんです。放課後に海に入って遊んでいたときは青春だなと思います」と伝えた。
終盤では、「今後演じてみたい役や野望は?」という質問が登壇者に投げかけられる。中沢が「いろんな役をやってみたいですし、アクションにもチャレンジしたいんです。あとは楽器を扱う役、ヴァイオリニストとかやってみたいですね」とはにかむと、押田は「似合う!」とすかさず声をかけていた。
最後に長谷川は「自分は中学、高校のときにいい子じゃなかったので真面目に青春しなかったんです。青春がなかったことを後悔している気持ちがこういう作品になりました」としみじみ述べ、「撮影が終わって思ったのは、自分にとってこの作品が青春だということです。映画を観終わったあとに青春を感じていただけたらうれしいです」と呼びかける。そして中沢は「監督、キャストが話し合い、助け合って撮影した作品です。僕たちの思い、監督の思いが詰まっています。この作品が何か夢中になれるものを見つけたり、見つめ直すきっかけになればと思います」と願いを込め、イベントの幕を引いた。
「ファストブレイク」は11月22日より全国ロードショー。
映画「ファストブレイク」特報
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