ローマで夜だった

ローマデヨルダッタ

上映時間:134分 / 製作:1960年(伊)

解説 1943年、第二次世界大戦の戦火に揺れるイタリア。エスペリアは修道尼に変装してヤミ商売に手を出していたが、ある日連合軍側の脱走兵3人と出会い、彼らをかくまう。すでにナチによるローマ侵攻が始まっており、レジスタンスに参加した者は次々と捕らえられ、ある者は銃殺された。もはやエスペリアたちの身の保障もなくなり、彼女たちの必死の逃亡生活が始まるが……。「無防備都市」「戦火のかなた」「ドイツ零戦」の戦争3部作を発表、一躍“ネオ・レアリスモ”の運動とともにその名を世界に知らしめたR・ロッセリーニが低迷期を迎えようとしていたころの作品。フェリーニやアントニオーニの台頭で“過去の人”にならんとしていたロッセリーニ。この作品以降の彼は興業的失敗を繰り返し、テレビの仕事中心に移行していった。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:ロベルト・ロッセリーニ
音楽:レンツォ・ロッセリーニ

キャスト

ジョヴァンナ・ラリ
レオ・ゲン
セルゲイ・ボンダルチュク
ピーター・ボールドウィン
レナート・サルヴァトーリ