血とバラ
チトバラ
上映時間:74分 / 製作:1960年(仏=伊)
解説 耽美的な映像美学を追求するR・ヴァディムが、レ・ファニュの『吸血鬼カーミラ』を映画化した怪奇ロマン。名手C・ルノワールが手掛けためくるめく色彩美を得て、芸術的なヴァンパイア・ムービーに仕上げている。第二次大戦後のローマ近郊。かつて吸血鬼が住んでいたという古城の主レオポルドは、美しき恋人ジョルジアとの結婚を控えていた。しかし仮面舞踏会の夜、ジョルジアの幸福を妬む従妹カーミラの前に、忌まわしい女吸血鬼ミラルカの墓が出現。それ以来、カーミラの周囲で奇怪な出来事が続発する。モノクロームをベースに血だけを赤く染めたパートカラーのショットが鮮烈。
スタッフ |
監督:ロジェ・ヴァディム |
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キャスト |