《ホルモンズ》

あらすじ・ストーリー　舞台は、スコットランドの孤島。警官エルロイが、ひとりの少女の失踪事件を捜査していた。だが、その実、少女とその母が同一人物で、その事実に島の誰もが気づいていなかった。やがて、エルロイは現実と虚構の境界を失っていき……(『『憂鬱な警官』』)。

解説　フランスの異端的映像作家ベルトラン・マンディコによる6編の短編『憂鬱な警官』、『先史時代のキャバレー』、『乳の露出狂の思い出』、『処女はまだ生きているのか？』、『フェミニズム 突風 そして政治』、『ホルモンの聖母様』で構成された1作。エリナ・レーヴェンソンの演技を軸にして、死と性の入り混じる独特な世界を映しだしている。