ル・バル
ルバル
Le bal
上映時間：113分 / 製作：1983年（仏＝伊）
解説 パリの下町のダンス・ホール（ル・バル）に、盛装した男女が次々に集まってくる。互いに相手の気を引こうと必死だが、老いの兆しは隠せない。やがて音楽が始まり、踊るにつれて時代は過去へ。若返った男女の陽気なダンス。しかしホールにもファシズムの影が忍び寄り、時代は戦争へ。つらい体験を経た戦後、今度はアメリカ文化の波がホールに押し寄せる……。舞台はこのダンス・ホールだけ、セリフもいっさいなく、音楽と踊りだけで戦前から現代までの時代の流れと、そこに生きる人々の喜怒哀楽を表現した異色作。イタリア風に誇張された登場人物の性格描写、変色した記念写真を使ったカットつなぎなど、監督の巧みな演出とセンスの良さが光る。
スタッフ |
監督：エットーレ・スコラ |
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キャスト |
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受賞歴 |
第34回ベルリン国際映画祭 コンペティション部門
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