フレンチ・ドレッシング(1964年)

フレンチドレッシング

上映時間:86分 / 製作:1964年(英)

解説 すっかりさびれた海辺の保養地ゴームレイ。ジャックは、愛すべきこの町をなんとか活気ある町に戻そうと、映画祭の開催を企画する。“フランスのセックス・シンボルを招いて話題を集めよう“と広報にも精を出し、市長の承認も得て順風満帆に見えたこの企画も、ライバル地の妨害などにあって思わぬトラブルを招いてしまう。K・ラッセルの長編第1作にあたるこの作品は、ラッセルの「エルガー」を見たプロデューサーが“ジャック・タチ・スタイルの映画を“と持ちかけた企画であった。このためラッセルはタチの作品を繰り返し見、“叙情的作品なのに、単なるコメディとしか受け入れられない不幸な映画“と後に回想している。彼のフィルモグラフィの中においても、この「フレンチ・ドレッシング」は愛すべき作品として、ほかを圧倒している。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:ケン・ラッセル
音楽:ジョルジュ・ドルリュー

キャスト

ジェームズ・ボース
マリーザ・メル
ロイ・キニア
アリタ・ノート