逃亡者
トウボウシャ
上映時間:99分 / 製作:1947年(米)
解説 グリーン原作『迷路のような道』を巨匠フォードが映画化した、彼の独立プロの記念すべき第1作。禁酒とカトリック追放が法律化されていた1930年代のメキシコ。反宗教派軍警副官に追われ、逃亡中の司祭は船で国外脱出を図る。しかし、乗船間際に一人の少年の頼みで、彼の母親の死に立ち会い軍警に捕まってしまう。そんな彼を助けてくれたのが、殺人罪で逃亡中のグリンゴだった。無事、安全地帯に逃げのびた司祭だったが、“グリンゴ重傷負う”の知らせを受け、再び戻って来た彼は……。西部劇の雄フォードとしては、珍しく宗教色濃厚な作品だが、その静かで重厚な語り口は味わい深い。メキシコの名花デル・リオの共演も見もの。
スタッフ |
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