ふたつの祖国、ひとつの愛 ～イ・ジュンソプの妻～

あらすじ・ストーリー　第二次世界大戦中、財閥の企業役員を父に持つ令嬢、山本方子と、のちに高名な画家となる留学生イ・ジュンソプが恋に落ちる。1945年、方子は海を渡ってジュンソプのもとに嫁ぐが、朝鮮戦争による戦火と貧困に苦しんだふたりは離ればなれになってしまう。

解説　北海道新聞の元記者で、日本と台湾の関係性を題材にしたドキュメンタリー映画を世に送り出してきた酒井充子監督の最新作。今回、彼女が探求したのは、70年間にわたる韓国人男性と日本人女性の知られざる愛の物語。戦争などの激動の歴史に引き裂かれながらも200通以上の手紙を交わし、一途な想いを貫いた彼らの真実をスクリーンに甦らせる。

スタッフ	監督：酒井充子